今回は最近テレビなどでも話題になっている「高齢者の運転事故」について思うことを書いていきたいと思います。
遠く離れた実家で暮らす両親も70歳を過ぎていますが、歳を感じさせないぐらい、毎日元気に過ごしています。年に数回は実家に帰ったり、逆にこちらに遊びに来ることもあります。来るときは必ず父親がハンドルを握って、高速道路を運転してきます。
実家に帰った時は助手席に乗って、まるで教習所の教官のように、運転をチェックするようにはしていますが、今のところはヒヤリとした事はなく、昔と変わらず安全運転に努めています。
しかし最近の高齢者の運転事故のニュースを見るたびに、他人事とは感じることができず、自分の父親に対しても、いつかは車の運転について真剣に話さないといけない時がくるのではと感じています。
車の運転に対する父の思い
最近ですが、高齢者の事故について父と何気なく話題にしたことがあります。
「自分も体がしんどくなったら運転やめないといけないなぁ」とは言っていましたが、何か寂しい思いも持っているようでした。
高度経済成長期を経験し、若い頃はマニュアル車を運転し、車を持つことが夢であり、生活の中に車があった世代の父にとっては、車を手放すということは、不便になる以上に寂しさを感じるようです。
免許の更新の際は教習所に行き、教官と同乗し簡単な実地テストみたいなことを行ったそうですが、「〇〇さんは運転大丈夫ですね」と言われたと父が喜んでいたときは、こちらも嬉しくなりました。
「まだまだ元気なうちは運転したい!」というのが父の思いのようです。
子供として家族としてできること
高齢者の運転事故が話題になる前から心がけて実践していることがあります。
実家に帰った時、父が運転するときはほぼ必ず助手席に乗るようにしています。そしてこっそり、運転をチェックしています。ばれないように!
ちゃんと停止線で停まっているか、ふらふらしていないか、右左折時はミラーみているか、車間大丈夫かなどです。教習所の鬼教官までとはいきませんが、厳しい目でチェックしています。
怪しいなと思った時は、やんわりと伝えるようにしています。自分の父は温厚なタイプなので大丈夫ですが、言い方によっては気分を害してしまうので気をつけるようにします。
とにかく、コミュニケーションをよくとり、気になったところなどは遠慮なく伝えるようにしています。
時が過ぎ体の衰えを感じ、運転が難しくなった時に本人の口から、「そろそろ運転やめようか」と言ってもらえるように日頃からコミュニケーションをとるように心がけています。
決断が必要な時がくる!
「自分の父親はその時がくれば運転やめるだろう」と思っていても、実際はズルズルいってしまう可能性もあります。
その時は真剣に話し合って、現状を客観的に認識してもらい、家族として辛いですが、「免許証を返納しよう」と伝える決断をしようと思っています。
いきなり返納しようと言ったら怒る人が多いかと思います。やはり、日頃からのコミュニケーションが重要で、早い時期から話し合っておけば家族の思いを理解してくれると信じています。
テレビで報道されている悲惨な事故を家族としても起こさせたくないですし、本人自身も強く思っているはずです。家族であれば、より思いは通じると思います。
今年の父の日のプレゼントは!?
父の日のプレゼントはあげた記憶がほとんどありません。久しぶりに実家へ電話するとわざとらしく「父の日のプレゼントは何?」と聞いてきますが無視しています。
今年は久しぶりに父の日(6月16日)にプレゼントをしたいと思います。
プレゼントは、「ドライブレコーダー」です。
ドライブするのが好きな父は、「家に帰ってドライブした時の景色をテレビで見たい」と常々言っており、楽しみが増えて無邪気に喜ぶ光景が目に浮かびます。
し、か、し、、本当のプレゼントした目的は別にあります。。
事故やトラブルに巻き込まれた際に家族を守る目的と、あとは、日頃の運転をチェックするための記録として使用したいと思っています。
実家に帰った際に、自慢げにドライブ動画を見せてきたときに、こっそりチェックしようと思っています。本人には内緒で!すべての動画を見るのは大変なので見ません。。
最後に
今回は高齢者の運転事故についてブログを書いてみました。
父親が70歳を過ぎ、高齢者の運転事故が他人事でなくなりました。大切な家族が悲惨な事故に巻き込まれないよう、日頃からコミュニケーションをとり、元気なうちは安全運転で事故をおこさないよう、家族としてもサポートしていきたいと思います。
ドラレコ プレゼントしたら喜ぶだろうなぁ・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!