ウェイクはシートアレンジが豊富でフルフラットにできるモードがあります。
車中泊ではフルフラットにしてその上に寝ますが、どうしてもシートのデコボコが気になり快眠できません。そこでフラットにすべく純正オプションでマットが販売されていますが、値段が4万近くでなかなか手が出せません。
そこでネットで検索していると汎用タイプで「車中泊専用マット(オンリースタイル)」を発見し、評判も良かったため、こちらを購入してみることにしました。
車中泊専用マットについて
届いた商品が下の写真になります。使用する際は収納袋より取り出し広げます。バルブが2カ所あり、オープンすると自然に膨らんでいきます。10分もすれば写真のように膨らみます。
しまう時は同じくバルブを開け、マットに全体重をのせながら、端の方から巻いていくとコンパクトにまとめることができます。収納袋に戻し完了です。どちらも慣れれれば15分ぐらいでできます。
畳み方は以下の動画で確認できます。(メーカーHPより)
メーカーサイトより
ウェイクにセットしてみる
では、さっそく愛車ウェイクにセッティングしてみます。
2通りのシートアレンジで試してみました。まずはパターン1です。運転席も含め倒し、完全にフルフラットにした状態です。この状態でマットを置いてみると、助手席と後部座席の繋ぎ目の所の盛り上がり(矢印部分)でマットがフラットにできません。
この状態で寝てみたところ、腰のあたりが痛くて快眠できませんでした。マットの厚みが10㎝ほどあっても吸収しきれない凹凸です。
そこでこのパターン1は諦め、次のパターン2を試してみます。助手席、後部座席を床近くにセットするレイアウトです。先ほどのパターン1より天井までが高くなります。
このパターンの欠点は運転席が倒せなくなるということです。しかし助手席側との段差はできますが、パターン1&2の複合パターンも可能です。
マットを敷いた状態がこちらになります。このパターンでもシートのデコボコはありますが、先ほどよりフラットになります。その代わり、助手席から後部座席にかけて傾斜が発生します。
そこでマットの下に座布団などを敷いて嵩上げし、なんとかフラットな状態にできました。車中泊での睡眠も問題ありませんが、もっと良い状態を作りたいという気持ちがあり、まだまだ快眠を求めて模索中です。
マット厚みの調整方法
マットの膨らみが足らない場合はバルブを開けて空気をいれればよいのですが、ある程度膨らむとそれ以上がなかなか厳しいです。どうしても膨らませたい場合は、バルブから強制的に空気を入れるしかないです。
方法ですがいくつかあります。収納袋を使います。収納袋に空気入れのバルブがついており、それをマットに接続し、膨らませた収納袋で空気を送るという方法です。
もう一つは力技なのは否めませんが、バルブを手で覆い、直接息を吹き込む方法です。手軽に膨らみを調整できるのでいつもこの方法にしています。今のところ、特に問題は発生していませんが、メーカー的にOKかはわかりません。
運転席、助手席の状態です。運転席は倒さず使用しており、この場合、アームレストが邪魔になります。外すことができないため、マットを下に潜らせています。
足元の空間ですが、荷室にラックを組んでいるため、ラックの間にマットを敷くかたちになります。足をの伸ばすのに支障はありません。
ウェイクの室内長は2mほどありますので、足を伸ばして快適に寝ることができます。マットの幅が66cmあり、今回の場合は少し狭くなった感じではありますが窮屈にはあまり感じることはないです。
収納イメージ
使用後に畳んでラックに積んだ状態です。コンパクトサイズのため、収納場所には困ることはないかと思います。
さいごに
今回は一人車中泊を想定しレイアウトしてみました。夫婦2人で車中泊する場合は、やはりパターン1でフルフラットにするしかないかと思います。ワイドタイプ(100cm)のマットもありますので検討してもよいかと思います。
フラット化に向けて色々とトライしてみましたが、実は、今回挙げていないパターン3なるものが存在するようです。運転席、助手席、後部座席のリクライニングを背面一杯まで倒してフルフラットにする方法です。
ただし後部座席が後ろ一杯まで倒せないため、リクライニングのストッパ部分を削るという改造が必要です。詳細はかきませんが、自己責任での作業になります。
自分の場合は荷室にラックを組んでおり、パターン3は今のところ実現不可能なため、しばらくはパターン2で快眠できるように、日々改善を進めていきます。
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