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岐阜県・中津川市をめぐる車中泊の旅 <中山道「馬籠宿」編>

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岐阜県中津川をめぐる旅の第2弾は、中山道「馬籠宿」です。

 

中山道は江戸日本橋を起点とし、馬籠宿は332kmの距離に位置し、69宿のうち43番目になります。馬籠は「島崎藤村」の生まれ故郷として知られ、観光客の増加に伴い、現在のような観光地として発展した背景があります。

 

古き町並み、宿場町の雰囲気を残すため電柱の撤去など、地元の方の努力のおかげで、今では外国からの観光客でも賑わう観光スポットになっています。

 

古き良き日本の風景が今も残っている、中山道「馬籠宿」をぶらり散策してみましたので紹介したいと思います。

 

中山道「馬籠宿」編

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アクセス方法

中央道「中津川IC」から国道19号を経由して馬籠宿に車で20分ほどで到着します。駐車場は馬籠宿の東西にいくつかあり、お勧めは「A-1駐車場」です。お土産屋さんや食事処と併設されており、買い物などに便利です。

 

 

ぶらり散策の旅

馬籠宿の街道には多くのお店があります。民芸品や地酒、和菓子などのお土産を扱っているお店や、食事処、宿泊施設まであります。昔の雰囲気を残す建物をみたり、道の脇の水路を流れる水音を聞きながら散策するだけでも気分が良いです。

 

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中山道「馬籠宿」
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駐車場から馬籠宿に入ると、まず現れるのが大きな水車です。街道の脇の用水路を流れる水によって水車が回され、発電した電気は水車小屋内の照明などに使われています。水車小屋の中は休憩所になっています。

馬籠宿内には休憩所がいくつかあり、水車小屋と真ん中あたりにも休憩所があり、自由に使用することができます。

 

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枡形 水車
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左:水車小屋内/右:休憩所

 

馬籠宿が現在のように観光地として発展したきっかけとなった、「藤村記念館」も団体客などで賑わっていました。「夜明け前」などの作品原稿や遺愛品などが展示されています。

 

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藤村記念館

 

藤村記念館の前には、「観光案内所」があります。散策の際に使う杖なども貸してくれます。外国からの観光客のために、英語のパンフレットなども置いてあります。馬籠宿にも多くの外国の方が観光を楽しんでいました。

 

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観光案内所

 

馬籠宿の東側入り口の先に、馬籠峠方面への道があり、少し行ったところに展望台があります。ここからは遠くの恵那山を眺めることができ、ぜひ訪れたいビュースポットになっています。

 

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展望台

 

食べ歩きスイーツを楽しみ散策の疲れを癒す

散策で疲れてくると、どうしても甘いものが食べたくなります。そのような時に限って、お店からの甘ーい香りに我慢できなくなります。馬籠宿でも手軽に食べ歩きできるスイーツがあり、名物「五平餅」や「栗ふく」などがあります。

 

まずは五平餅ですが、駐車場から馬籠宿に入ってすぐの所に、「白木屋」さんがあります。おばあちゃんが手造りで秘伝のタレで焼いてくれます。お店の軒先で焼いており、その香ばしい香りがたまりません。

五平餅というと棒に潰したご飯を平たくした草履のようなかたちのイメージがありますが、ここは一口サイズの団子を3つ、串に刺したかたちになっており、食べやすいのが特徴です。食べ歩きにも適しており、値段も1本150円とお手頃で、馬籠宿に来たらぜひ味わってほしい一品です。

 

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白木屋さんの五平餅(1本150円)

 

次に紹介するのは、「槌馬屋(つちまや)資料館」の軒先で売っている「栗ふく(1個230円)」です。カステラ生地(ホットケーキに近いかも)の中に、栗と栗餡んが入ったスイーツになります。他に、カスタードと粒餡んもあります。

もちもちした生地にしっとりした餡と栗の甘さとそのボリュームで、心とお腹を満足させてくれます。

 

資料館内はお土産や休憩スペースもあり、お茶を飲みながら栗ふくを楽しむことができます。散策の疲れも十分に癒されます。

 

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槌馬屋資料館の栗ふく

 

そば処「まごめや」

馬籠宿内に多くの食事処があり、どこに入ろうか悩んでしまいます。その中で、今回はそば処「まごめや」さんでランチをすることにしました。

 

お店の場所ですが、駐車場(A-1)の近くにあります。馬籠宿に行く前や散策後など、駐車場からアクセスしやすい場所にお店があります。

別棟になりますが、ワンちゃんも入店OKです。愛犬に寂しい思いをさせず、一緒に食事が楽しめるのは嬉しいですね。

 

お店の門をくぐり庭園を少し歩いた先に建物があります。

 

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そば処「まごめや」

 

メニューですが、そばを中心に(ミニ)丼物や一品料理があります。こだわりのそば粉を使用し、ざる、とろろ、天ぷらそばなどの定番メニューから、サラダに揚げそばがトッピングされた「そばサラダ」などもあります。 一品料理では、川ますの刺身や岩魚姿焼き、あまご甘露煮、五平餅などが楽しめます。

 

今回は秋限定、数量限定の「まごめやの秋桜(コスモス)ぷれぇと(1700円)」を頼んでみました。

 

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まごめやの秋桜(コスモス)ぷれぇと

 

料理の内容ですが、あなごの甘露煮のてんぷらの蕎麦、栗ご飯、烏骨鶏の温泉卵、ちこりにのったますとジュレ、まいたけの天ぷら、デザートは栗きんとん だったかと思います。料理が運ばれてくる際に説明があったのですが、忘れてしまいました。間違っていたらスイマセン。。

手打ちのそばで、少し濃い味の汁との相性は抜群でそばの風味をしっかり味わえました。もちもちした栗ご飯は、ふっくらした栗の甘味がごま塩の加減で引き立っていました。プレートの料理はどれもおいしく、秋の味覚を満喫させて頂きました。

 

まとめ

中山道「馬籠宿」をぶらり散策の旅をお届けしました。

 

昔の宿場町の雰囲気を味わいながら散歩し、疲れたら甘いスイーツを食べながら休憩するのも楽しく、日頃のストレスが飛んでいくような感じです。

そばを中心とした食事処が多くあり、手打ちそばや季節により栗ご飯なども楽しめます。

 

古き良き時代の風情を今も残す馬籠宿、名物スイーツを食べながら散策してみてはいかがでしょうか。暑さも和らいだ今の時期、馬籠宿の散策はお勧めです。