これから秋に向かって、暑さも和らぎ涼しくなり、車中泊には嬉しい季節になってきました。少し窓を開けているだけで、心地よい風が車内を吹き抜け、ウトウトと眠くなってきます。
そんなときに限って、来ちゃうんです。
・・・ブーン・・・ブーンブーン・・・
まさか、これは!?眠い目をこすりながら周囲を眺めると、嫌な予感が的中。絶対触りたくない大きめの羽のある物体が狭い車内を旋回中で、今にもこちらに迫ってくる勢いです。眠気も吹っ飛び、パニックの中で虫を退治し、残ったのは疲労感。
「こうなったらドアの窓に虫よけネットを付けるしかない!」
さっそく自動車ドア用のネットを購入し、フロントドアに取り付けてみたので紹介したいと思います。
虫よけネットについて
今回購入した虫よけネットは、Meltec(大自工業)製のウィンドーネットという商品です。フロント用とリアドア用、そしてスライドドア、リアバックドアの4タイプがあります。
ウェイクのフロントドアの幅を踏まえて悩んだ結果、リア用(幅900mm、高さ800mm)を選んでみました。フロントドア用は幅が1200mmあります。
注意書きにもありますが、スライドドアには使用できません。スライドのヒンジがあるため、干渉して取付できません。
製品仕様
サイズ:幅900mm、高さ800mm(リアドア用 WP-31)
幅1200mm、高さ800mm(フロントドア用 WP-30)
重さ:100g
材質:ポリエステル
◆今回使用したリアドア用ウィンドーネット WP-31
◆フロントドア用ウィンドーネット WP-30
取付方法
袋から出して広げると、写真のような被せるタイプのネットになっています。
両端にはマジックテープが付いており、外れないように車と固定できるようになっています。ウェイクでは使用せず、そのままにしてあります。
窓を開ける
エンジンをかけて窓を開けます。ドアミラーもたたんでおきます。ミラーが立った状態の場合、きつくてネットが被せにくいです。無理すると切れちゃいそうです。
ウィンドーネットを被せる
ドアの上から、ネットを被せます。
ドアの角などに引っ掛けて、ネットを破らないように注意が必要です。リアドア用はあまり余裕がないですが、フィット感はかなり良い感じです。気を付けながら、窓枠下まで被せていきます。
出来る限り隙間ができないように
背の高いウェイクは窓枠の高さもあり、ドアハンドルまでが限界の位置になります。
ハンドル部分に隙間が出来るため、心配であれば何か詰めておくとよいかと思います。ネットをさらに引っ張り下げて、マグネット等で留めるのもありですね。今回はこのままにしておきます。。
車内はドアトリムにネットが密着して、ほとんど隙間が無い状態です。
車外のドアハンドルから侵入しても、なかなか車内までは入ってこなそうですね。取付中は周囲に小さな虫がたくさん飛んでいましたが、侵入ゼロでした。あまり心配しなくてもよさそうです。
使ってみた感想
左右のドアにネットを取付し、車内でしばし休憩。
風が車内を通り抜け、想像以上に快適でした。シートを倒し横になっていると、眠ってしまいそうです。ネット越しから車外の景色もばっちり見え、圧迫感はほとんどありません。
サイズがぴったりで、ネットが揺れて気になることもありません。窓を開けていることを忘れるぐらい、自然で違和感がないです。車内の蒸し暑さも低減でき、車中泊での強い味方になってくれそうです。
気を付けないといけないことも
あまりの快適さについつい、眠ってしまいそうですが、窓が開いているため、防犯にはしっかり注意しないといけないです。簡単に破られてしまいますので。
キャンプ場などの安全がある程度確保できる場所で、使うとしても外から車内の鍵に手が届かない程度に窓を開けるなど、十分な注意が必要です。
まとめ
車内に心地よい風を通し、嫌な虫をシャットアウトしてくれる、虫よけウィンドーネットを紹介しました。
エンジンをかけられない車中泊、オートキャンプ場などで、蒸し暑い車内を少しでも快適にしてくれる便利なアイテムかと思います。虫の侵入を防いでくれる点においても、快適車中泊の旅の必携アイテムのひとつかと思います。
リアバックドア用のネットもあり、組み合わせるともっと車内が涼しく快適になり、こちらの導入もおすすめです。夏の車中泊、レジャーなど、車内の暑さで困っている方は、一度試してみることをおすすめします。
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