四国をめぐる車中泊旅の最後の目的地として訪れた瀬戸大橋。
本州岡山県倉敷市と四国香川県坂出市を結ぶ大橋で、10個の橋で構成された全長9,368mにもおよぶ大きな橋です。自動車だけでなく電車も走る、世界最長の道路鉄道併走橋でもあります。開通したのは昭和63年で、当時話題になったのを今でも覚えています。
四国旅の締めくくり、瀬戸大橋をぶらり散策してみます。
瀬戸大橋記念公園に向かう
こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮を後にし、向かったのは瀬戸大橋近くの瀬戸大橋記念公園です。芝生広場、球技場、記念館などを備えた公園で、道の駅にもなっています。
駐車場は3か所あり、広々とした道の駅です。車中泊してみたくなりますが、金土休日の前日、年末年始（12/28-1/2）は夜間17：30以降は閉鎖されてしまいます。車中泊するなら別の場所を探した方が良さそうです。
公園内をぶらり散策
園内はとても広く、歩き甲斐があります。北駐車場に停めてまず向かったのが、マリンドームという施設です。イベント舞台になっており、ドーム開口部からは瀬戸大橋を眺めることができます。屋根があるため、暑い日の散策の休憩場所としても最適です。
マリンドームから公園のメイン通りに出てみると、遠く向こうに不思議なかたちの建物が見えてきました。なんだろうと思いながら行ってみることに。
メイン通りの途中には、水の回廊と呼ばれる噴水があります。瀬戸大橋をイメージした噴水ですね。近づいたら噴水が上がりはじめたので、ちょっとびっくりしちゃいました。瀬戸大橋の特徴である吊り橋を見事に再現しています。
気になる建物に到着。近くでみても不思議な感じ満載ですね。マンガやゲームに登場する舞台を彷彿とさせています。神殿や宮殿みたいで、上の階のバルコニーからメイン通りを眺めると、偉い人の気分が味わえそうな、そんな妄想に耽っちゃいました。
到着して建物の正体が判明しました。なんと！記念館でした。側面に回ると記念館への入口があり、ここ坂出市のマスコットキャラのさかいでまろのパネルが迎えてくれます。さっそく宮殿･･･、いや、瀬戸大橋記念館に入ってみました。
瀬戸大橋を知って感じられる記念館
記念館は入館無料で利用できます。館内にはシアターや展示物、展望台など、瀬戸大橋のことを知って、感じられるスポットがたくさんあります。天井全面スクリーンの大迫力シアターは必見です。瀬戸大橋と宇宙！？未来をアニメで描く壮大なストーリを楽しめます。
瀬戸大橋ってどうやって作ったの？
という疑問に答えてくれる展示物もたくさんあります。ミニチュアや実物大モデルなどで詳しく説明されています。小学生の自由研究スポットとかにいいですね。大人でも興味津々で楽しめました。
展示コーナーの一角には銅像があり、瀬戸大橋建設に尽力された方とのことです。建設のリーダーだった杉田秀夫さんは、NHK番組プロジェクトX「男たち不屈のドラマ瀬戸大橋・世紀の難工事に挑む」に登場しています。映像を通じて、瀬戸大橋にかける想いや使命、苦労がひしひしと伝わってきました。
記念館内の休憩スペースからも瀬戸大橋を一望できます。記念館周辺にはいくつもの瀬戸大橋を眺められる絶景のスポットがあります。空模様も徐々に回復し、綺麗な青空が広がり、美しい瀬戸大橋の姿を満喫できました。
瀬戸大橋・四国健康村でのんびり
瀬戸大橋を満喫したのち、本日の車中泊場所へ向かうことにしました。
今回の四国旅での最後の車中泊ということで、湯YOUパークを利用し、健康ランド「瀬戸大橋・四国健康村」でのんびりすることにしました。夜の2時まで館内でお風呂や休憩スペースを利用できます。
入館後はとにかくお風呂三昧、そしてお食事。その後は、大衆演劇を楽しみました。楽しかった！
遅い時間までたっぷり楽しんだ後、駐車場の専用スペースで車中泊。今回の四国旅での最後の車中泊です。おやすみなさい。。
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さいごに
四国を車中泊でめぐる旅、最終日の7日目も無事に終わりました。
瀬戸大橋を間近で眺め、そのスケールの大きさに圧倒されるとともに、橋が完成するまでの歴史にも触れ、先人の想いや苦労があり、今の便利さを享受できていることをつくづく感じることができました。
四国健康村ではたっぷり休息でき、1週間にもおよぶ車中泊旅の疲れも充分に癒されました。まだまだ車中泊旅が続けられる体力に戻りましたが、残念ながらタイムリミット。いつもの日々のお仕事モードが待ってます。。
四国をぐるっと車中泊でめぐる旅日記、これにて無事終了です。
いつかはめぐってみたかった四国。想いが叶い、また、無事に楽しくめぐってこられたのも、多くの方々のおかげかと思っています。感謝を忘れずに、これからも日本全国を車中泊でめぐっていきたいと思います。
7日目後半の車中泊旅の行程
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