季節も春を迎え、草花が咲き始め、ドライブに最適なシーズンになってきました。春の花といえば桜を思い浮かべますが、畑一面に黄色の花を咲かせた菜の花も春の訪れを感じさせる花かと思います。
今回、観光地としても有名な渥美半島をぐるっと巡り、菜の花畑、伊良湖岬の灯台、夜景の綺麗な蔵王山展望台などに行ってきましたので紹介します。
旅の行程
今回は渥美半島を目指し、まずは昼間の蔵王山展望台で景色を眺め、レストランサーフィンで昼食。伊良湖菜の花ガーデン、伊良湖岬灯台を目指し、風力発電を見た後、蔵王山展望台で夜景を楽しみ、グリル華で食事して旅の全行程が終了となります。
蔵王山展望台
蔵王山(ざおうさん)展望台は蔵王山の頂上にあります。標高は250.4mの山で、展望台からは360度パノラマの景色が楽しめます。三河湾や田原市内はもちろん、空気の済みきった晴天時は遠くに富士山も拝むことができます。
駐車場には大きな風力発電の風車があります。渥美半島は周りが海に囲まれており、小高い山などもあり、風力発電に向いた地形になっています。渥美半島の先端に風車(西ノ浜風力発電)が並ぶ撮影スポットもあります。
展望台は4階建てで2階には軽食が楽しめるCafeがあります。3階は展示フロアになっており、田原市の魅力や環境への取り組みが紹介されています。4階にあがると、360度パノラマの景色が楽しめる展望台になっています。
三河湾や田原市内、遠くの山まで一望できます。写真の方角には分かりにくいですが、トヨタ自動車田原工場も見えます。ここでレクサス車が作られて、国内や世界に届けられているんですね。
トイレに入ってびっくり!
駐車場の横にあるトイレですが、そこからの景色も最高です。色々なトイレに入ってきましたが、こんなに綺麗な景色が見られるトイレは初めてです。
夜景を堪能
蔵王山展望台は夜景の美しさでも有名で、多くの人で賑わっています。季節によって期間限定ですが、光のアートと呼ばれる照明の演出もあります。演出がない時でも、通年で写真のように明るく照らされているので、これだけでも雰囲気はばっちりです。
展望台へのスロープの足元には蓄光石が輝き、まるで星空を散歩するような気分になります。
展望台からの夜景は息をのむほどの美しさです。街の灯りが広がり、宝石を散りばめたかのようです。こんなところにおじさんが一人で来てはダメですね。今日も若いカップルが数組いましたが、変なおじさんと思われないようにちょっと気を使っちゃいました。
駐車場からの夜景もきれいで、一眼レフを持った方も多くいらっしゃいました。カメラと腕がいいと綺麗な写真が撮れてうらやましいです。スマホ(iPhone8Plus)でがんばって撮影してみました。
◆蔵王山展望台 公式HP
蔵王山展望台 | 観光スポット・観る | 渥美半島だより【渥美半島観光ビューロー公式サイト】
伊良湖菜の花ガーデン
春になると渥美半島の至る場所で菜の花が咲き、観光客の目を楽しませてくれます。菜の花まつりが1/11~3/31まで開催され、ちょうど今が見ごろになっています。
駐車場は無料で、入場料は一人100円(寄付形式)となっています。このような素晴らしいイベントを提供、運営されている関係者には感謝です。
ちょうど見ごろをむかえ、畑一面は黄色の菜の花でいっぱいです。菜の花の中を歩くこともできます(指定の場所のみ)。
菜の花畑にポツンと黄色いポストがあります。しあわせの黄色いポストで、なんともインスタ映えしそうな感じです。
この季節だけ見ることができる景色。敷地がとにかく広く、ゆっくりのんびり楽しむことができました。
◆菜の花まつり 公式HP
伊良湖岬灯台
渥美半島の南側は浜が何十kmと続く、風光明媚な観光スポットです。先端の方は恋路ヶ浜と呼ばれ、綺麗な夕日を拝めるスポットになっています。
恋路ヶ浜から渥美半島の先端に向かう遊歩道を歩いて行くと、伊良湖岬灯台があります。青い空と海、白い灯台は美しいですね。夜になると灯りがともされ、航海の安全を守ってくれています。夕方、明け方に見に行くのもおすすめです。
伊良湖といえば大あさり
伊良湖といえば大あさり。恋路ヶ浜の駐車場近くのお店で、焼いた大あさりなどを楽しめます。一般的にウチムラサキ貝を大あさりと呼んでいます。
身が大きく、プリプリとした食感で、醤油の香ばしさと、磯の香りが口いっぱいに広がります。大きさの割には味は濃厚で、噛めば噛むほど、貝の旨味があふれ出てきます。最後に貝殻に残った汁をちゅぅ~と、最高です!うまーい!
西ノ浜風力発電所
伊良湖岬から西側海岸線を走っていくと、知る人ぞ知る、風車が立ち並んだインスタ映えスポットがあります。大きな風車を背景に、愛車の車やバイクを写真撮影するスポットになっています。伊良湖に来たらぜひ、行ってみてください。
渥美半島グルメを堪能
田原市内の飲食店を中心に、渥美半島 どんぶり街道と呼ばれるスタンプラリーが通年で実施されています。28店舗を回ると、特製のどんぶりやプレゼント(ホテル宿泊券)などがもらえます。
レストラン・サーフィン
レストランサーフィンは、道の駅あかばねロコステーションの近くにあります。海に行くとサーフィンや釣りを楽しむ方で賑わっており、帰りに寄っていくお客さんが多いとのことです。 ※4月から全面禁煙席
フライを中心としたがっつり系の食事が楽しめます。値段もお手頃で、フライ以外に海鮮丼(1,350円)もあります。今回、ミックスフライ定食(880円)を頼みました。
エビ、白身魚、豚肉のフライがのっています。フライはサクサクで、白身魚はふっくら、エビはプリプリで、タルタルソースとの相性も抜群。とにかく、ご飯が進みます。エビの臭みもなく、ボリュームもあり、美味しくいただきました。
グリル華
蔵王山展望台の近く、田原市中心にお店があります。店内は落ち着いた雰囲気で、店主の女将さんが気さくで、料理のことについて色々と説明してくれます。
注文したのはあなご天丼。あなごの天ぷらが2本のっています。その他には自家製の野菜の天ぷらが沢山のっています。量は普通盛りから特盛まで選べますが、並盛でも十分おなか一杯になります。
天ぷらはサクサクでおいしく、甘辛のたれがたっぷりかかっており、ごはんがしっとりでおいしかったです。セットでブロッコリースープ、トマトサラダ付もあり、こちらも自家製の素材を使用しており、こだわりが感じられました。
車中泊情報
車中泊を楽しみたい方は、以下の道の駅がおすすめです。こちらの記事も、ぜひ、ご覧ください。
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まとめ
春の渥美半島、伊良湖をめぐる旅を紹介しました。
気温も暖かくなり、花も咲き始め、海岸線をドライブするには最適な季節になってきました。渥美半島は風光明媚な観光スポットが多く、心もお腹も満足、間違いなしです。
今回紹介できなかったスポットも多くある渥美半島、伊良湖。観光にグルメに、ぐるっとめぐって楽しんでみてはいかがでしょうか。