車中泊でスライドドアからの乗り降りの際に、室内が丸見えにならないよう、カーテンを吊り下げるレールを作ることにしました。軽自動車での車中泊は車内が雑然となりやすく、見られるのが恥ずかしいという実情もあります。
市販品のカーテンレールもありますが、スライドドアに取り付けるパターンが大半で、ドア開口部を目隠しすることができません。開口部の上部に紐を張るパターンもあり、機能的には問題ありませんが、もう少し頑丈なバーを取り付けたいところです。
「何かよいアイテムはないか?」
と探していたところ、これだ!というものがありましたので紹介したいと思います。なんと、両スライドドア分で約450円と、格安で簡単に取り付けることができます。
カーテンバー(レール)について
今回取り付けたバーは写真のようなバーです。スチール製のため、紐と違って頑丈です。このバーにカーテンを取り付けたいと思っています。イメージは写真のような感じです。
使用する部材
使用する部材は、「自在型トレリス(DAIM/第一ビニール」という商品です。プランターと組み合わせて使用する、家庭菜園用の部品です。バーの長さが90cm、120cmの2種類があります。愛車ウェイクのスライドドアは90cmがぴったりです。
加工方法
バーをドア開口部に取り付けるため、アームと呼ばれる部品を加工して、バーホルダーとして使用します。バーホルダーを車のピラー(柱)に差し込みます。
アームのホルダー部を専用の工具等を使って切り取ります。ピラーへの差し込み側は少し長めに残します。車種によってピラーの形状が異なるため、実車をみながらサイズを決めます。
ピラーに取り付け
加工したホルダーをピラーにはめ込みます。ピラーの隙間に入れているだけなので、多少ぐらつきますが、バーとカーテンを付ければその分の重みで外れることはありません。写真のように差し込み側と反対側も少し伸ばしておくと、突っ張って外れにくくなります。
差し込む際に入り難い場合は、無理に挿し込まないでください。
ピラーにホルダーをセットし終えたら、ホルダー部にバーをはめ込みます。先にバーにホルダーを嵌めてから、バーと一緒にピラーにセットした方が作業しやすいかもしれません。
以上で取付完了です。車外から見ても、しっかりバーが付いています。あとは、ここにカーテンを吊り下げれば、立派な目隠しの完成です。
フロントドア側にも同じように取り付けることができます。
まとめ
ドア開口部にカーテンを取り付けるための、オリジナルのカーテンバーを紹介しました。
格安にしかも簡単に取り付けることができ、紐でカーテンを吊り下げるより、頑丈で安定、安心なカーテンレールになったかと思います。
本当はカーテンも付けて紹介したかったのですが、お気に入りのカーテンがみつからず、布屋さんに行って自分でカーテンを作ろうか悩み中です。
カーテンが付いた完成版は、またいつか紹介したいと思います。