ウェイクで行く車中泊の旅

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信貴生駒スカイライン、法隆寺、平城宮跡、曽爾高原をめぐる車中泊旅 <奈良県・生駒市、斑鳩町、奈良市、曽爾村>

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まだ見ぬ絶景を求めて、今回は奈良県をぶらり車中泊でめぐってみました。

奈良公園・東大寺などに、旅行で何回か訪れたことはありますが、車中泊旅でめぐるのは初めてです。奈良といえば歴史あるお寺や、平城京などが有名ですが、夜景スポットや雄大な自然の絶景スポットもたくさんあります。

 

そこで今回は、

  • 信貴生駒スカイライン
  • 法隆寺
  • 平城宮跡
  • 曽爾高原

をめぐってみたので紹介したいと思います。

 

 

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旅の行程

まず目指したのが、信貴生駒(しぎいこま)スカイラインのパノラマ展望台。大阪の夜景を堪能したのち、車中泊のため道の駅へ。次の日は法隆寺と平城宮跡を目指します。昼食にはデカ盛りでも有名なとんまささん。満腹のお腹を抱えながら次の道の駅で車中泊。最終日は曽爾高原をめぐる、2泊3日の車中泊旅です。

 

 

信貴生駒スカイライン・パノラマ展望台(夜景スポット)

信貴生駒スカイラインは、奈良県の北西部、奈良と大阪をまたがって走る観光道路です。関西屈指の夜景スポットで、一度は行ってみたい場所でした。今回は信貴山方面から大阪方面を一望できるパノラマ展望台を目指しました。

 

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パノラマ展望台(大阪方面の景色)

 

通行方法によって料金が変わる!?

何も調べずに料金所に向かったため、料金所で行き先を聞かれて戸惑ってしまいました。信貴山方面からの場合、パノラマ展望台までの往復は普通車990円で、さらにその先の終点まで往復すると1,950円になります。無知は怖い、、1,950円払っちゃいました。。(泣)

 

「こうなったら終点まで行ってくるぞ!」

ということで終点まで行って戻ってきました。。

 

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パノラマ展望台から~夕日に照らされた大阪方面(中央奥のひと際高いビルがあべのハルカス)

 

評判以上の美しすぎる夜景にくぎ付け!

夕方にパノラマ展望台に到着し、そこから眺める景色はまさに、噂通りの絶景でした。雲の隙間から夕日が大阪方面に差し込み、幻想的な景色を楽しめました。

 

夜のとばりが落ち、街のあかりが灯りだす頃になると、展望台からの眺めは美しすぎる夜景に変貌します。まるで一面に宝石が散らばったかのような煌びやかな景色にくぎ付けです。

 

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パノラマ展望台からの夜景(大阪方面)

 

1時間ぐらいは眺めていたかと思います。想像以上の美しい夜景に、外の寒さも忘れ完全に引き込まれてしまいました。

 

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中央の奥には明石海峡大橋の吊橋のライトアップも!

 

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ウェイクと夜景

 

夜景を堪能したのち、近くの道の駅「大和路へぐり」へ。到着すると場所的に住宅地に近く、駐車スペースも狭かったため、この場所を諦めて別の道の駅に向かうことに。周辺に道の駅が少なく、悩んだ結果、道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」まで移動することにしました。

 

 あわせて読みたい 

 

世界文化遺産・法隆寺

2日目の最初に向かったのが法隆寺です。

日本で最初に世界文化遺産に登録されたお寺で、歴史も古く、今から約1400年も前の飛鳥時代に推古天皇、聖徳太子により造られたそうです。東大寺は何度か行ったことはあるのですが、法隆寺は初めてです(たぶん、、。修学旅行で行ったかな?)。

 

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南大門

 

駐車場から歩いてすぐの所に南大門があります。この門の先には、西院伽藍があります。天気に恵まれ、青空のもと、境内の散策がとても気持ちよかったです。

 

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西院伽藍に向かう通り

 

西院伽藍の中には、法隆寺のご本尊を安置する金堂と最古の五重塔があります。中門の横から西院伽藍の中に入り、拝観することができます(拝観料1,500円)。

 

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西院伽藍・中門

 

金堂、そして五重塔を近くで見るとその迫力に圧倒され、その奥深さに時間を忘れるほどです。寺内には多くの仏像が安置され、手を合わせて拝むと、不思議と心が洗われるようです。

 

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金堂とその向こうに五重塔

 

ボリューム満点!とんまさの若鶏かつ定食

法隆寺を拝観、散策し、お腹も空いてきたので、テレビや雑誌などでも話題の、ボリューム満点の定食が楽しめる、「とんまさ」さんに行ってみることにしました。

 

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とんまさ

 

想像以上のボリュームに愕然…

肉厚でボリューム満点のとんかつが楽しめる人気のお店で、その他にもエビフライや鶏かつ、時期によってはカキフライも味わえます。豊富なメニューの中でも、SNSなど各メディアで話題になったのが、「若鶏かつ定食(大)(税込2,117円)」です。

 

正直、頼もうか悩みました。。

アラフィフで食欲も落ち気味の自分に食べられるか。肉の量は500~600gぐらいで、衣が付いて1kgぐらい。う~ん、絶対無理。。でも、思い出作りとブログネタのため、頼んじゃいました!

 

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若鶏かつ定食(大)到着!!…

 

じゃーん!想像以上の量に、しばし戦意喪失しちゃいました。。

我に返り食べ始めることに。若鳥は柔らかくてジューシー、そして衣の表面はサクサクで、厚みもあり食べ応え満点です。甘めのソース(おかわり自由)との相性も良く、とにかくバクバク食べられます。うーまい!!!

 

なんとか完食。。。できず・・・

半分ぐらい食べたところで箸が止まりました。アラフィフの胃袋の限界に到達です。残ったかつは、容器(別料金)に入れて持ち帰ることができます。この日の夜の車中泊めしでおいしくいただきました。ごちそうさまでした!

かつ以外は持ち帰れないため、かつに隠れていた伏兵、大量のキャベツはなんとか食べきりました!

 

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食べきれなかったかつはお持ち帰り

 

平城宮跡をのんびり散策

お腹もいっぱいになり、少し運動をしないと、、ということで、平城宮跡歴史公園を散策することにしました。

 

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平城宮跡歴史公園・朱雀門

 

公園内には遺跡跡だけでなく、貴重な出土品や当時の奈良時代、平城宮の歴史を知って学べる「平城宮いざない館」や、カフェ、売店、情報コーナーなどがあります。朱雀門広場や大極殿復原跡などを散策するなど、1日あっても足りないぐらいのボリュームがあります。

 

夜になると朱雀門がライトアップされます。きれいですね。

 

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ライトアップされた朱雀門

 

車中泊も楽しめる!

平城宮跡公園内で、なんと!車中泊ができるサービスがあります。RVパークがあり、5台分の駐車スペースがあります。気になる方はチェックしてみてください。

 

■くるま旅クラブ(外部リンク)

 

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左の太平つどい館の裏側がRVパーク

 

もしかして?を期待して、当日に問い合わせしたところ、すでに満車でした。。

次の日の目的地、曽爾高原に朝早くに到着するため、近くの道の駅「伊勢本街道 御杖」に向かい、車中泊することにしました。

 

黄金のススキが広がる曽爾高原をぶらり山歩き

奈良県の東部、三重県にも近い場所にあるのが曽爾高原(そにこうげん)です。秋の季節になると、一面に黄金のススキが広がり、絶景を求めて多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

 

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曽爾高原

 

3日目は早朝から道の駅を出発し、曽爾高原に向かうことに。朝8時頃に到着すると、すでに第1駐車場は8割ぐらい埋まっており、早めに来て正解でした。昼前ぐらいになると、駐車場に向かう道路は大渋滞となっていました。

 

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曽爾高原 山歩きマップ

 

雄大な景色とプチ山歩きが楽しめる

麓から倶留尊山(くろそやま)の頂上まで、雄大な景色を眺めながら山歩きを楽しむことができます。景色だけを楽しむなら、途中の亀山峠、二本ボソまでくれば十分です。ここまで来るだけでも結構な山歩き感を味わえます。

 

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曽爾高原とお亀池

 

いつものラフなスタイルで山歩きしましたが、トレッキングシューズを持っていけば良かったと少し後悔。。思いのほか、足に負担がかかりました。場所によっては結構な斜面、岩場を登ることになります。

 

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亀山峠から望む倶留尊山山頂(その手前が二本ボソ)

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気を付けながら急な斜面、岩場を登っていく。

 

山登りのご褒美!雄大なパノラマ絶景!

息が上がりながらもなんとか、二本ボソの絶景ポイントに到着。そこに広がるのは、何も遮るものがない、曽爾高原と遠くまで連なる山々の景色、そして青い空。雄大なパノラマ絶景が広がっています。

 

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山頂付近(二本ボソ)から眺めるパノラマ絶景

 

がんばって登ってきた甲斐がありました。

岩場に腰掛け、心地よい風に吹かれながら疲れた体を癒し、自然の景色を眺める。なんとも言えない達成感と充実した気分を味わうことができました。

 

さいごに

奈良県をめぐる2泊3日の車中泊旅をお届けしました。

 

歴史ある史跡・名所だけでなく、自然豊かな場所、夜景などの絶景スポットなど、奈良県の魅力をさらに再発見できる充実した旅になりました。大盛鶏かつも最高でした!

 

「3日間じゃ、ぜんぜん足りない!」

そう思える奈良車中泊旅でした。また、来ます!

 

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