ウェイクで行く車中泊の旅

軽自動車ウェイクでの車中泊日記やアイテムを紹介していきます


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軽自動車での車中泊で高まるリスク。エコノミー症候群にならないために実施すべきこと。

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車中泊の魅力は、好きな場所へ行き、好きな時に寝られるといった、自由気ままに時間を気にせず旅ができることかと思います。狭い車内でも工夫をすれば快適に過ごせるスペースになります。

 

そんな快適車中泊ですが、やはり車内の広さには限界があります。特に軽自動車になると、寝るスペースを確保するだけでも大変です。特に夫婦で車中泊すると、寝返りするのも一苦労の状態になります。

 

そのような環境で長い時間を過ごしていると、あるリスクが襲いかかってきます。

 

「エコノミー症候群」です。

 

ニュースなどで一度は聞いたことがあるかと思います。今回は車中泊でのエコノミー症候群のリスクと予防法について考えていきたいと思います。

 

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エコノミー症候群とは

飛行機や車内などの狭い空間で、長時間足を動かさない状態が続くと、血の固まり(血栓)ができ、血液中を流れると最悪、肺塞栓などになる恐れがあります。初期症状としては、足や膝の腫れ、むくみがあり、症状が進むと息切れなどの呼吸困難やだるさなどが現われてきます。場合によっては重症化する恐れもあります。

 

しかしエコノミー症候群ですが、いくつかの予防法を実践すれば防ぐことができます。次から、その予防法について考え、車中泊でどのように実践するかについて紹介したいと思います。

 

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予防法

エコノミー症候群ですが、厚生労働省からも予防法について紹介されています。昨今の地震や大雨などの天災で車内での避難を余儀なくされた方々が、エコノミー症候群にならないよう、注意喚起として公開されています。

 

【予防のために心掛けると良いこと】
 予防のためには、
   (1) ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
   (2) 十分にこまめに水分を取る
   (3) アルコールを控える。できれば禁煙する
   (4) ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
   (5) かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
   (6) 眠るときは足をあげる
  などを行いましょう。

<引用:エコノミークラス症候群の予防のために(厚生労働省)

 

それぞれの予防法について、車中泊の際に実施していることを順を追って紹介したいと思います。

 

(1)ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う

軽自動車の場合、車内のスペースが限られており、立ち上がったり、体を大きく動かすことはまず無理な状況です。寝るまでの間は、2,3時間ごとに車外に出て、軽くストレッチ運動をするとよいかと思います。

 

室内でも座って上半身のストレッチや横になれば足の曲げ伸ばし程度も可能です。とにかく、同じ姿勢を長時間続けず、定期的に軽い運動をするように心がけます。

 

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(2) 十分にこまめに水分を取る

車中泊をしているとついトイレに行くのが面倒になり、水分を取ることを避けてしまいますが、こまめに水分を取ることは重要です。血液がドロドロにならないよう、常に水やお茶をストックして、いつでも飲めるところに置き、こまめに飲むのがベストです。

 

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いつでも水分が取れるように!

 

(3) アルコールを控える。できれば禁煙する

アルコールを摂取することで利尿作用が高まり、脱水症状になる恐れがあります。特に夏場の暑い時期は、汗とお酒の量以上に水分が出てしまい、より危険性が高まります。

 

適度に飲むのはよいかと思いますが、過度の飲酒は避けた方がよいでしょう。車中泊では、いつトラブルが起きて車を移動する場面になるか分かりません。そのような時に飲酒運転にならないためにも、アルコールは控えておいた方がベストかと思います。

 

最近はノンアルコールもおいしくなってきましたので、代用するのもありかと思います。自分はノンアルコールで車中泊を楽しんでいます!

 

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ノンアルコールビールとおつまみで乾杯!

 

(4) ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない

車内でジーパンなどで寝るのに抵抗があり、上下スウェットに着替えて過ごすようにしています。体を締め付けたり、はだけたりする服装は寝てても気になり、快眠にもよくないかと思います。

 

ただしあまりゆったりした服装で道の駅などをウロウロしていると、いかにも車で宿泊しています感がでそうなので、なかなか難しいですが、服装には注意すべきです。

 

(5) かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする

狭い室内でも横になれば足の上げ下げは可能なため、疲れたら横になって足の屈伸や上げ下げを積極的に実施します。その際に、ふくろはぎを揉み、血行をよくすると良いかと思います。

 

(6) 眠るときは足をあげる

横になって寝ていれば、椅子に座った状態と違って足に血が溜まりにくい状態かと思います。それでも少しでも足を上げておくことで、エコノミー症候群のリスク低減につながります。

 

愛車ウェイクのシートアレンジで、リアシートの背もたれを調整することで、若干斜めの状態にしてあります。これがちょうど、足を上げるという点にマッチしており、寝るときは心臓より足を高くして寝ることができています。

 

人の絵が何かの現場検証みたいで、写真を載せるのを躊躇いましたが、こんな感じで足が上がった状態で寝ています。

 

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まとめ

車中泊でエコノミー症候群にならないために、実施すべきことをまとめてみました。

 

軽自動車では室内空間が限られており、よりエコノミー症候群を発症するリスクが高くなっています。発症しないためにも、定期的な運動、こまめな水分補給、寝る姿勢など、できることから実践していく必要があります。

 

エコノミー症候群にならないためにも、リスクをしっかり理解し、予防法を実践することで、これからも楽しい車中泊の旅を続けていきましょう!