江の島を出発し、目指すは三浦半島。
観音埼灯台と三浦半島の先端、城ヶ島を旅します。
日本最古の洋式灯台「観音埼灯台」をめぐる
美しい海の景色を眺めながら、鎌倉、逗子、そして横須賀へ向かい、三浦半島の東端の観音埼までやってきました。ここは観音崎園地と呼ばれる広い公園で、海沿いや森の中など散策して楽しめます。海側にはバーベキューエリアもあります。
東京湾の浦賀水道に面し、遠くには千葉県・房総半島の富津岬が見えます。岬の先端にある展望塔も、かなり小さいですが見えますね!
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しばらく潮風にあたりながら海沿いを歩いていると、白く凛とした姿が目を惹く、観音埼灯台に到着です。
明治2年に完成した日本初の洋式灯台とのこと。外国との交易にあたり、日本周辺の海は暗くて波も荒いとのことで、全国的に灯台建設が始まっていったみたいです。観音埼灯台はその先駆けで、灯台ファンにとっては聖地ですね。
灯台のてっぺんに向かう螺旋階段を上ると大きなランプ・照射灯が目の前に!近くで見ると大きくてレンズも分厚い。
灯台のてっぺん、展望スペースに到着し、東京湾の景色が一望できます。向こうに見えるのは房総半島かな。
灯台を後にして、ぶらり公園内を散策することに。木々が生い茂る広い公園で、ちょっと雰囲気のあるトンネルを勇気を出して進んでいくと・・・。
昔の砲台跡と思われる場所に到着しました。岬の高台にはかなりの確率で砲台跡があったりします。当時に思いを馳せながら散策するのも楽しいです。
高台の砲台跡ということは、この先には高確率で絶景スポットがあるはず。もう少し歩いていくと。。
高台の先端にベンチが2つポツン。その先には遮るものがない美しい海の景色が広がる。ありました、絶景スポット!
三浦半島の先端、城ヶ島を目指す!
観音埼灯台を出発し、本日の車中泊場所の城ヶ島を目指します。三浦半島の最南端に位置し、城ヶ島大橋を渡って行くことができます。日も落ちてきて周辺がオレンジ色に染まる中、城ヶ島灯台周辺をぶらり散策してみました。
夕日に染まる灯台には城ヶ島の岩礁の景色と猫のイラストが描いてありました。灯台近くからは海岸線に沈みゆく夕日が一望でき、その美しい景色に浸っていると、近くから猫の鳴き声が。。
3匹ほど野良猫がいました。このあたりを住処にしているのかな。灯台に描かれていた黒猫にそっくりでびっくりです。
城ヶ島周辺は岩礁が広がっており、釣り人や観光客で人気のスポットでもあります。岩礁に架かる観光橋からは絶景が広がり、遠くにうっすらと富士山も望めます。
あたりも暗くなり、いったん城ヶ島から出て、日帰り入浴施設へ。のんびり旅の疲れを癒し、再び城ヶ島を目指して移動。途中でライトアップされた2基の風車のある宮川公園に立ち寄ってみました。ぐるんぐるんと回る大きな風車は迫力満点です。
城ヶ島に到着し、2日目は島内の駐車場で車中泊です。朝から江の島散策に車の運転とかなり疲れていたのか、朝までぐっすり爆睡のはずでしたが、、、詳細は「城ヶ島西側第1駐車場」で車中泊の記事をチェックしてみてください。
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少し眠い目をこすりながら、いつもよりちょっと早めに起床して周辺を散策してみました。駐車場には朝から釣り人の車がちらほらと。海の近くの駐車場は朝が早いです。
駐車場の隣りは京急バスの城ヶ島停留所です。敷地内にはバスの形をした自販機がありました。めちゃくちゃバス感があってびっくりです!
島の東側・城ヶ島公園へ
城ヶ島の西側を一通り散策した後、次は島の東側、城ヶ島公園へ行ってみました。
広々した駐車場から公園内の林を抜けると、そこは見渡す限り海の景色が広がる岬の先端に到着します。
展望台から見えるのは安房埼灯台です。
岬の先端の階段を降りると、岩礁広がる浜辺へ出ることができます。
安房埼灯台の安房って、千葉県南房総の昔の呼び名ですよね。ここから安房の国が見えることから、このような名前になったとのことです。海のかなたに見える未知の国へのあこがれもあったのかもしれません。
三海荘さんのマグロ丼をいただく!
散策でお腹も空いてきたので、西側エリアに戻り、地魚料理が味わえる「三海荘」さんでマグロ丼を堪能しました。
プリプリの新鮮なとろけるようなマグロと、あら汁も魚の旨味が凝縮され、うーっまいい!!城ヶ島に来たらマグロ丼、間違いなしです!
さいごに
江の島・三浦半島をめぐる車中泊旅、2日目後半と3日目を紹介しました。
観音崎公園、そして城ヶ島と、海に面した風光明媚な場所で、のんびり海を眺めながらの散策には最高のスポットでした。日本初の洋式灯台でもある観音埼灯台、城ヶ島を守るように東西に位置する安房埼灯台、城ヶ島灯台と、灯台ファンにはたまらないスポットかと思います。
江の島・三浦半島をめぐる車中泊旅もこれにて終了。
「また来ますね!」
城ヶ島を出発し次に目指すは自宅!安全運転で帰ります。