ウェイクで行く車中泊の旅

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道の駅「硯上の里おがつ」で車中泊~雄勝湾の景色と雄勝硯の文化・歴史を感じる旅 <宮城県・石巻市>

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宮城県石巻市、海沿いの道の駅「硯上(けんじょう)の里おがつ」

21年4月にオープンした道の駅で、目の前の雄勝湾の景色を眺めながらのんびりできる道の駅です。地元の雄勝石を使った伝統産業・雄勝硯(おがつすずり)が有名で、その歴史・文化を学べる展示施設もあります。

 

今回は道の駅「硯上の里おがつ」で車中泊してみたので紹介したいと思います。

 

 

 

アクセス

石巻市内から国道398号線を東に進み、海沿いの高台に道の駅「硯上の里おがつ」があります。

 

 

道の駅「硯上の里おがつ」

 

どんなところなの?

道の駅からは雄大な雄勝湾の海、そして海沿いに連なる山々を望めます。21年4月にオープンした新しい道の駅で、敷地内には食事処、海産物直売所、地元産業でもある雄勝硯の展示施設もあります。テラス席から海を見ながらのんびりできます。

 

道の駅 案内マップ

 

駐車エリアは2か所あり

駐車エリアは売店と展示施設間の中央側と南側に広めの駐車場の2か所あります。特に南側は広々して開放的です。駐車場から目前の雄勝湾、周辺の山々を一望できます。

 

広々した南側駐車場

 

中央の駐車場は売店やトイレにアクセス良好です。トイレは2か所の建物にそれぞれあり、24時間利用可能です。自販機も駐車場内にあります。

 

売店、トイレに近い中央側の駐車場

 

地元特産物にグルメ、テラス席でのんびりと

海産物直売所では新鮮な地元の魚介類や特産品、お土産を買うことができます。食事処では海鮮丼やエビ・ホタテの海そばなどのグルメを堪能できます。

 

建物内の様子

 

外にはウッドテラス席があり、海を眺めながらゆったりくつろげます。旅の疲れも癒されること間違いなしです。

 

ウッドテラス席

 

雄勝硯・展示施設で歴史、文化に触れる

地元産業である雄勝石を使った雄勝硯の歴史、文化を学べる展示施設があります。昭和の時代は日本の硯文化を支え、近年は硯とともに雄勝石を使った工芸品にも積極的に取り組み、世界的に高評価を得ています。平成24年に復元された東京駅丸の内駅舎の屋根に雄勝石が使われています。

 

雄勝硯・展示施設(石巻市雄勝硯伝統産業会館)

 

雄勝硯の展示販売や雄勝石を使った工芸品などを展示・販売するコーナーもあります。雄勝石の保温性・保冷性を活かした料理プレート、オリジナルプレート、時計、キーホルダーなど、見て買って楽しめます。きめが細かく手触りも良く、黒く美しい雄勝石に惹かれ、コースターを購入しました。

 

雄勝硯、工芸品の展示販売コーナー

 

お気に入りの雄勝石のコースター!

 

車中泊してみた感想

道の駅には夕方に到着しました。

道の駅の売店は終了し、駐車場には1台も車が停まっていませんでした。広々した駐車場をうろうろし、南側駐車場の端っこで車中泊することにしました。

 

南側駐車場の端っこで車中泊

 

おがつの16

南側駐車場にはおがつの16と呼ばれるものが立っています。一瞬外灯のように見えた灯りがおがつの16です。平成23年、東日本大震災の津波は16mに達し、雄勝のまちを襲いました。灯りの部分がちょうど津波高に相当します。

 

おがつの16

 

トイレ周辺は明るく静かにすごせる

トイレは24時間利用でき、電気も点き明るいです。しかし南側駐車場は外灯がなく真っ暗なため、トイレに行くときは懐中電灯が必要かと思います。

道の駅から少し高台にある道路も夜になると車がほとんど通らなくなり、道の駅に出入りする車もなかったため、静かにすごすことができました。

 

24時間利用可能なトイレ周辺の様子

 

早朝7時頃の道の駅の様子

 

早朝目が覚め車から飛び出すと目の前には穏やかな雄勝の海が広がっていました。これからもずっと穏やかな海が続きますように祈りながら、しばらく雄勝の景色を眺めていました。

 

穏やかな雄勝の海

 

施設情報

駐車場:普通車 53台/大型車 5台/身障者用 2台

情報コーナー:24時間利用可

トイレ:24時間利用可(2か所)

自販機:飲料

売店:9:00~16:30

食事処:10:30~15:00

EV充電器:無し

公式HP道の駅 硯上の里 おがつ|石巻市雄勝の観光・買物・お食事

 

周辺の日帰り入浴情報

ここから約20km、市内の道の駅「上品(じょうぼん)の郷」内に日帰り温泉「ふたごの湯」があります。

 

上品の郷・ふたごの湯

 

泉質は含鉄塩化物泉で、豊富な鉄分と塩分が含まれる温泉です。色は黄土色・黄金の濁り湯という感じです。少しヌルっとした感じで肌すべすべでよく温まる温泉です。湯温もちょうどよく、のんびり楽しめました。

 

半露天風呂<出典:上品の郷・ふたごの湯

 

お腹が減ったので館内の食事処に行き、石巻と言ったら石巻焼きそば!ということで、「デカ盛り・石巻焼きそば(税込930円)」を頼んでみました。麺は2度蒸しで茶色く魚介ダシの旨味が効いています。ソースが付いてきますがこのままでも十分美味しいです。半熟目玉焼きを崩して麺と絡めて一気に口に頬張る。たまらん、旨すぎる!うーーまいいい!!デカ盛り、その量も凄くて大満足でした。ごちそうさま!

 

デカ盛り・石巻焼きそば(税込930円)

 

施設情報

入浴料:大人 650円/小中学生 300円(平日)

    大人 780円/小中学生 300円(土日祝)

営業時間:9時~21時(最終受付20:30)

定休日:第4火曜日

電話:0225-62-4126

公式HP温泉保養施設 - 道の駅 上品の郷

 

周辺の観光情報

道の駅から約12km、雄勝半島東端に位置する大須埼灯台、道の駅からすぐ近くの海岸線の美術館に行ってみたので紹介します。

 

大須埼灯台

雄勝東端、太平洋と牡鹿半島、その周辺の島々を一望できる場所に「大須埼灯台」があります。灯台下の大須漁港がハート形になっており、宮城県初の「恋する灯台」に選ばれています。

 

大須埼灯台

 

大須漁港はまさにハート形でびっくり!恋人のパワースポットですね!

 

大須漁港

 

海岸線の美術館

道の駅のすぐ近くに、高さ7.5mの防潮堤全面に描かれた壁画を楽しめるスポットがあります。近くまで車で行くことができ、一緒に写真を撮ってみました。そのスケールの大きさに驚き、感動すること間違いなしです。

 

雄勝防潮堤の壁画(海岸線の美術館)

 

アクセス

 

まとめ

道の駅「硯上の里おがつ」で車中泊を紹介しました。

 

目の前には雄大な雄勝の海が広がり、海を眺めながらのんびりできました。伝統産業の雄勝硯の歴史、文化にも触れ、お土産に雄勝石のコースターをゲット、お気に入りの一品になりました。

 

雄勝の自然に触れ、歴史、文化を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。