助手席からナビ操作できますよ、って何?と思われた方が多いかと思いますが、走行中に助手席の人がナビ操作出来るようにしました、という内容になります。
ご存知の方が多いと思いますが、走行中に運転者がナビを操作したり、画面を注視することはNG行為になります。そのため、ナビの設定は走行中は操作禁止となっており、設定での変更もできません。
助手席ということは助手なんで、走行中に操作してもらっても大丈夫でしょう、ということで、操作禁止をキャンセルするアイテムを装着しました。
ちなみに、小学生の頃、助手席にはいつも母親が座っていたため、助手席のことを「女子席」と勘違いしていました。ちょっと恥ずかしい思い出です。
操作禁止キャンセラーを付けて走行中に運転席からナビを操作することはNG行為(安全運転義務違反)です。運転される方は、安全なところに車を停めてから操作しましょう。
使用するアイテム
ウェイクで装着しているナビは、純正オプション「NSZN-X68D(2018年モデル)」です。ナビメーカーはPanasonicです。
操作禁止キャンセルするには色んなパターンがあり、
パターン1:パーキング検知信号をボデーアース(GND)に落とす
パターン2: ①に加え、車速信号を0にする(パルス信号を断つ)
などあり、自動車メーカーやナビの種類によって他にもあるようです。
使用しているナビがどのパターンか分らなかったため、どちらも対応可能なパターン2のアイテムを選択しました。
結果的には、パターン1のみで大丈夫でした
ネットショッピングで検索するとたくさん種類が出てきますが、今回選んだのはこれになります。
真ん中の白いコネクタの付いたハーネスをナビ配線間に取り付けます。このハーネスの中でパーキング信号線をGND線に接続させています。
左のスイッチ付きの配線はナビ近くに取り付けて、ナビ操作時はONさせます。(結果的にこのスイッチは不要になりました…) 詳細は購入時に付属する取説に書かれています。
パターン2の場合、ナビ操作する際にこのスイッチをONし車速信号を断つことで、停車していることをナビに勘違いさせ操作できるようにします。操作が終わったらスイッチをOFFし元に戻さないと自車位置表示が狂ってくるので注意が必要です。(ウェイクのナビはこの処理は不要です)
今回はスイッチ有りを購入してしまいましたが、ウェイクの場合はハーネスだけのスイッチ無しで問題ありません。
このあたりが得意な方はハーネスすら不要で、ナビからのパーキング線を直接、近くのナビを固定しているボルト(車のボデーにつながっている場所)に付ければ同じ効果が得られます。
とは言うものの、配線処理などが多少は面倒なので、パッと簡単にできるハーネス中継がお勧めです。ハーネスだけなら700円ぐらいで買えますので。
ナビ側で必要な設定変更
パーキング信号線をGNDに落とす処理をしているため、ナビ自体が「車は停車している」と認識しており、走行中に「パーキングアラーム」が出続けてしまいます。
このアラーム機能を解除する必要があり、こちらはナビ画面から設定変更可能です。手順はこちらです。
1.メニューから「設定」を選択
2.「その他」を選択
3.車両情報設定で「変更する」を選択
4.「運転アシスト設定」を選択
5.パーキングブレーキアラームを「しない」にする
6.「完了」を押す
これでアラームは出なくなります。
使用してみた感想
走行中に助手席側からナビ操作できるようになり、急な予定変更や情報検索を
必要な時に、すぐに
出来るようになり、慌てて車を停める場所を探したり、信号待ちで無理に操作するなどしなくなり、安全運転面でも良い方向になったかと思います。
また、走行中にテレビやDVDも鑑賞可能となり、長距離ドライブでも助手席、後部座席の家族、友人が楽しむことができ、渋滞等でのストレス緩和になっていると思います。
最後になりますが、
運転者(ドライバー)は走行中にカーナビ操作やモニター注視はNG(安全運転義務違反)になります。交通ルールを守り、安全なドライブを心がけてください。