若狭湾に面した福井県を代表する景勝地のひとつ、三方五湖。
水深や水質が異なる5つの湖※が連なり、近くのレインボーライン山頂公園から、その美しい景色を一望できることから、人気のスポットになっています。山頂公園にはテラス、足湯やカフェなどもあり、絶景を眺めながらゆったりすごすことができます。
山頂からの絶景が、クールジャパンアワード2019に認定された三方五湖を訪れ、山頂公園をのんびり散策してみたので、紹介したいと思います。
※三方五湖:三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、日向湖(ひるがこ)、久々子湖(くぐしこ) の5湖
- アクセス
- レインボーラインを走って山頂の駐車場に到着
- リフト、ケーブルカーで山頂を目指す
- 山頂公園に到着
- 話題のテラスに行ってみる
- パワースポット・幸せの鐘
- 公園内にあるたくさんのワクワクスポット
- お目当ての絶景!天空の足湯へ
- 遠くから聞こえてくれる、演歌ふるさと
- ケーブルカーで山頂公園を後にする
- 峠ステッカーをゲット!
- まとめ
アクセス
三方五湖の絶景が楽しめる山頂公園は、三方五湖有料道路(レインボーライン)にあります。料金所は2か所あり、舞鶴若狭自動車道・若狭三方IC近くは日向料金所ですが、道の駅・三方五湖からは海山料金所が最寄りの入り口になります。
三方五湖有料道路
通行料:普通車 1,060円 / 二輪 740円
通行時間:7:30~18:30(5/1~7/20、9/1~9/30)
8:00~18:00(10/1~4/30)
※詳細は公式HPを確認ください。
公式HP:レインボーライン
レインボーラインを走って山頂の駐車場に到着
道の駅・三方五湖で休憩したのち、レインボーライン山頂公園を目指して出発。今回の福井の旅の楽しみの一つが、三方五湖を一望できる山頂公園です。テレビなどでも紹介され、テラスや足湯から眺める三方五湖や日本海が絶景とのこと。ここはぜひ行っておきたいスポットです。
レインボーラインをしばらく走ると、第1駐車場に到着します。午前中の早い時間ということもあり、駐車スペースはまだ半分くらい空きがある状況でした。しかし、昼過ぎて帰る頃には、駐車待ちの列が…。混雑時は少し離れた第2駐車場から、送迎バスで向かうことができます。
リフト、ケーブルカーで山頂を目指す
山頂公園には、リフト、もしくはケーブルカーで向かいます。
入園料(大人900円 / 子供500円)は各種割引(JAFなど)やスマホ決済も利用できます。JAF会員であれば、800円で入場できます。今日は?電波が弱いらしく、自分も含め、みなさんスマホ決済で苦労の様子。スマホをあちらこちらに向けているうちに、無事決済できました。
リフト、ケーブルカー、どちらに乗るか自由に決められます。風を感じながら景色の写真を撮りたかったので、リフトを選択しました。傾斜を登っていくにつれ、日本海とレインボーラインが眼下に広がりはじめ、その雄大な景色にしばし心を奪われました。
山頂公園に到着
約5分ぐらいのリフトの旅を終え、無事に山頂公園に到着。
山頂公園の案内マップを見ると、テラスが至る所にあり、お目当ての足湯は日向湖に近い美浜テラス側にあります。お洒落なカフェも2か所あります。公園内の施設はまだ新しく、綺麗なトイレも完備してあります。安心してのんびり散策が楽しめそうです。
話題のテラスに行ってみる
リフトを降りてまずはじめに、公園中央にある三方五湖を一望できる、五湖テラスに向かうことにしました。丸い大きなソファーとカウンター席があり、特にソファーは三方五湖をバックにインスタ映え写真が撮れるため、人気のスポットになっています。
この日もソファー側は満席で、しばらく空くまで待つことに。多くの方が利用できるよう、利用時間の目安5~10分と決められており、砂時計で時を知らせてくれます。
カップルや小さなお子様連れの家族など、のんびりくつろぎ、テラス席からの絶景を楽しんでいる様子でした。そのうち、誰もいなくなり、これはチャンス!ということで、ソファー越しに絶景を写真にパチリ!いい感じの写真がゲットできました。
2,3人は余裕で座れるソファーなので、一人で座るとかなり余裕があります。また、人気のテラスのため、多くの方が集まってきますので、少し恥ずかしいと思う方もいるかもしれません。
まわりを気にせず、のんびり休憩したい方におすすめの場所があります。リフト乗り場のすぐ隣に、ひっそりとソファーとテーブルが置いてあります。ここなら、落ち着いてくつろげるかと思います。
パワースポット・幸せの鐘
公園内には和合神社、そして恋人の聖地「幸せの鐘」があります。
親子、恋人、友人同士で神社にお参りした後、幸せの鐘を一緒に鳴らすと、一層のご利益があるそうです。一人旅なので、一緒に鳴らす人がいませんが、思いっきり園内に響き渡るほど鳴らしちゃいました。
公園内にあるたくさんのワクワクスポット
公園内にはいたるところに、ワクワクするスポットがたくさんあります。
見た瞬間に思わず座ってみたくなるブランコです。子供だけでなく、大人もワクワクしちゃいますね。景色は違いますが、アルプスの少女ハイジのオープニングを想像しちゃいます。ちなみに、ブランコは固定されており、動かせません。
公園の右側の茶屋テラスの近くには、ハンモック広場があります。
なんとも気持ちよさそうな感じで、ウトウト寝ちゃいそうですね。まわりを木々に囲まれ、ゆったりできますが、利用制限時間が…。熟睡しないように注意です!
お目当ての絶景!天空の足湯へ
公園内を一通り散策し、最後にお目当ての天空の足湯のある、美浜テラスに向かうことにしました。
美浜テラスには屋根付きのインフォメーションハウス、そしてその周りに足湯があります。足湯スペースは2か所あり、それぞれ5人ぐらいは利用できそうです。タオルも売っていて、手ぶらでも大丈夫です(売り切れ注意)。
足湯に浸かりながら、眼下に広がる三方五湖の絶景は最高の一言です。座る場所にもよりますが、どの足湯からも、日本海から三方五湖、すべてを眺めることができます。ポカポカの足湯と、テラスを吹き抜ける風が心地よく、散策で疲れた体を癒してくれます。
遠くから聞こえてくれる、演歌ふるさと
園内を散策していると、ときどき、懐かしい演歌が聞こえてくることがあります。
五湖テラスの近くに、福井県三方郡出身の演歌歌手、五木ひろしさんの名曲「ふるさと(昭和48年)」の記念碑・五木の園があります。レコード盤の形をした石碑に触れると、名曲ふるさとが流れ始めます。
自分はアラフィフで、演歌の良さが歳を追うごとに、しみじみ感じてきています。歌詞の中で、「~誰にも故郷がある~」というところでホロっとしちゃいます。
ケーブルカーで山頂公園を後にする
三方五湖の絶景、足湯、そして演歌、、散策を満喫し、のんびりできたところで、そろそろ帰ることに。帰りはケーブルカーで降りることにしました。
ケーブルカーに乗ったときはぜんぜん気づきませんでした。分かりますか?いきなり、質問で???になったかと思います。ひとつだけ、ピンクのつり革があります。
ハートの形をしたピンクのつり革で、「ハートをつかんで、しあわせつかもう」と書いてありました。つり革を眺めて、心の中でしっかり握りました!車中泊旅をはじめて3年、制約の中でも自分で考えて行動し、今、こうして旅が出来ていることに幸せを感じています。
峠ステッカーをゲット!
有料道路などの各地の峠に、峠プロジェクト・ステッカーがあり、気付いたら必ず購入するようにしています。ここ、三方五湖レインボーラインも、ショップ「にじいろ」で購入できます。
まとめ
福井県の景勝地のひとつ、三方五湖レインボーライン・山頂公園をのんびり散策を紹介しました。
公園内のテラスのソファー、ハンモック、天空の足湯など、日本海、三方五湖のパノラマ絶景を眺めながら、ゆったりのんびりすることができました。幸せの鐘、神社、そして三方五湖から、たっぷりの元気パワーを頂きました。
ときおり流れる演歌の名曲ふるさとに耳を傾けながら、のどかな三方五湖と山々の景色に囲まれ、日頃の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。リフレッシュできること、間違いなしです!