埼玉県の奥秩父に龍神が突如舞い降りたパワースポットがあります。
三峯神社～秩父三社のひとつで、ご利益を求めて多くの参拝者が訪れています。
立派で絢爛な社殿は見とれてしまうほど美しく、また樹齢推定800年の御神木からは良い気が得られると人気のスポットです。突如現れた龍神も話題になっています。山の上にあることから、神社からも秩父の美しい山々を望むことができます。
今回は埼玉が誇る関東屈指のパワースポット「三峯神社」を紹介したいと思います。
※記事内の写真は2015年に撮影したものです。
アクセス・施設情報
埼玉県の西部、山深い奥秩父に三峯神社があります。駐車場も完備しており、車でのアクセスも便利です。
◆施設情報
駐車場：有料（普通：510円）240台収容
開門時間：8時～18時
HP：http://www.mitsuminejinja.or.jp/index.htm
三ツ鳥居
駐車場から神社境内に向かって緩やかな坂を登っていくと、目の前に大きな鳥居が現れます。全国的にも珍しく、鳥居が３つ並んでいます。
鳥居の近くには狛犬ではなく、狼が鎮座しています。江戸時代に、害獣から農作物を守り、災難からも守ってくれるお犬様として崇められているとのことです。ここ以外の境内にもいくつかの狼像が祀られています。
随身門
鳥居をくぐって少し歩くと、大きな立派な随身門が現れます。随身とは貴族などが出かける際に護衛にあたった官人で、この門の両脇には官人と思われる像が門を守っています。
遥拝殿
遥拝殿（ようはいでん）とは遠くから拝む場所で、妙法ヶ岳にある三峯神社奥宮を拝むために建てられています。
遥拝殿からは美しい秩父の山々を望むことができます。心地よい風が拝殿を抜け、壮大な景色を見ているだけで、心身ともにリラックスできます。心なしか、奥宮からのパワーも全身に受けていると思わせてくれます。
拝殿
三峯神社の中央にある拝殿に向かう途中に手水舎があり、拝殿に向かう前に身を清めます。手水舎も豪華絢爛で、身を清めながらも、繊細で大胆な装飾に目を奪われてしまいます。
身を清めたら拝殿に向かいます。立派なご神木を抜けると拝殿があります。
上手く表現できませんが、きらびやかで、鮮やかな装飾が至る所に施され、拝む前から見とれてしまうほどです。このなんとも言えない、厳格な中にも見事に美しさが散りばめられているこの雰囲気に多くの人が魅了され、参拝者が後を絶たないのではないでしょうか。
本殿・祖霊社・国常立神社
写真の中央左に見える、拝殿の奥にあるのが本殿です。拝殿の横からも本殿を拝むことが出来るので、混雑時は隠れたスポットかと思います。本殿・拝殿の横には、祖霊をまつる祖霊社、国常立神社が建っています。
日本武尊銅像
神社の創始者といわれる日本武尊（ヤマトタケルノミコト）の銅像もあります。社伝では、日本武尊が東征中に三峯神社のこの山に登ったとかなんとか、、詳しいことはよくわかりませんが、そのように伝わっているようです。
パワースポット１～御神木
拝殿の近くに樹齢約800年の御神木があります。鎌倉時代に畠山重忠という武将により奉納されたとのことです。
御神木から頂けるパワーは凄いと人気で、仕事、金運、恋愛、家内安全など、色々なことにご利益があるとのことです。多くの人によって木の表面に撫でられた痕跡があります。つるっつるですね。
自分も両手をあて、御神木からのパワーを頂きました。
ここはとにかく人気で行列ができるとのこと。自分は朝早く訪れたため、参拝者もまばらで、御神木を家族と一緒に一人占めできました。
パワースポット２～龍神
今から8年前の2012年辰年。
三峯神社ではそれはもう不思議な出来事が起こりました。社殿の敷石に、赤い目をした龍神が突如として現れたというのです。
敷石に水をかけると、はっきりした赤い目の龍神が現れます。上の写真だと分かりにくいので、近くで撮影した写真がこちらです。
どうですか！？
1枚の敷石の右に赤い目が２つ。左に向かって口先が伸びた龍のかたちが見えるかと思います。もしかして逆かな？でも、はっきりと龍が見えます。
辰年に現れた龍神の神秘的な現象に、これはもの凄いご利益があるぞ！と話題になり、多くの参拝者が訪れるきっかけにもなりました。
まとめ
埼玉県西部の山に囲まれた奥秩父にあるパワースポット「三峯神社」を紹介しました。
御神木や突如現れた龍神が縁起がいいということで、ますます人気のパワースポットになりました。社殿などは繊細で色鮮やかな装飾が大変すばらしく、見ているだけでもパワーを貰った気にさせてくれます。
山々に囲まれ、静寂で神秘的な雰囲気の三峯神社。
ご利益をいただきに龍神を拝みに来てみてはいかがでしょうか。
