ウェイクで行く車中泊の旅

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忍者に出会える「忍びの里・伊賀」をぶらり散策の旅 <三重県・伊賀市>

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忍者で全国的にも有名なのが伊賀と甲賀。

まわりを山々に囲まれ、忍びの里と呼ばれた伊賀は、今でも忍者文化を感じられる観光スポットです。観光地やまちを歩いていても、たくさんの忍者に出会うことができます。

 

今回は忍者のまち「伊賀市」を訪れ、伊賀上野城や忍者博物館など、観光スポットをめぐってみたので紹介します。さて、何人の忍者に出会えたかな?

 

 

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忍者市駅(上野市駅)のカワイイ忍者ちゃん!

 

散策ルート

伊賀市の中心に天守を構える伊賀上野城から伊賀流忍者博物館だんじり会館をめぐります。その後、忍者市駅周辺上野天神宮をぶらり散策し、伊賀名物のとうふ田楽を堪能するルートです。

 

 

伊賀上野城

伊賀上野城は戦国時代の1585年、伊賀の国・領主の筒井定次により築かれます。江戸時代には伊予今治を治めていた藤堂高虎がこの地に移り、城をさらに拡張します。しかし、その後の暴風雨で倒壊、今の天守閣に再建されたのは昭和10年頃です。

 

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伊賀上野城

 

上野公園・散策マップ

伊賀上野城がある上野公園には、城の他に忍者博物館があります。また、伊賀出身の松尾芭蕉の生誕300年を記念して建てられた「俳聖殿」もあります。

生い茂った木々からの木漏れ日を感じながら、公園内を散策すると清々しい気持ちになれます。

 

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上野公園観光案内図

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俳聖殿

 

駐車場(市営上野公園)

上野公園周辺には市営の駐車場が何か所かあります。公園の入り口に一番近く、伊賀市内を散策する際にも便利ということで、第1駐車場に駐車しました。

 

◆駐車場情報

駐車時間:8時~17時

料金:600円/1回

 

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第1駐車場(市営上野公園)

 

駐車場の近くには観光案内所もあります。上野公園や伊賀市内の観光マップをゲットできます。

上野公園の入口で迎えてくれるのは、伊賀の魅力を伝える萌え忍者「伊賀嵐(いがらし)マイ」ちゃんです。気になった方は、公式Twitterをチェックしてみてください。

 

公式Twitter伊賀嵐マイ🏯公式 (@igarashimai_mie) | Twitter

 

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公園入口・観光案内所

 

伊賀上野城の城内へ!

公園内を進んでいくと、立派な城壁の天守閣を備えた伊賀上野城に到着します。

 

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伊賀上野城

 

入館料を払う時の注意ですが、他に忍者博物館やだんじり会館も行くのであれば、三館共通券(大人1,750円)が250円もお得です。自分は忘れて別々に買っちゃいました。。

 

城内に入ると、伊賀上野城主「藤堂高虎」の人形と甲冑、マスクをしたゆるきゃら「た伊賀ーくん」が出迎えてくれます。城内には貴重な甲冑、お殿様が乗った籠などが展示されています。

 

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藤堂高虎像とゆるきゃら・た伊賀ーくん

 

不落の瓦で運気アップ

展示物の中におもしろいものを発見!

「不落の瓦」で、2017年の台風で天守閣の瓦が崩れ落ちる中、先端で1枚だけ落ちずに堪えていた瓦とのことです。受験生や今は耐えどき!と踏ん張っている方は、触ると良いことがあるかもしれません。

今はコロナの影響で触ることができませんが、いつも肌身離さないスマホで写真を撮っておくだけでも、ご利益がありそうです!

 

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不落の瓦

 

何奴!?

城内でのんびり展示物を眺めていると、頭上に人影が!

「何奴!?」

見上げてみると忍者がそこにいました。戦国時代だったらやられていたかな。。

 

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忍者を発見!

 

いざ、天守閣へ

天守閣への階段ですが、みてびっくり!

かなりの傾斜で今まで行ったお城の中でもトップクラスの傾斜です。昇ったはいいが、今度降りるときはもっと怖い思いをします。おおー!こわーい!

 

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天守への階段

 

天守閣の天井には、復興を祝う有名人の色紙が並べられています。日本画家として有名な、横山大観の絵色紙も飾ってあります。雲の隙間から見える月が描かれています。どれだか分かりましたか?

 

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天守閣からは伊賀市を一望することができます。四方を山に囲まれており、この地域が隠れの里、忍びの里と呼ばれ、忍者文化が栄えた理由が分かる気がします。

 

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日本トップクラスの石垣の高さ

伊賀上野城の見どころのひとつと言えば石垣。

お堀からそびえ立つ石垣の高さはトップクラスとのことです。公園の西側のお堀から立派な石垣を眺めることができます。

 

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オリジナルグッズをゲット!

伊賀上野城のチケット売り場や公園内の売店などで、「た伊賀ーくん」のオリジナルグッズや忍者グッズなどを購入できます。大きめの今治タオルと、刺すと剣先が縮む、いたずら用のおもちゃ刀を購入しました。気になる方は売店でチェックしてみてください。

 

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◆施設情報

開館時間:9時~17時

休館日:12/29~31

料金:大人600円/小人300円

電話:0595-21-3148

公式HP伊賀上野城

 

伊賀流・忍者博物館

上野公園内に忍者体験ができる忍者博物館があります。

忍者屋敷でのからくり体験、忍者が使っていた道具、忍者の仕事内容暮らしぶりなど、実際の忍者がどのようなものなのか詳しく知ることができます。

 

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伊賀流・忍者博物館

  

忍者屋敷でからくり体験

忍者屋敷に仕掛けられたからくりを体験することができます。忍者の格好のおにいさんがからくりを丁寧に説明してくれます。

※現在はコロナの影響でからくりを触ることができません。

 

下の写真は有名などんでん返しです。扉がぐるっと回転し、向こう側に隠れることができます。これをみると、幼いころに爆笑したドリフのコントを思い出します。。

 

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どんでん返し

 

隠し扉もあり、武器を構えていない左手で開けられる扉になっているそうです。他の説で、人は利き手である右手で急いで押して開けようとするため、焦った敵からばれにくいという話も聞いたことがあります。

 

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隠し扉と通路

 

お金や巻物など、大切なものは鉄瓶に入れて縁側の下などに隠していたそうです。もちろん簡単には開けられないように細工はしてあります。戸の敷居を外して縁側の蓋を外すなど、ひと手間かけられています。

 

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大切なものの隠し場所

 

忍者屋敷から見る庭園の景色はすばらしいですね。古き良き時代の日本の風景に出会えて、心が落ち着く感じがします。

 

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展示室には忍者の道具がいっぱい

忍者屋敷の中には、忍者が使う道具や衣装、鎧などの展示スペースがあります。また、当時の忍者がどのように生活し任務を遂行していたか、パネルや動画での紹介もあり、忍者について詳しく知ることができます。

 

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展示室

 

五色米と呼ばれる忍者が使った暗号も紹介しています。色の違うお米の組み合わせで、言葉を暗号化しています。

 

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五色米

 

他にもここで紹介しきれなかった見応えのある展示物がたくさんあるので、ぜひ、訪れて楽しんでみてください。

 

◆施設情報

開館時間:9時~17時

休館日:12/29~1/1

入館料:大人800円/小人500円

電話:0595-23-0311

公式HP伊賀流忍者博物館 | 忍者屋敷・資料展示・手裏剣打ち体験・忍術実演ショー

 

お土産にくみひも忍者

伊賀の伝統工芸である「伊賀くみひも」による、かわいい忍者のストラップがお土産ショップで売っています。お気に入りのくみひも忍者をお土産にいかがでしょうか。

 

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くみひも忍者のストラップ

 

忍者を題材にしたアニメ

忍者が主役のアニメ、漫画はたくさんありますが、その中で伊賀と甲賀が主人公、ライバルで分かれている作品を調べてみました。

 ライバル?というのもありますが、、。

 

有名なのは忍者ハットリくんですね。パチスロファンならバジリスクが有名です。自分もやってました。。キン肉マンはおまけです。伊賀ずきんというギャグ漫画もありました。

 

自分にとって忍者と言えば、ハットリくんですね。

アニメをみて育ったので、伊賀忍者に愛着があります。

 

 

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忍者が登場するアニメ

 

だんじり会館

上野天神宮の秋祭り「上野天神祭」では、だんじりと呼ばれる囃子屋台や、鬼の姿でまちなかを練り歩く鬼行列など、伊賀市内が祭りで賑わいます。その雰囲気を味わえるのがだんじり会館です。

 

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だんじり会館

 

施設内にはだんじりや祭りの男衆、鬼行列の人形が展示され、リアルな上野天神祭の様子を演出しています。また、大型スクリーンで祭りの歴史や熱気あふれる様子などが紹介され、まるで祭りに参加している雰囲気を味わえます。

 

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◆施設情報

開館時間:9時~17時(最終受付16:30)

休館日:4月第2,3土日のいずれか1日

    10/25までの直近の金土日、12/29~1/1

入館料:大人600円/小人400円

駐車場:30台(有料)

電話:0595-24-4400

公式HPだんじり会館 – 伊賀上野観光協会

 

忍者市駅周辺をぶらり散策

2019年2月22日、ニンニンニンの忍者の日に合わせて、伊賀線・上野市駅(伊賀鉄道)の愛称として、忍者線・忍者市駅が誕生しました。

看板も忍者市駅となっており、駅舎全体が忍者一色になっています。

 

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忍者線・忍者市駅の駅舎

 

伊賀市内を走る伊賀鉄道のマスコットキャラ「ふくにん」。

そのマスコットが描かれた列車も走っています。また、青、桃、緑のギャラリー列車も運行し、タイミングが合えば駅で出会えるかもしれません。

 

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マスコットキャラ「ふくにん」列車

 

駅前のバス停には、たくさんの忍者が乗った三重交通のバスも停まっています。市内をめぐる上野コミュニティバスで、愛称は「にんまる」です。

それにしてもかなりの忍者の数!数えるだけでも大変です。。

 

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上野コミュニティバス「にんまる」

 

上野天神宮と本町通り

忍者市駅のすぐ南側には本町通りと、その先に上野天神宮があります。

 

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上野天神宮・社殿

 

本町通りをのんびり歩いていると、祭りを彩るだんじりの蔵や、忍者のだまし絵に出会うことができます。インスタ映えの写真が撮れること間違いなしです。

 

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忍者だまし絵

 

伊賀名物「とうふ田楽」~田楽座わかや

古くから伊賀では栄養価の高い豆腐を使った田楽が親しまれていました。おいしい田楽料理が味わえるのが、文化年間の創業の歴史のある「田楽座わかや」です。

 

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田楽座わかや

 

今回はおすすめのAセット(税込1,570円)をいただきました。

とうふ田楽とセットで野菜の煮物、おから料理、ごはん、吸い物が付いています。食べ方ですが、串にささったとうふ田楽をご飯の上にのせて、一緒にたべるのがおすすめとのこと。

 

少し弾力のあるとうふと、焦げ目が付いた甘辛い味噌が香ばしく、何本でもいただけちゃうぐらい美味しい田楽です。また、ご飯と味噌の愛称がよく、豆腐の食感を感じながらもどこか懐かしい味噌ご飯の風味を感じることができます。うまーーい!!!

 

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Aセット(税込1,570円)

 

まとめ

忍びの里で有名な忍者のまち、伊賀市をぶらり散策の旅をお届けしました。

 

日本でも屈指の高さを誇る石垣のある美しい伊賀上野城。忍者の歴史、暮らしぶりを今に伝え、からくりも体験できる忍者博物館。上野天神祭の熱気が感じられるだんじり会館。忍者だらけの忍者市駅周辺。そして歴史ある伊賀名物のとうふ田楽

伊賀市の魅力を存分に堪能した、楽しい散策の旅でした!

 

「伊賀忍者のことを知り、感じに行ってみたい!」

と思っている方に少しでも本記事が参考になればうれしいです。

 

ところで、、忍者に出会った数ですが、、途中まで数えていたのですが、、バスに描かれたたくさんの忍者たちに出会い、心が折れて数えるのをやめちゃいました。。。21忍者とたくさんということで!

 

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