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うなぎ生産日本一の町、一色町「みかわ三水亭」で庭園を眺めながら絶品うなぎ料理を堪能する。 <愛知県・西尾市>

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全国的にもうなぎの養殖・生産量で有名な所といえば、愛知県一色町(現西尾市)が挙げられます。三河湾に面しており、古くから養鰻業が盛んな町です。

 

一色町内にはいくつかのうなぎ専門店があります。その中でも一番古いうなぎ料理専門店として知られている、「みかわ三水亭」さんのうなぎ料理を堪能してきましたので紹介したいと思います。

 

「いやぁ~、本当に美味しかったぁ~」

 

 

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一色町のうなぎの歴史

日本のうなぎの歴史は明治12年東京からはじまり、一色町では明治27年からはじまったと言われています。一色町のうなぎ養殖・生産は昭和37年頃から大きく発展し、養鰻専用水道ができたことが大きく貢献しています。

矢作川の水を直接引き込むことで、自然に近い環境が整備され、うなぎへのストレスが減り、よりよいうなぎの成長につながっています。現在のビニールハウスでの養殖でも効果を発揮しています。

 

一色町ではうなぎを稚魚のシラスウナギから育てており、品質管理もしっかり行われている、日本国産うなぎです。日本のうなぎ生産量の約4分の1を生産しており、日本一のうなぎ生産の町がここ「一色町」になります。

 

みかわ三水亭について

みかわ三水亭の敷地は広く、2つの建物と芝生の庭園が広がっています。建物は予約専用のはなれと、通常のお客専用になります。食事をしながら庭園の景色を楽しむことができます。

 

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みかわ三水亭入り口
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左:はなれ(予約客用) / 右:本館

 

アクセス・お店HP

www.mikawasuisankakou.jp

 

庭園

庭園には滝があり、池にはコイも泳いでおり、食事後は庭園で景色を楽しみながら休憩することもできます。

 

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庭園の滝
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はなれ(予約客用)

はなれは完全予約制で個室での案内になります。予約は①11:00~12:15/②12:30~13:45から選択します。前日までに電話(0120-717-819)で受け付けています。予約は1名からでも可能です。キャンセルは当日まで可能で、キャンセル料金も発生しません。しかし、やむを得ない場合を除き、当日キャンセルは避けた方がベターかと思います。

 

限定料理の「大提灯まぶし」は前日までの予約が必要です。ただし、キャンセルする際は前日までの連絡が必要です。限定料理を頼む際は、当日のキャンセルはNGのため、注意してください。

 

はなれに入ったすぐの所に、本日の予約客ボードがあります。念のため、自分の名前があることを確認すると安心です。はなれの建物はまだ新しく、室内は綺麗でおしゃれで落ち着いた雰囲気です。個室は10室ぐらいありそうです。

 

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はなれの廊下
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左:予約客ボード / 右:入り口スペース

 

個室は6人ぐらい座れるテーブルがあり、隣の部屋とはふすまのようなもので仕切られています。ふすまを外せば大人数でもテーブルをつないで食事することが可能です。完全な壁ではないため、隣の声はよく聞こえてきます。

 

窓からの庭園を眺めながら、美味しい料理を楽しむことができます。

 

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左:個室 / 右:窓から見える庭園

 

絶品!うなぎ料理

今回、はなれ限定、予約のみ限定12食の「大提灯まぶし」を頂きました。

西尾市の地元のお祭り「大提灯まつり」の大提灯をイメージした器を使用しています。開けると、ひつまぶしと薬味が入っています。

 

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1杯目はそのままいただく

ひつまぶしはなごやメシのひとつで、最近は全国的にも有名になっているかと思います。たいていのお店に行くと食べ方が書いてあります。ひつまぶしをしゃもじで4等分して、まずはそのままいたただきます。

 

表面はこんがり、皮もパリッと焼いてあり、甘みを伴った香ばしいたれの風味が口いっぱいに広がります。うなぎの身は柔らかく、口のなかでとろけ、脂の乗ったうなぎの甘味と旨味がたまりません。たれとうなぎの相性は抜群です。

 

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ひつまぶし

 

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1杯目はそのままいただく

 

2杯目は薬味でいただく

2杯目は薬味をのせていただきます。薬味は、薬味ネギ、きざみ海苔、わさびの3種類です。薬味をのせることで、ネギの食感と海苔の磯の香りがアクセントとなり、また違った味わいを楽しむことができます。わさびを付けることで、さっぱりした味わいにもなります。

 

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2杯目は薬味をのせていただく

 

3杯目はだし汁でいただく

3杯目は薬味をのせたところに、だし汁をかけていただきます。お茶漬けのようにサラサラっといただきます。だし汁とうなぎのたれ、脂が混じり、なんとも贅沢な、旨味の詰まったお茶(だし汁)漬けを味わえます。

 

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3杯目はだし汁でお茶漬けにていただく

 

最後は自由にいただく

最後の4杯目は好きな食べ方でいただきます。そのままでも、薬味をのせて、だし汁をかけても自由です。それ以外の食べ方をあみだしたら、それでもぜんぜんOKです。食べ方はあなた次第です。

 

特丼

普通のメニューに特丼というものがあり、一般的なうなぎのかば焼きをのせた丼ものです。うな丼、上丼、特丼とあり、特丼はうなぎがご飯の中にもあり、2段構造になっています。ごはんの大盛も可能です(写真はごはん大盛)。うなぎのたれもテーブルに置いてあり、追いたれ自由です。

 

たれが甘辛くて、うなぎの皮もパリッと焼けていて、身もふわっとしています。うなぎの脂で後味がまろやかでとても美味しいです。

 

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特丼(ごはん大盛)

 

食後のデザート

西尾市はお茶の産地としても有名で、食後にはお茶と関係のあるデザートが出てきます。大提灯まぶしでは、お茶のムースと小豆餡を寒天で包んだものと玉露茶とアイス、特丼はアイスと別のデザートがつきます。アイスは抹茶、ミックス、バニラから選択できます。

 

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左:玉露とデザート / 抹茶アイス(ミックス)

 

まとめ

うなぎで有名な町、一色町の「みかわ三水亭」の絶品うなぎ料理、大提灯まぶし、特丼について紹介しました。

 

日本一の生産量で稚魚から育て、品質管理された国産うなぎを、職人の手でたれをまとわせ、じっくり焼き上げたうなぎは絶品の一言です。愛知県にはひつまぶしのお店が多くありますが、地元一色でぜひ、味わってもらいたいです。

 

愛知を旅する際はぜひ、うなぎ日本一の一色町に立ち寄り、絶品うなぎを味わってみることをお勧めします。