車中泊で気になっていたことがあります。
スライドドアを開けた瞬間に車内が丸見え。軽自動車で限られたスペースのため、ドアを開けるとそこには生活感たっぷりの光景が広がっています。慣れれば恥ずかしくありませんが、できれば目隠ししたい。
そこで今回、車内の目隠しを目的にドア開口部にカーテンを取り付けてみました。自作のカーテンレールと汎用の小窓用のカフェカーテンを使用し、お手軽に作ってみたので紹介したいと思います。
既製品の車用カーテンを選択しなかった理由
ドアに取り付けるカーテンとして既製品で色々なものが販売されています。お洒落なものから、車中泊でも使える高性能なもの、簡単に取り付けられるものなど様々です。
カーテンの希望としては、
・ドアを開けても開口部にカーテンがあること
・カーテンレールなど安定したもので開け閉めできること
(ワイヤレール等はNG!)
・取り外しなどせずそのままでも邪魔にならない
・ねじ穴あけ、取付NG
・遮光性があること
ですが、既製品ですべてを満足するものがありませんでした。
「希望に合うものがなければ自分で作ろう!」
ということで既製品ではなく、汎用品を集めて作ることにしました。
準備するもの
準備するものはカーテン本体とカーテンを吊るすカーテンレールです。カーテンは小窓用のカフェカーテン、カーテンレールは園芸用のトレリスという部品を使います。
カーテンレール
使用した部材は園芸用の「自在型トレリス」という商品です。植木やプランターと組み合わせて使用するものです。
トレリスを使ったカーテンレールの作り方はこちらです。
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カーテン
今回使用したカーテンは、小窓用のカフェカーテンで、小窓やちょっとしたスペースの目隠しに突っ張り棒などで吊り下げる汎用のカーテンです。豊富なサイズ、色から選ぶことができます。
◆カフェカーテンの特徴
・サイズの高さ(丈)が選択可能
※45cm、75cm、90cm(標準+0円)
※1cmから注文できる(オプション+500円)
・色が豊富(全20色)
・1級遮光
・防炎加工
・洗濯OK
・値段も1枚1,200円でお手頃
ウェイクは幅100cm、高さ90cm、色はかなり悩んだ挙句、ダークブラウンを選択しました。
カーテンの両サイドはしっかり折り返し縫いされ耐久性が良さそうです。上下も波型にカットされお洒落です。レールを通す穴のサイズもちょうどいいです。
取付方法
カーテンの穴に準備したカーテンレールを通していきます。カーテンの片側を固定する場合は、ホルダーの位置をずらしてカーテンが動かないようにすると良いです(写真は固定無し状態)。
カーテンを通したレールのホルダーを車のピラーパネルに取り付け、カーテンの開閉がスムーズかを確認し取付完成です。取付方法がシンプルなため、カーテンの洗濯や模様替えなどでも、お気軽に脱着が可能です。
感想
カーテンの幅100cm一択ですが、ウェイクのドア開口部にちょうどよいサイズです。閉めた状態でもカーテンに余裕があり、しっかり車内を目隠しできています。
カーテンの高さ(90cm)も、フラットにした座席の少し上あたりになり、ちょうどよい高さになっています。カーテンを閉めると、車中泊マットも含め、車内が完全に見えなくなります。
遮光性についても、晴天の日にドアを開けてみましたが、カーテンからの光の透過はほとんどなくばっちりです。レール穴からの光漏れが気になる場合は、穴の部分だけに布等をぶら下げて目隠しすると解決できるかと思います。
室内からのカーテンの様子ですが、しっかりドア開口部全面を目隠しできています。カーテン色もダークブラウンで正解だったかと思います。落ち着いた車内の雰囲気になりました。
カーテンを開けると写真のような感じになります。端っこに寄せているだけですが、乗り降りなどの邪魔にならず、取付位置もばっちりです。
カーテンを縛っておきたい場合はカーテン用のものでもよいですが、お手軽なところで100均のべんりベルトが使えます。ゴムバンドでぐるっと巻いてマジックテープで留めるだけで簡単です。
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運転・助手席側にカーテンを取り付けることも可能です。同じようにレールをピラーに取り付けるだけです。
※運転中での運転・助手席側のカーテン使用は厳禁です。
まとめ
スライドドア開口部に車内の目隠しの為のカーテン取付を紹介しました。
汎用の小窓用のカーテンと園芸用の部品を使うことで、お手軽に希望に合ったカーテンを作ることができます。脱着も簡単で気軽に模様替えや洗濯もできて便利かと思います。
専用品に負けないぐらい良いものができたと大満足です!
車中泊などで車内の目隠し方法で困っている方は、今回紹介したカーテン取付を試してみてはいかがでしょうか。簡単ですよ!