奈良・和歌山・三重の3県に跨った山奥に、瀞峡と呼ばれる景勝地があります。エメラルドグリーンに輝く北山川と迫力のある切り立った岸壁が織り成す美しい大渓谷です。観光ジェット船からの眺めを楽しむこともでき、多くの観光客で賑わっています。
名勝地「瀞峡」ですが、そこでしか味わえない絶品ハヤシライスがあります。閉館した旧瀞ホテルの建物をカフェとして利用し、夫婦で営業されています。人気があるカフェで、連休や休日などは多くのお客さんで賑わっています。食材がなくなり次第、その日の営業は終了となるため、ハヤシライスを目的で来る方もいるかと思います。
平日に訪問し、ハヤシライスを味わうことができましたので、お店の雰囲気もあわせて、紹介したいと思います。
※カフェの様子は、18年10月頃に訪問した際の写真になります。
アクセス方法
車で行く場合は、国道311号→169号を走り瀞峡を目指します。以前は169号が山道特有のくねくね道でしたが、新しく道路が整備され、スムーズに行くことが可能になりました。
169号を走り瀞峡の案内看板がありますので、そちらに向かいます。観光客用の駐車場がありますので、駐車し瀞峡の入口へ向かいます。お店は瀞峡の中にあります。
瀞峡の入口にはトイレとバス専用の駐車スペースがあります。
営業時間
開店時間は11:30からで食材がなくなり次第、営業終了になります。営業時間や定休日が変わる可能性もあるため、事前に問い合わせしておくと安心です。
・営業時間:11:30~なくなり次第終了
・予約:可(時間指定)
・定休日:水、木
・連絡先:0746-69-0003
・住所:〒647-1581 奈良県吉野郡十津川村大字神下405
お店の場所
瀞峡の入口から階段を降り、すぐのところにお店があります。旧瀞ホテルをカフェとして再利用し営業しています。大正6年創業のホテルで、木造で歴史を感じる建物です。ホテルというより昔ながらの和風旅館といった感じです。
店内には靴を脱いであがります。
旧瀞ホテルですが、ホテルとしては03年に閉館しましたが、その後、先代の息子夫婦が戻ってきて、13年にこのカフェを始めたとのことです。お店の名前もそのまま、「瀞ホテル」となっています。将来的にホテルとして復活させたい思いもあるのかと思います。
絶品!ハヤシライス!
お店の奥様が作られる特製ハヤシライスがこのお店の看板商品になっています。迷わず、ハヤシライスを注文しました。
苦みが効いたコクのある大人の味わいで、牛肉のうまみともマッチして大変おいしいハヤシライスです。ハヤシライスへの勝手なイメージで甘めで酸味もあるかと思っていました。イメージを覆すような大人のハヤシライスです。
見た目ですが、瀞峡のイメージに似ているような気がします。
食事場所ですが、レトロ感があり、落ち着きがあります。また、テーブルの向かいには瀞峡が広がり、美しい景色を眺めながら食事を楽しむことができます。
元旅館の雰囲気を楽しむ
カフェの2階は畳の大広間と縁側があり、元旅館の雰囲気が伝わってきます。縁側からも瀞峡の景色が楽しめます。
まとめ
名勝 瀞峡の近くにある瀞ホテル(カフェ)のハヤシライスを紹介しました。大人の味わいで食べ始めは少し苦みを感じますが、食べていくうちにうまみが口いっぱいに広がり、大変おいしいハヤシライスです。
迫力のある瀞峡の景色を見ながら、レトロ感漂うカフェで、絶品のハヤシライスを味わう。非日常気分が味わえて最高です。瀞峡を訪れた際は、ぜひ、ハヤシライスも味わってみてほしいです。
訪問する際は、開店直後にすぐ行った方がよいかと思います。
・・・先日、昼過ぎに再訪しましたが、売り切れで閉店していました。あらためて、その人気を認識しました・・・