中国地方をめぐる車中泊の旅。
4日目は赤い鳥居が連なる元乃隅神社や角島大橋、そして本州最西端・毘沙ノ鼻を目指します。下関でふくグルメを楽しみ、またまた発見!ドライブインと併設した日帰り温泉で疲れを癒し、道の駅「みとう」に向かいます。
- 道の駅「ゆとりパークたまがわ」を出発
- 赤い鳥居が立ち並ぶ圧巻の景色!~元乃隅神社
- エメラルドグリーンの海に映える角島大橋
- 本州最西端 「毘沙ノ鼻」
- 下関でふく料理を楽しむ
- ドライブインと併設した日帰り温泉「みちしお」へ
- 道の駅「みとう」に到着
- 旅の行程(4日目)
道の駅「ゆとりパークたまがわ」を出発
夜中もずっと雨が降り続け、明け方になると少し弱くなるが、暗い雲が立ち込め、相変わらずどんより空模様。少しでも気分を上げようと、早朝の道の駅周辺を散歩し、ベンチに座って缶コーヒーを飲み、のんびり朝のひと時を過ごす。しばらくすると、想いが届いたのか、雨が止み、空も少し明るくなってきました。よっこらしょ、さて、そろそろ出発しますか。今日も長旅だぞ!
赤い鳥居が立ち並ぶ圧巻の景色!~元乃隅神社
山口県の北側、日本海に面した場所に、赤い鳥居が立ち並ぶ、元乃隅神社があります。テレビや観光ガイドなどでは、必ずと言っていいほど紹介されている人気のスポットです。平日にも関わらず入口近くの駐車場はほぼ満車で、観光バスも来ています。
「おお!すごい!」
海に向かって赤い鳥居が連なり、緑の木々の中をうねるように海に向かっています。その姿は神秘的で、まるで躍動する龍にも見えてきます。
鳥居の中は階段になっており、下の岩場まで下りることができます。
鳥居に一歩踏み居ると、そこは赤一色の世界。外とは別世界のような不思議な気分になります。心なしか元気が出てくるような。赤い龍(鳥居)からパワーを頂いているのかもしれませんね。
岩場から見上げると、鳥居の向こうに本殿があります。その手前には大きな鳥居があり、周囲には多くの人が集まり、何やら上を見て何かをしているようです。
「えいっ!あ~ダメだった。。もう1回、えいっ!」
見上げると、そこにはハートマークのお賽銭箱がありました。
ここをめがけてお賽銭を投げ込んでいたようです。難易度が高く、何度やっても入らない人がたくさん。そんな中、なんと!自分は3回目で投入成功しました!「おお~!」周囲からの驚きの声にちょっと照れくさい。風が強かったため、少し風上側に投げたところ、見事に風に運ばれて入りました。他の方も見事成功!思わず拍手しちゃいました。
エメラルドグリーンの海に映える角島大橋
山口県の北西に位置し、ドライブやサイクリングで人気の「角島大橋」があります。角島まで全長1,780mの橋で、周囲には美しい白浜とエメラルドグリーンの海が広がります。
到着した時は相変わらずのどんより空模様。さらに雨まで降ってきちゃいました。展望台まで行き、雨に濡れながら写真をカシャッ!天気が悪くても海の綺麗さと角島大橋の雄大さは感じられました。
橋を渡り角島の端まで行くと角島灯台があります。
本州最西端 「毘沙ノ鼻」
山口県といえば本州最西端の県。ということは、最西端スポットがあるはず。ありました!角島大橋から南にしばらく走ると、本州最西端「毘沙ノ鼻」があります。鼻とは海に突き出した地形のことです。
駐車場近くの入口から毘沙の鼻までは歩いてすぐです。細い遊歩道を抜けると、目の前に海が広がる場所に到着します。ここが本州最西端「毘沙ノ鼻」です。これで本州端っこのうち、2つコンプリートしました(ここと最南端の和歌山潮岬)。残りは青森と岩手、コンプリートめざし、旅は続きます。
下関でふく料理を楽しむ
下関といえばふく料理ですね。こちらではふくと福をかさねて、そのように呼ぶようです。
唐戸市場まで車を走らせ、ショッピングモール「カモンワーフ」に到着。飲食店やお土産屋がある3階建ての建物で、海側の遊歩道で3匹のかわいいふくたちが迎えてくれます。近くの唐戸市場まで散策してみました。
夕方過ぎで市場は営業終了し、閑散とした雰囲気です。2階の渡り廊下を周辺を眺めながら歩いていると、大きなふくの置物を発見しました。撫でながら願いを込めると夢が叶う、フクマネキン(福招金)で、お金を招くご利益にあやかろうと、思いっきりなでなでして、唐戸市場を後にしました。
関門海峡に架かる関門橋の向こうに見えるのは九州です。
ここが本州と九州を結ぶ場所で、あの橋を渡ると九州。まだ一度も行ったことがないんです。楽しみは次回に取っておこうとの想いで、今回の旅はここで引き返します。必ず、車中泊旅します!
お腹がぐぅ~、そういえば今日は食事はまだだったかも。
「はらが、、へった・・・」
よし近くでふく料理屋を探すぞ!
カモンワーフに戻り、ふくを食べられるお店を探してウロウロしていると、回転すし「すし遊館」さんがまもなく営業するということで、ここに決めました。入口の看板には、とらふく刺しに唐揚げ、ふく汁と、見ているだけでよだれが止まらん。お腹もペコペコ、よし、ふくをたらふく食うぞ!
まずはとらふく刺しを注文。ふく刺し、初めて食べるかもしれません。。早速口に入れると、身がプリプリで甘みと旨味がすごい。刻んだ皮のコリコリの食感がくせになります。新鮮でプリコリ!ふくの味と食感にハマっちゃいました。
ふくの唐揚げは身がふっくらで、噛むとジューシーなふくの旨味が口いっぱいに広がります。ほくほくふっくらで、からあげもうまい!旨味がぎゅっと凝縮されたふく汁と、大満足のふくづくしでした。
お寿司も贅沢に本マグロ御三家、ほたて、桜鯛、あなごと、贅沢に頂きました。ネタがどれも新鮮で食べ応えがあり、美味しさに財布のひも全開で、ふくと寿司を心ゆくまで堪能しちゃいました。あぁ~、うまかった、、ごちそうさまでした!
ドライブインと併設した日帰り温泉「みちしお」へ
目もお腹もふくづくしで満たされ、カモンワーフを後にし、ドライブインと併設した日帰り温泉「みちしお」へ、ひとっ風呂浴びに、行ってみました。
温泉にゆっくりつかり、旅の疲れを癒し、しばしのんびり。
気になるドライブインにも寄ってみました。
店内にはお刺身やフライなど、色々な種類のおかずがならび、タッチパネルで好きなメニューを注文するスタイルです。お店の一押し、「貝汁」を頼んでみました。
サイズは3種類あり、大は2人前ほどの量のあさりがたっぷり入っています。普通サイズでもあさりの量が多く、食べ応えがあります。じっくり煮込んでいるためか、貝のエキスがたっぷり汁にしみだし、舌鼓するほどのうまさです。お店一押しに偽りなし!寄ったらぜひ味わってほしいおすすめメニューです。
道の駅「みとう」に到着
翌日の目的地の近くまで移動し、道の駅「みとう」に到着すると、5台ほどの車中泊車が停まっていました。外灯近くの明るい場所に停車し、今晩の車中泊場所はここに決定。旅の疲れと温泉ポカポカの心地よさで、気付くとぐっすり睡眠。明日の旅に備えて、しっかり休憩します。おやすみなさい。。
5日目は道の駅近くの秋芳洞と秋吉台、そして錦帯橋をめぐります。また、こっちも初めて、広島お好み焼きを自分で焼いてみました!うまく焼けたか不安ですが。。
旅の行程(4日目)