車中泊の相棒として、いつもそばにいる愛車ウェイク。
ウェイクの生みの親といえば、誰もが知っている自動車メーカーの「ダイハツ」ですね。ムーブやタント、ミラ、そして、自分の過去の愛車でもあるコペンなど、魅力ある軽自動車を多くリリースしています。
ダイハツの本社はどこにあるかというと、大阪府池田市にあります。その本社敷地内に、展示施設「ヒューモビリティワールド(HW)」があり、一般の方でも気軽に見学することができます。
ダイハツ車ファンならぜひ訪れたいスポット!
ヒューモビリティワールドに行ってみたので紹介したいと思います。
- ヒューモビリティワールドって何?
- アクセス
- 愛車ウェイクを駐車して、いざ、ヒューモビリティワールドへ!
- まずは小型三輪自動車「ダイハツ号」がお出迎え
- 特別展示「商用車展」(2F展示場)
- 人々の生活と自動車の移り変わり(3F展示場)
- 思い出の初代・コペンに出逢う
- ダイハツの技術、車づくりを知って体験する(4F展示場)
- まとめ
ヒューモビリティワールドって何?
ダイハツ本社敷地内にある展示施設で、ダイハツの軽自動車の歴史や技術、そして車づくりの品質への取り組みなど、ダイハツのことを知ることができる施設です。体験コーナーで車のことを学んだり、懐かしい車に出会えたり、ダイハツファンをはじめ多くの方におすすめの展示施設です。
入場は無料!開館は土曜日のみ
入場は無料で、希望するとガイドツアー(当日申し込み)もしてくれます。
開館は土曜日のみで、午前と午後の部に分かれています。12時~13時は昼休憩で見学ができず、また、GW、夏季連休、年末年始は休みなので注意です。
入場料:無料(予約不要)
開館日:毎週土曜日のみ
時間:午前 9:30~12:00(最終入館11時)
午後13:00~17:00(最終入館16時)
※12~13時は昼休みで見学できず
駐車場:あり(無料)
電話:072-754-3048
公式HP:ヒューモビリティワールド | ヒューモビリティワールド | 施設見学 | ダイハツ工業株式会社 企業情報サイト
アクセス
国道171号線沿い、本社敷地内に展示施設「ヒューモビリティワールド」があります。国道を挟んだ向かい側に、お客様駐車場があります。そこに駐車し、国道を渡って入場します。
気付かずに通り過ぎちゃいました・・・
国道を南下し、中国自動車道の高架下をくぐる。右手にダイハツの本社の看板を確認し、そろそろかなぁと思っていたら、豪快に通り過ぎちゃいました。。
高架下を過ぎて2つ目の信号、横断歩道のすぐ先が駐車場の入り口です。
もし間違えて通り過ぎても大丈夫です。すぐ先の信号を左折し、反時計方向で回って来れば、駐車場前の道に出られます。今度は慎重に!
愛車ウェイクを駐車して、いざ、ヒューモビリティワールドへ!
無事に駐車場に到着。ダイハツ本社に来るのは初めてです。ワクワクした気持ちを抑えながら、コペンファクトリー用の駐車スペースに停めないように注意しつつ、お客様用と書かれた場所へ駐車完了。
国道の横断歩道で待っていると、向こう側にスタッフの方が。もしかして、お出迎え!?信号が青に変わり、恐る恐る渡っていく。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ。」
あっ!やはりそうでした。何か恐縮です。。
入り口に設置されたテーブルで検温、消毒、連絡先を記入し、HWと書かれたシールを胸に貼って、スタッフの案内で施設内へ。ワクワク気分も最高潮です。中に入り、簡単な説明を受け、あとは自由見学です。ふぅ~、緊張した。。なんで!?
まずは小型三輪自動車「ダイハツ号」がお出迎え
「さて!いろいろと見るぞ!」
2F展示場に入ると、大きなエンジンと小型三輪自動車がお出迎え。
ダイハツの起源は1907年、大阪で「発動機製造株式会社」として産声を上げたそうです。その後、三輪自動車の需要の高まりを受け、1930年に自動車生産を開始。大阪の「ダイ」、発動機の「ハツ」を取り、小型三輪自動車「ダイハツ号」を発表し、会社名も1951年に現在の「ダイハツ工業株式会社」に改名しています。
特別展示「商用車展」(2F展示場)
2F奥の特別展示エリアでは「商用車展」が開催されており、懐かしのフェローMAXバン、ニューラインキャブ、コンパーノトラックが展示されていました。1960年代後半に活躍した車で、最近ではあまり聞きなれない車名です。
見た瞬間にそのかわいらしさにハマっちゃいました。丸目ライトに、まるで眉毛に見えるウィンカー、鼻みたいな開いた蓋、そしてポカーンとした口のようなグリル。デザインが秀逸すぎる!ホイールもボデー同色なのがいいですね。
運転席を覗き込むと、無駄なものは一切ない、シンプルで硬派な操作系が現れてきます。手で回す窓のハンドル、剥き出しのパネルと配線類などなど。それでいて速度計は100k,/h、、今の車には無い雰囲気と、自動車発展の過渡期、歴史が感じられますね。
人々の生活と自動車の移り変わり(3F展示場)
3Fの展示スペースは、ダイハツの軽自動車の歴史と人々の生活の移り変わりを、実車と説明パネルで紹介しています。1950年、高度経済成長期に向かう日本。その成長の一端を担ったであろう、ダイハツの小型三輪自動車と当時の生活の様子が感じられるコーナーがあります。古い日本家屋と初期の白黒テレビがレトロ感満載ですね。
展示スペースにひときわ目を惹く車を発見!ダイハツ・ミゼット。
その特徴的なフェイスと、たくさんの荷物が詰める荷室が特徴です。流線形で今見てもかっこよくて、かわいいですね。後部荷室で車中泊できそう!
自動車黎明期から現在に至るまでの、各時代を代表するダイハツの名車が所狭しと並べられています。当時の生活様式の変化とともに歩んだ、ダイハツ車の歴史を見て感じることができます。
壁に掛けられた自動車年表では、過去から現行モデルまで、ダイハツ全車の販売時期を一目で確認できます。年表に愛車ウェイクを発見!2014年11月に販売開始し、「ドデカク使おう!」とド派手にCMやっていましたね。その当時は愛車になるとは思っていませんでした。2018年に納車し、今では車中泊旅には欠かせない相棒になりました!
でも、悲しいかな…。その後、ダイハツのホームページでウェイクの生産がすでに終了していることを知りました。もう、新型車に乗れないんですね。今のウェイクを大事にしていこうと心に決めました!
・・・ウェイクはダイハツ九州の大分(中津)工場で生産されていました。・・・
シャレードやミラ、ムーブ、そして衝撃的だったハイトワゴン、初代・タントなど、THE・ダイハツというべき、名車の数々を間近で見ることができます。赤いミラ、子供の頃に乗ったような気がします。聖子ちゃんカットも懐かしい!
思い出の初代・コペンに出逢う
ダイハツ車で忘れてならないのは、2002年に衝撃的デビューを飾った、軽自動車のオープンカー「コペン(Copen)」です。東京モーターショーで一目惚れ、発売と同時に購入した思い出の車です。
天気の良い日にオープンにして山に海に、自然の中で爽快にドライブするのが本当に最高でした。電動で屋根が開く姿が珍しく、最初の頃は注目度が半端なかったです。いやぁ~、懐かしいなぁ。4気筒ターボでパワーもあり、よく回るエンジンでした。
サーキットに行っても、他の車に負けないぐらいキビキビ走ってくれました。直線は遅くても、コーナーはぐいぐい曲がってくれて楽しかったなぁ。前後ホイールが違うのは何かあったのかな。覚えてない。。。
あわせて読みたい
ダイハツの技術、車づくりを知って体験する(4F展示場)
4F展示場は、ダイハツの自動車技術、車づくりの品質への取り組みと想いを、見て、知って、体験できるコーナーになっています。CVTの動作原理は、改めてへぇ~すごい!と思いました。生産工場での各工程(プレス、塗装、組み立てなど)の品質へのこだわりをパネルや紹介ビデオで知り、ウェイクを作ってくれた方々に改めて感謝の想いが湧いてきました。
新型タントのカットモデルは必見です。エンジン、ミッションなどの搭載状態、足回りの構造、スライドドアの仕組み(動かせます)など、普段は見ることが出来ない角度から確認できます。タントのBピラーレスの広い間口は、嫉妬するぐらい魅力的です。
まとめ
ウェイクで行く「ダイハツ・ヒューモビリティワールド」を紹介しました。
小型三輪自動車に始まり、各時代のライフスタイルとともに歩んできたダイハツの軽自動車。その歴史を実車とともに知って感じられる。小さくても楽しさいっぱい詰まった思い出の車たち。久々のコペンとの再会にちょっと感動しちゃいました。
時代を彩ったダイハツ車たちに出会える、ヒューモビリティワールド。
ダイハツファンをはじめ、多くの方が楽しめるおすすめスポットです。