広告クリック型報酬で有名な「Google AdSense(グーグルアドセンス)」ですが、申請してから約3週間たち、何とかお許しを頂き、無事使用できるようになりました。
申請から取得までの約3週間の奮闘記を記事にさせて頂き、同じように苦労されている方へ微力ながら参考になればと思います。
申請を思い立つ
GoogleAdSense(グーグルアドセンス:以下、アドセンスと略す)とは、広告をブログ、ホームページ内に載せ、クリックして広告先を閲覧してもらうことで収益になる、グーグルのサービスの一つです。
ブログを始めた1か月前は、まだ、アドセンスを利用しようとは思っておらず、アドセンスが利用できない、「無料版はてなブログ」でブログ生活を始めました。
とはいうものの、「趣味でお小遣い程度が貰えると嬉しいし、ブログ継続のモチベーションにもなるのでは?」と考え、2週間後の「はてなブログPro」への切り替えを機に、アドセンス申請をすることにしました。
甘く見ていた…
アドセンスのアカウントはYouTubeを始めたときに既に持っていたため、サイトの追加より実施しました。アドセンスのページより、サイト追加を選択し、自分のブログのアドレスを入れればOKです。
「何だ!簡単じゃないか!」、「審査もすぐに通るだろう」と思っていましたが、まだこの頃はその後に訪れる悪戦苦闘を知る由もありませんでした。
不合格通知!
申請してから1週間後、グーグルより審査結果のメールが届きました。結果は、見事に「不合格」です。
①サイト上にコードが見つからない
②サイトの停止または利用不可
始めて見たときは何を言われているのかさっぱり分かりませんでした。申請の際にheadに貼り付けるコードもOK、新しく取得したドメインでブログも開くことができます。なのになぜ、まったく理由が分かりませんでした。
「ここで諦めずにがんばってみよう!」と奮い立たせ、原因探しの旅が始まりました。
原因と対応について
対応1:www.~へのリダイヤル設定
アドセンスへ申請(サイト追加)の場合、www.~の入力ができず、www.以下のアドレスからの入力になります。(例えばこのブログの場合、有りはwww.pisukechin.com、無しはpisukechin.comになります)
そこで「URL転送設定」(お名前.comの場合)を利用します。お名前.comにログインし、オプション設定 → URL転送設定に進みます。新規追加で転送設定すればOKです。これで、pisukechin.comで申請してもwww.pisukechin.comに転送してくれます。
対応2:サブドメインの登録
URL転送設定したため、申請はwww無しを入力します。この際に、サブドメインの設定もできるため、www有りも登録します。これが必要かどうかは分かりませんが、念のためという感じです。
対応3:アドセンスコード以外のhead内コードを消す
これも原因だったか分かりませんが藁にも縋る思いでやっています。アドセンス申請時に申請コードをhead内(はてなブログの詳細設定内)に貼り付ける必要があります。この時、他に書いあった申請とは関係ないコードを一旦消して、申請コードのみにします。コメント(<!-- ->)だったとしても例外なく削除です。バックアップを忘れずに。
対応4:Google Search Consoleの活用
Google Search Console(グーグル サーチ コンソール:以下サチコと略す)とは、自分のブログが「どれだけ検索されているか、閲覧されているか」などを調べるツールになります。
自分の記事を早い段階でグーグル検索で表示してもらうためのインデックス登録(グーグルにブログ内の記事を認識して覚えてもらう)を要求する機能もあります。
サチコの初期段階ではsitemap.xml(サイトマップ)登録を行ってください。
現在はほぼすべての記事がインデックス登録されていますが(ガバレッジでの有効数)、申請当時は0件でした。この0件がアドセンス申請時に、「サイトの停止、または利用不可」の原因の可能性があります。グーグル自体が認識していないため、仕方がありません。
そこでブログ内の記事を1件ずつ登録します。URL検査を選択し、記事のURLを入力し、インデックス登録申請を押せばOKです。すべての記事に対し、実施します。
登録完了までは数日かかりますので、気長に待ちましょう。
対応5:ドメインがブラックリスト?再確認
ここまで来てドメインが実はブラックリストに上がっていてそもそもアドセンスが使えない、ということになっていないか念のため、確認します。ドメイン取得する前にやっておくステップですね。
※ブラックリストとは、前使用者がポリシー違反等で使用できなくしてしまったドメインになります。使用者が変わっても、原則、ブラックリストから除外されることはありません。
Google AdSense Sandbox - Google Ads Preview Tool
アドレスを入力して、「SHOW GOOGLE ADS」を押して広告が表示されればOKです。何も表示されなければ、アドセンスで使用できない可能性があります。。し、か、し、、どうもツールの信頼性はあまり高くないようです。
というのも、本ブログのサブドメインも広告表示されませんでしたが(冷や汗Max!)、現在、問題なくアドセンスが利用できています。
いざ!再申請!そして合格へ…
原因と対応を済まし再申請です。ここまで実は対応毎になんども落とされました。数えること5回!心が折れそうでしたが、5回目にして、無事、合格しました。申請から3週間かかりましたが、その間、色々と調べて勉強になり、合格したこともあり、最後までがんばってよかったです。
まとめ
アドセンス申請においてネットでは、再申請は時間をおかないとダメなどありましたが、あまり関係ないようです。ただしサイトマップ認識やインデックス登録は数日かかりますので、確実に登録されるまでは待った方が良いです。
申請中は記事を書いた方が良いとの情報から、週に2記事ぐらいは書くように心がけていました。アフィリエイト広告はそのままでしたが影響ありませんでした。お問い合わせフォームも時間がなくてまだ作っていません。
振り返ってみると大事だったことは以下の3点でした。
・記事を定期的に書く(文章はしっかり書く)
・グーグルに認識してもらう(サチコ)
・果報は寝て待つ
折角合格したので、グーグルポリシーに抵触しないようにブログを運営していきたいと思います。
最後に、アドセンス申請している方がスムーズに合格できるよう、少しでも本記事が役に立てれば幸いです。諦めずに、合格を勝ち取りましょう!