2019-10-27更新
東名高速道路 岡崎ICを降りて国道1号線を東に進み、道の駅「藤川宿」を過ぎて数km走ると、一畑山薬師寺へ向かう入口があります。山を切り開いた場所に建立されており、入口から山道を頂上まで登っていくと、目的地のお寺があります。
一畑山薬師寺は全国的にも珍しく「御霊泉」と呼ばれる温泉が境内(敷地内)にあります。お寺でお参りし、温泉にも入ることで心も体も癒され、充実した気分が味わえます。
一畑山薬師寺の場所
東名高速 岡崎ICから国道1号線を東に向かうと道の駅「藤川宿」があります。その道の駅より、更に東に1kmほど走ると、一畑山薬師寺の案内看板があります。
お寺は山を切り開いた頂上に建立されており、山道を登っていきます。途中に大きな山門があり、くぐって更に登っていきます。結構な傾斜になっているので、車がないときついかもしれませんが、健康のため自転車や歩いていくのも良いかもしれません。
夏になると緑が美しく、春は桜、秋は紅葉と季節を通じて楽しませてくれます。お寺へ向かう山道ですが、夕方5時になると入り口のゲートが閉まりますので時間には注意してください。
一畑山薬師寺に到着
頂上まだ登ると大きく、立派な本堂に到着します。
向かって正面が本堂、右側に手水舎(手洗い場)、お札を頂く場所、食事場所、温泉施設などがあります。駐車場は600台ぐらいは軽く停められるので困ることはないかと思います(写真の右奥に広大な駐車場があります)。ただし、イベント時、特に節分祭などでは、たくさんの参拝者が訪れるため、山道入口の国道1号線まで大渋滞することがあります。
一畑山薬師寺は温泉でも有名ですが、2012年に黄金の涅槃像が完成しています。全長は8.94(やくし)mで、近くで見ると迫力があります。有料ですが胎内めぐりや足の裏を触ることができます。
涅槃像が完成した直後に訪問した際の写真になります。完成直後は写真撮影OKでしたが、現在は写真撮影NGになります。
いざ、温泉施設「御霊泉」へ!
温泉に入るためには条件があり、「祈祷を受ける」必要があります。日帰り温泉のように料金を払い温泉だけ入るということができません。お寺の受付で祈祷を申し込むと温泉券がもらえて、それを温泉施設の受付で渡すと入ることができます。
祈祷で最低1500円払えば温泉券を2枚もらえます。3000円なら5枚・・・と祈祷料によって枚数がお得になるシステムです。祈祷ですが家内安全でも交通安全でもOKです。本堂に案内され祈祷してもらえます。
祈祷が終わり、いざ温泉施設に向かいます。受付で温泉券を渡すと、ロッカーのカギと飲める御霊泉をいれる500mlのペットボトルを渡されます。御霊泉は入浴場入り口の近くに汲むところがあります。
タオルは忘れた場合、100円で一畑山の文字が入ったタオルを購入できます。シャンプー、ボデーソープは備え付けてあります。
温泉「御霊泉」 引用:ジョルダン
温泉からの眺めは大変すばらしく、緑の山々や季節により桜や紅葉が楽しめます。露天風呂はなく室内風呂のみですが、「金運」、「長寿」など願い事ごとに一人用の壺湯があります。今のところは迷わず金運の壺湯には入っておこうと思います。
休憩所と食事処も完備
温泉に入ったあとは、施設の1階の休憩所で食事や休憩をすることができます。だんご、うどんやそばなどの軽食からご飯ものまであります。休日のお昼になると、多くの参拝客でテーブル席は一杯になります。奥に座敷もあり、食事や温泉入浴後の休憩場所として利用できます。


年間通じてイベント盛りだくさん
一畑山では年間通じて様々なイベントが開催されています。
訪問した日は「秋の文化祭」ということで、地元の有志の方でしょうか、日頃の練習の成果を発表されていました。
お得な会員制もある?
一畑山薬師寺によく訪問し、温泉もたくさん入りたい!という方は、「奉賛会」という制度を利用するとよいかもしれません。
一口300円/月払うことで会員の資格がゲットでき、年に一度、食事付きの祈祷を受けることができます。さらに温泉券も数枚もらえます。
イベントへの参加やお手伝い、お寺への奉仕などの強要は一切ないため、気軽に安心して入ることができるかと思います。
まとめ
全国的にも珍しい温泉のあるお寺 一畑山薬師寺を紹介しました。行ってみると、お寺はもちろん立派ですが、温泉や食事処などが充実しており、アミューズメントパークのような遊びに行くという感覚に近いです。
もし近くを通ることがあれば、ぜひ寄ってみては如何でしょうか。道の駅も近くにありますので、車中泊を兼ねて訪れるのも良いかと思います。お寺の駐車場は夜はゲートが閉まりますので、こちらでは車中泊しないように。。。