ウェイクで行く車中泊の旅

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四国をぐるっと車中泊でめぐる旅日記~2日目【高知・室戸岬、桂浜編】

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初めての四国車中泊旅。

2日目は高知県の南東に位置する室戸岬と、坂本龍馬像でも有名な桂浜をめぐります。今日も気ままな車中泊旅。さて、どんな旅が待っているのか。

 

 

 

道の駅「鷲の里」を出発

初めての四国での車中泊場所として選んだ、道の駅「鷲の里」。川沿いの自然豊かな場所で、のんびりすごさせていただきました。いつものように朝早く目が覚め、道の駅内をぶらりと散策。

 

道の駅「鷲の里」~早朝の様子

 

すぐ近くには那賀川があり、道の駅からも河川敷に降りることができます。川の流れる音、小鳥のさえずり、早朝の清々しい空気の感じが何とも言えない心地よさです。缶コーヒー片手にのんびり。さて、そろそろ出発しますか。

 

道の駅近くを流れる那賀川

 

目指すは室戸岬

最初の目的地は、四国南端に位置する「室戸岬」です。海岸線をひた走り、まずは途中にある「室戸世界ジオパークセンター」に立ち寄ります。海岸線沿いのドライブは最高ですね。途中、道の駅「宍喰温泉」でちょっと休憩。

 

海岸線沿いを爽快ドライブ~途中で道の駅「宍喰温泉」で休憩

 

海沿いの道の駅で、駐車スペースからの目の前に広がる海の景色は最高でした。ここで車中泊してみたいところですが、長時間駐車はNGとのこと。短時間での休憩をすませ、さらに南を目指して出発です。

 

おすすめ立ち寄りスポット「室戸世界ジオパークセンター」

室戸岬へ向かう途中に、「室戸世界ジオパークセンター」があります。室戸の自然、文化や歴史を知ることができるスポットです。少し早く着きすぎて、少しだけ駐車場で待つことに。一番乗りを狙います!

 

室戸世界ジオパークセンター

 

ジオパークとは、今現在の自然の姿からその成り立ちを知り、未来に向けやることを考える場所とのことです。日本にもいくつかのジオパークがあり、ここ室戸もそのひとつです。過去の周期的に起こった地震により、隆起した台地が室戸には広がっています。

 

室戸の自然、文化、歴史を学べる

 

センター内にはガイドさんもいて、もっと知りたい方には詳しく説明してくれます。室戸に行く際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。

 

岩がゴロゴロ。独特な雰囲気の景色が広がる室戸岬

センターを後にし、さらに車を走らせると、南端に位置する室戸岬に到着します。岬近くの駐車場に車を停め、周辺を散策。駐車場にある展望台から室戸岬を一望できます。

 

ゴロゴロした岩が広がる室戸岬の景色

 

展望台(駐車場内)

 

駐車場から浜の方へ向かうと、そこには大小さまざまな岩がゴロゴロ。元々は海底だった場所が、地震により隆起し陸になったようです。岩だけでなく地層も楽しめるので、最近はまっている断層探しをしちゃいました。発見するとなぜか嬉しくなる!?

 

室戸岬

 

大小さまざまな岩がゴロゴロ広がる

 

散策していると銅像を発見!幕末の志士、土佐藩出身の中岡慎太郎の銅像でした。坂本龍馬とともに激動の時代を駆け抜け、大河ドラマ龍馬伝にも登場した有名な方ですね。室戸岬は夜明けの美しい日の出が見られるスポットでもあるようです。

 

室戸岬から海を見つめる中岡慎太郎像

 

岬といえば灯台!そう、ここ室戸岬にも灯台があります。さきほどの写真の中に、灯台が見えています。分かるかな。次はその灯台に向かってみます。

 

灯台へは室戸スカイラインを走り、24番目の札所「最御崎寺」の先にあります。お寺の駐車場から歩いて5分ほどの場所にあります。お寺でお参りしつつ、灯台を目指します。

 

24番札所「最御崎寺」

 

室戸岬灯台に到着。

灯台のすぐ近くまで行くことができ、照射灯を目の前で見ることができます。ここからの灯台と海の景色は最高ですね。天気が曇ってしまい、青空を楽しめなかったのが残念。。

 

室戸岬灯台

 

灯台から車ですぐのところに、室戸スカイライン・展望台があります。ちなみに、室戸スカイラインは無料の道路です。展望台の駐車場に着くとたくさんのノラ猫ちゃんが・・・。その先の階段を上がると展望台になっています。確かにジオパークで聞いたように、海から隆起して形成されたような台地が広がっていますね。

 

室戸スカイライン・展望台からの景色

 

行ってみたかった桂浜を目指す!

室戸岬を堪能し、次に目指すは桂浜。四国に来たら絶対行きたい観光スポットで、あの有名な坂本龍馬の銅像に会える場所でも有名です。どんなところかワクワクしちゃいます。

 

桂浜公園駐車場~広くて停めやすい

 

桂浜はよさこい節の一節で、「月の名所は桂浜・・・」と出てくる名所です。緩やかな弓型の浜辺が広がり、のんびりと散策を楽しめます。近くには水族館や坂本龍馬記念館もあります。

 

桂浜

 

桂浜を散策する際は少し注意を。高波が来るそうで、水際まで行くと危険とのことです。看板での注意喚起に加え、数名の警備員さんも常駐しています。美しい景色に魅了され、波打ち際まで行かないように・・・。

 

波打ち際まで近づきすぎると注意されることも

 

桂浜を一望!龍王宮

桂浜の先端に龍王宮の社があります。高い岩山に鎮座し、そこから美しい海と桂浜を一望することができます。

 

龍王宮

 

ここから眺める桂浜は、おそらく桂浜No1の絶景スポット、写真撮影スポットかと思います。桂浜の全景、緩やかな弓型の美しい浜辺の景色を堪能できます。

 

桂浜を一望できる絶景スポット

 

坂本龍馬像に会う!

桂浜に来たら、絶対会わないといけない人物が。それは、坂本龍馬像です。桂浜と海を望むように、高台に龍馬像があります。さすが人気のスポット。多くの観光客と写真撮影の人々。その中に自分も参加して、パシャっと写真撮影。見事に逆光でした・・・。

 

坂本龍馬像

 

美しい桂浜の景色、そして坂本龍馬に出会えて、最高の思い出になりました。天気が晴れてきて、散策も気持ちよかったですね。想像通り、素晴らしい観光スポットでした。

 

 

雲の上の温泉でゆったり疲れを癒す

今日も朝早くから観光スポットめぐり。そろそろ車中泊場所を探す時間になってきました。日帰り温泉施設「雲の上の温泉」と隣接する、道の駅「ゆすはら」を目指します。山道を走ること数時間。山の中に温泉施設が見えてきました。

 

雲の上の温泉

 

夜で暗くて分かりにくいですが、奥の方にライトアップされた建築物があります。雲の上のギャラリーと呼ばれ、中は通路になっています。近くに行ってみると、まるで積み木のように木が組まれた特徴的な形をしています。近くで見ると圧巻です。

 

雲の上のギャラリー

 

絶品!ゆすはらカツカレー!

温泉施設に到着し、お腹も空いていたので、まずはご飯をいただくことに。お土産屋と食事処があり、木の温もりが感じられる落ち着いたスペースになっています。買い物、食事だけでも利用できます。

 

お土産屋とお食事処

 

食事処メニュー

 

どれにしようかな。ジビエとかキジのダシカレーも気になる。でもやはり選んでしまうのが、カツカレー!「ゆすはらカツカレー(税込み1,150円)」を注文しました。揚げ物は時間がかかるので、その間、コーヒーでくつろぎタイム。食事をした方はなんと!コーヒーがサービスなんです。しかもおかわりできちゃう。のんびりしていると、待ってました!カレーの到着です。

 

ゆすはらカツカレー(税込1,150円)

 

肉厚のカツに濃い色のカレーソース。これは絶対旨いカレーで間違いない。まずはカレースープから・・・こ、これは、うーーまい!!

カレーはドロッとした感じで、煮込まれた具材やスパイスで、とにかく旨味が半端ない。いやな酸味もなく、とにかく鼻を抜けるスパイスの香りと、カレーの旨味に惚れ惚れ。辛くないので小さなお子様でも大丈夫かと思います。そして肉厚ジューシーなカツ。脂のまろやかさがカレーの風味とよく合います。うまーーーいい!

 

お風呂でのんびり、そして本日の車中泊場所へ

お腹も満足し、ゆっくり温泉を堪能。かなりトロトロのお湯で、のんびりできました。さてそろそろ車中泊場所に行かないと。と言ってもすぐ隣が道の駅「ゆすはら」なので移動も楽ちん。しかし、行ってみると思わぬ出来事が・・・。

 

道の駅が休止中・・・。ロープが張られていて中にも入れず、周辺も真っ暗。駐車スペースは少しあるものの、トイレが使えないのはNG。よし!近くの別の道の駅を探そう、ということで見つけたのが、道の駅「布施ヶ坂」です。

 

道の駅「布施ヶ坂」

 

山の中の自然豊かな場所にある道の駅で、ここでの車中泊は大正解でした。車中泊の様子は別の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。

 

 あわせて読みたい 

 

さいごに

四国をぐるっと車中泊でめぐる旅~2日目、室戸岬、桂浜編を紹介しました。

 

日本のジオパークのひとつ室戸岬や、桂浜など、自然や歴史に触れて感じることができ、四国の名所を満喫した車中泊旅になりました。雲の上の温泉のカツカレー、そして温泉で旅の疲れもリフレッシュできました。道の駅休止という予定外もありましたが、代わりに良い道の駅も発見することができました。予定外との出会い、これも気ままな車中泊旅の醍醐味だと思っています。

 

3日目は四国カルスト、そして四万十川沿いに四国最南端の足摺岬を目指します。次回へ続く・・・。

 

2日目の車中泊旅の行程