ウェイクで行く車中泊の旅

軽自動車ウェイクでの車中泊日記やアイテムを紹介していきます


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ウェイク収納アップ術、室内天井スペースに棚を作る

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軽自動車ウェイクは室内の広さに定評があり、室内高は1,455mmもあり、ミニバンもびっくりのサイズです。運転席に座っても、頭上スペースはかなり広く、軽自動車なのに開放感が抜群です。

 

そんな室内広々のウェイクですが、車中泊になると軽自動車特有の限られたスペースがネックになってきます。車中泊での連泊や、夫婦二人での車中泊では、荷物の置き場に困ることがあります。

 

そこで今回は、ウェイクの室内高を活かし、天井スペースに荷物を置くための棚を製作してみました。空いた天井スペースが荷室として有効活用でき、ますますウェイクの収納力がアップしました。

 

「ウェイクで収納スペースを増やしたい」と思っている方に、少しでも参考になるように、製作過程を紹介していきたいと思います。

 

 

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部材を調達

今回の棚づくりですが、製作費を安くするため、ホームセンターや100円均一で部材を調達しています。ホームセンターはお気に入りの「カインズ」、100円均一は「ダイソー」で部材を購入しました。

 

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カインズホーム 欲しいものはたいてい揃う

 

アシストグリップバー

運転席と助手席のアシストグリップの間に取り付けるバーを2本購入します。長さが調整可能で、室内のサイズに合わせて調整し、グリップに引っ掛けます。運転席と助手席のバーの間隔は92cm、前後のバーの間隔は105cmになります。

 

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左:前席側バー / 右:後席側バー

 

メッシュパネル

棚になるパネルです。今回は立て掛けて使用するパネルを横向きにして棚として使用します。アシストグリップバーの間隔(105cm)と、前席のサンバイザー、最後部の荷室などとの干渉を考慮し、長さ120cmを選択しました。幅は45cmで、ちょうどバー長さの半分ぐらいになります。

 

べんりベルト

べんりベルトは100円均一で購入でき、ゴムバンドにマジックテープが付いています。荷物の梱包などに使用しますが、今回はメッシュパネルとアシストグリップバーを固定するのに使用します。

 

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左:メッシュパネル / 右:べんりベルト

 

すべり止めマット

メッシュパネルの上に敷いて、置いた荷物が走行中にズレたり、落ちないようにします。サイズはパネルのサイズに合わせて、幅40cm、長さ90cmを選びました。

 

スチールラック用部材

製作過程のところで説明しますが、メッシュパネル補強用に、曲げに強いL型の部材も準備します。補強用の部材は色々ありますが、手軽なところで、スチールラック用の部材を購入しました。

 

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左:すべり止めマット / 右:スチールラック用部材

 

購入した部材のリストです。(税込み)

 ・アシストグリップバー:2本で3,000円ぐらい

 ・メッシュパネル:998円

 ・便利ベルト:220円

 ・すべり止めマット:298円

 ・スチールラック用部材:428円

 ・結束バンド:88円

 <合計:5,032円>

 

製作開始

アシストグリップバーを前後のグリップに取り付けます。室内幅に合わせて伸ばし、グリップの上に置くだけです。次に、バーの上にメッシュパネルを位置を決めて置きます。位置を決める際は、運転席のサンバイザーや、荷室にあるものとの干渉などに注意します。

 

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メッシュパネルが干渉しないように位置決め

 

位置が決まったら、べんりベルトでバーとパネルをしっかり固定します。ベルトを伸ばして、ぐるぐると巻き付けて、マジックテープ同士でくっ付けて完成です。かなり頑丈に固定でき、外れる心配はほとんどありません。

 

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べんりベルトでバーとパネルをしっかり固定

 

メッシュパネルを下から見た感じです。これで棚はほぼ完成ですが、あと、もうひと手間かけて、棚の完成度を上げていきます。

 

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パネルの上に置いた荷物が、走行中にズレたり、落下しないようにすべり止めマットを敷きます。マット自体がズレて動かないように、結束バンドでパネルとしっかり固定します。

 

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試しにパネルの上に 荷物(ボックス)を置いてみました。パネルと天井のスペースは、ざっくり、高さが15~17cmで、奥行きは30cm+α(少しずつ狭くなる)という感じです。ボックスのサイズは、高さ12cm、奥行き26cmになります。いい感じで収まっています。

 

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これでほぼ完成なのですが、荷物の重さや振動などでパネルがたわんでしまい、不安定であることが判明しました。それほど問題ではないレベルですが、気になるため対策してみました。

 

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メッシュパネルの上にスチールラック用の部材を結束バンドで取り付け、パネルを補強してみました。取り付け前と比べると明らかにぐらつきが減り、試しにデコボコ道などをテスト走行してみたところ、まったく気にならないレベルに改善されました。

 

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パネルにL型のバーを付けて剛性アップ!

 

完成

パネルを補強し、これで無事、棚の完成です。

 

改めてボックスを置いてみると、立派な棚になっているのに感動してしまいました。ボックスに日用品、小物を入れたり、車中泊でのアイテムなどを入れたりなど、今まで行き場に困っていたものが収納可能になりました。

 

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棚の完成!

 

メッシュパネルを使用しているので、フックを掛ければ小物をぶら下げることもできます。

 

気になる頭上スペースですが、座高に自信のある(長いという意味で…)自分でも、こぶし1.5~2個分はあるので、それほど窮屈感、圧迫感は感じませんでした。

 

大満足の仕上がりです!

 

まとめ

軽自動車での収納スペースをアップするため、空いた天井スペースを有効活用し、棚を作ってみました。

 

ホームセンターで買ってきたものをそのまま取り付けただけのシンプルな造りですが、それなりに満足できる棚ができたかと思います。また、部材も5000円程度で済み、安く仕上げることもできました。

 

ウェイクをはじめ、ハイトワゴンに乗っている方で、収納スペースに困っている方に、今回の棚づくりの記事が少しでも参考になればうれしいです。