車中泊旅の楽しみといえば、非日常を味わえること。
車内で寝るだけでもワクワクしちゃいますね。それと、車内で食べる「車中泊めし」も楽しみのひとつかと思います。旅先で購入した名産品、名物を楽しみながらのんびり過ごす。旅の疲れも吹き飛んじゃいます。
観光地の海鮮市場や道の駅で新鮮で美味しいお刺身など買って、車内で楽しみたいことも多いかと思いますが、気になるのが車内での保存方法。買ってすぐ食べるのであれば問題ありませんが、食べるまで時間がある場合は、買うのを躊躇ってしまいます。
「やはり車中泊めしを堪能するには、あれを導入するしかない!」
ということで、車載用冷蔵冷凍庫(小型9L)をウェイクに導入しました。-20℃の冷凍から冷蔵まで保冷してくれる優れものです。
今回は、車載用冷蔵冷凍庫を購入し、ウェイクに設置し使ってみたので紹介したいと思います。
導入した車載用冷蔵冷凍庫について
車やキャンプ、アウトドアで使用できる、小型の冷蔵冷凍庫です。
豊富なサイズの中から、一番小型の9Lサイズを購入しました。カラーバリエーションは白と黒の2色で、ウェイクの車内に合う落ち着いた雰囲気の黒を選択しました。
製品仕様
本体寸法:約420×315×255mm
庫内サイズ:9L(約250mm×215mm×175mm)
本体重量:約6.2kg
電源:AC100V(50/60Hz)、DC12/24V
消費電力:45W
設定温度:-20℃~20℃
車の12V、家庭の100Vコンセントの両方に対応
電源は、車の12Vと家庭の100Vコンセントの2種類に対応しています。
車の中で使う場合、シガーソケットにプラグを挿入して、電源ボタンを押せば動き出します。コンプレッサー方式ですが、動作音はあまり気になりません。ポータブル電源でも使用可能で、消費電力が45Wなので、自分が持っている400Wh電源の場合、約8時間強は使用できる計算です。
安心のバッテリー電圧低下監視機能付き
車のバッテリー上りによる走行不能を防ぐため、バッテリー電圧を監視し、一定以下の電圧になると運転を停止する機能があります。運転を停める電圧は3段階(H,M,L)から選択できます。
初めは推奨のHモード(より安全な電圧監視レベル)で使用していましたが、気付いたら運転停止していました。。。何も入れていなかったので問題なかったですが、音とか出て知らせてくれる機能があると嬉しいですね。現在はMモード+ウェイクのアイドリングストップOFFで使用して、冷蔵庫の運転が停止することは今のところありません。
設置場所によっては気づかないこともあるため、こまめに見てチェックすることをおすすめします。庫内の食品が傷んでいたらショックですね。。少し面倒ですが、電源のON/OFFも車のエンジンをかけたり切ったりするタイミングで実施した方が、バッテリー保護などの観点からも安心かと思います。
小型でも十分な収納性能
小型でも十分な収納能力があります。一人旅なら十分なサイズです。
写真は収納例ですが、350mlが良い感じで収まります。500mlペットボトルもぴったりサイズです。お刺身パックを2つ入れてみましたが、深さが足らず、500mlペットボトルは諦めて外に出すことに。これだけ収納出来れば、今晩の車中泊めしには完璧です!
<駐車後に車での移動が不要になる、くるま旅提携施設などの車中泊専用の場所以外では、飲酒運転にならないよう完全ノンアル飲料(完全にアルコールが含まれない、0.00%などと表記された炭酸飲料)を楽しんでいます。>
ウェイクに設置してみる
小型コンパクトサイズと言っても、軽自動車のウェイクに載るか心配。
狭い軽自動車の車内を有効活用するため、車中泊シートアレンジ後の空いたデッドスペース、後部座席の足元に置くことにしました。
あれ!?と思ったけど設置できました
シートアレンジ的に、後部座席の座面が前面に出ています。冷蔵冷凍庫の高さが255㎜ぐらいなので、金具が邪魔でシート下には入りません。。むむ・・これはヤバいかも。。
前席のシートレールから後部座席の寸法をドキドキしながら測ると、、良かった…冷蔵冷凍庫のサイズより余裕がありました。
冷蔵冷凍庫を置いてみたところ、ぴったりサイズ!
運転席を後ろにさげても、運転位置はいつもと変わらず、窮屈になることはありませんでした。一安心です。運転席背面のポケットも普通に使えます。
車中泊シートアレンジ、フルフラットにしても大丈夫
車中泊の際は、運転席を後ろいっぱいまで倒してフルフラットにしています。
運転席背面と冷蔵冷凍庫までは、写真の通りスペースに余裕があります。運転席に力が加わって上下に動いたとしても、干渉などもなく安心して設置、使用できます。綺麗にウェイクの後部座席の足元に収まりました!
車中泊の車内で、冷蔵冷凍庫からの商品の出し入れも簡単です。
運転席のリクライニングを起こすだけです。必要なものを取り出したら、シートを倒してすぐに元のフルフラットになります。想像以上の使い勝手の良さに大満足です!
もっと早く導入すればよかったと思えるアイテム
車中泊で使ってみて、その便利さに、もっと早く導入していればよかったと思えるほどのアイテムと実感しています。
使用環境にもよりますが、23℃から1℃ぐらいまでは、約15分以内ぐらいで到達しました。ずっと温度を見ていなかったため、実際はもっと早かったかもしれません。
運転中は車のシガーソケット、エンジン切っているときはポータブル電源、RVパークなどの電源付きサイトならACコンセントから電源を供給する。常に冷蔵冷凍庫をONにしておけば、庫内の食品を新鮮な状態に保てます。
「車中泊で新鮮な刺身が食べられて最高!」
買物の時にあると便利なアイテム紹介
いきなりクイズです!
写真にある、折りたたんだ白い紙は何でしょうか?
正解は、サイズミス購入防止シートです。
冷蔵冷凍庫の開口部に合わせて切った紙です。買物の時に、刺身のパックなどの商品サイズが庫内に入るか心配になるかと思います。今回のような小型冷蔵冷凍庫ならなおさらです。買ってきて、入らない!ってなったらショックですよね。
カバンやポケットに入れておき、買い物のときに商品サイズで悩んだら、シートのサイズを見て確認してから購入。こうすれば、間違いがなくなるかと思います。実際の商品に当てたり合わせたりしないように!衛生的にも行動的にも怪しくてNGです。迷ったらシートを買い物メモのように眺めて、感覚で判断して購入するのがベストです。
まとめ
車載用冷蔵冷凍庫(小型9L)を紹介しました。
冷蔵冷凍庫の導入メリットは、
- 気になった新鮮な食品をいつでも気にせず買える
- 好きな時間、場所で食べられる
- 遅い時間にお店が開いてない、食品がなくなる心配なし
- 車中泊めしのレパートリーが広がる
ことかと思います。
小さい冷蔵冷凍庫であれば、車の空いたスペースに入り、狭い軽自動車でも邪魔になりません。いろんな電源が使えるため、車内だけでなく、家のコンセント、キャンプサイトの電源など、幅広い場面でも利用できます。
「もっと早くから導入しておけばよかった!」
これからの車中泊めしが楽しみでなりません。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。