初代ファミコンが発売されてから今年で38年。
小さい頃にファミコンでよく遊んだという方も多いかと思います。自分も発売して間もないファミコンと、たくさんの楽しいゲームとともに過ごしてきました。
ファミコンといえば、あの白とえんじ色の筐体。
あの色の組み合わせを見ると懐かしい気持ちになります。
今回はファミコンの思い出を振り返りながら、えんじ色の筐体に魅了されて思わず購入した品々を紹介していきたいと思います。
ニンテンドークラシックミニ・ファミリーコンピューター
2016年に復刻版として、30種類のゲームを内蔵した「ミニファミコン」です。電源やリセットボタン、コントローラは、ほぼ当時のまま再現されています。カセット、取り出しレバー、拡張コネクタ、マイクはダミーで使用できません。
初めてミニファミコンを店頭で見たときは、当時のイメージそのままで感動してしまいました。箱はイマドキの段ボール箱ですが、当時は本体を発泡スチロール製の箱に入れて、紙の箱で蓋をした記憶があります。
HDMI接続で綺麗なテレビ画像で楽しめる
テレビとの接続はHDMI端子で、きれいな画像でゲームが楽しめます。
電源もUSB端子から気軽に取れるので便利です。
当時のファミコンにはHDMI端子がなく(当たり前ですね。。)、テレビのアンテナに割り込ませる接続方法でした。当時小学生だった自分は親と一緒に、アンテナの同軸ケーブルを苦労して先端処理、接続した記憶があります。今でも苦手です。。
配線が終わったらあとは、テレビを設定したチャンネルにガチャっと切り替えるだけです。1ch(チャンネル)と2chの2種類あり、当時は関東に住んでいたので、2chに設定しました(1chと3chはNHKなので)。
初めて購入したソフトは「ドンキーコング」。
当時はバッティングセンター内に併設されたゲームセンターで遊んでいたゲームです(1回50円)。これが家庭で遊び放題!には感動しましたね!
コントローラは安定の丸ボタン
ミニファミコンのコントローラは、安定のプラスティック製の丸ボタンになっています。連射ゲームもやりやすいですね。
ファミコンのボタンで有名なのが、初期のゴム製四角ボタン。
自分のファミコンはこのボタンで、とにかくボタンが押しにくく、連射ゲーム(スターフォース系)ではかなりの致命傷でした。当時人気のあった16連射なんて、ゴムボタンでは実現不可能です。
その後、改良されてプラスティック製の丸ボタンにモデルチェンジしましたが、その時のゴムボタンユーザーの複雑な気持ちと言ったら…。生まれて初めて、モデルチェンジ前ユーザーの悲しい気持ちを味わいました。
しかし!しばらくすると、丸ボタン交換キットという、救世主が現れることに!お年玉で買って交換し、晴れて丸ボタンユーザーになりました。でも、お金が無いので、ツーコン(コントローラ2側)はゴムボタンのままで、友人とコントローラの取り合いになったのも、今では良い思い出です。
ゲームボーイアドバンスSP(ファミコンカラーモデル)
2003年に発売された携帯ゲーム機で、2004年に限定でファミコンカラーの筐体バージョンが発売されました。店頭で見つけた際は即買いでした。
本体のボタンと、液晶モニター周り、筐体下部がファミコンをイメージさせるえんじ色になっています。白い部分は少しパールホワイトのようにも見えます。こっちはカセットを入れ替えることで、色々なゲームが楽しめます。
ファミコン世代の心をくすぐるパッケージデザイン
懐かしいファミコンソフトの復刻版がラインナップされており、そのパッケージはファミコン世代の心をくすぐるデザインでした。
当時のカセット箱をそのまま小さくしたサイズで、カセットもファミコンカラーになっています。ディスクシステム用のゲーム(ゼルダの伝説など)もあり、当時のディスクを彷彿とさせるカラーになっています。
小型液晶画面に映し出される懐かしいゲームたち
久々に押入れから出して使ってみたので、内臓バッテリーは空状態。ACアダプタ(専用のコネクタ形状)を何とか探し出し、無事、電源が入りました。
これ、子供の頃に難しくてクリアできなかった「スーパーマリオブラザーズ2」です。久々にやってみると、1-1面から怒涛の障害物&敵キャラのラッシュ!歳を重ねて老眼&小さな画面はきつすぎる!
ディスクシステムの悲しい思い出
ファミコンで画期的なシステムだったのが、ディスクシステムです。
ファミコンにディスクドライブを接続し、ゲームの入ったディスクを読み込ませて楽しむものです。ゼルダの伝説が1作目だった記憶があります。A面とB面があり、両方合わせると当時のカセットより容量が増えるため、ゼルダの伝説の世界観とゲーム規模には感動した思い出があります。小遣いとお年玉でがんばって購入しました。
また、ディスクシステムの特徴として、500円でゲームを書き換えられるというサービスがありました。容量の小さいテニスやサッカーなどは片面で済むため、1枚のディスクにゲームが2種類ということも可能でした。
書き換えできる反面、悲しいハプニングもありました。
まだ遊んでいるゲームに間違えて上書き。。店員さんには、本当にいいですか?と聞かれるのですが、早く新しいゲームで遊びたい気持ちが勝り、確認せずハイとすぐに返事してしまうこともしばしば。家に帰って事実に気が付いて愕然。。この頃の経験があって、何事も慎重になった今の自分がある!という方もいるのではないでしょうか??
ゲームウォッチ・スーパーマリオブラザーズ
2020年末から2021年3月までの限定で、スーパーマリオブラザーズが遊べるゲームウォッチが発売されました。こちらも偶然にお店で発見し、えんじ色筐体に惹きつけられ購入しました。
明るくて見やすい液晶画面
本体は手のひらサイズで、液晶画面は小さいですが、明るくて斜めでも見えやすい液晶です。明るさと音量調整が可能です。電源は充電式(TypeC)なので、ボタン電池は不要です。
時計とゲームが3種類内蔵
本体には時計機能と3つのゲームが内蔵されています。
- 時計機能
- スーパーマリオブラザーズ
- スーパーマリオブラザーズ2
- ボール
マリオの世界を舞台に、面白おかしく時刻を教えてくれます。見ているだけでも楽しいですね。
ゲームは普通に楽しめますが、ボタンサイズ、間隔が狭いため、操作には慣れが必要です。BダッシュでAジャンプ!ミス!やられちゃった。。
ボタンがなんとゴム製!丸い形ですが、触った感じと押した感じは、まさしく、あの、ファミコンゴムボタンを思い出させます。色々な意味で懐かしさがあります。
ゲームウォッチの思い出
ファミコンが世に出る前は、任天堂のゲームウォッチが人気で、持っている友人や親せきに遊ばせてもらいました。結構な値段がしていたと思うので、なかなか買えず。。
ゲームウォッチの代わりに、電卓に内蔵されたゲームで遊んでいた記憶があります。親が使っている普通の電卓ですが、ゲームモードがあり、切り替えると数字合わせ程度の簡単なゲームで遊べました。
今思うと単純でしたが、当時はそれでも楽しかった思い出があります。
全員集合!
ファミコンのえんじ色が好きで、集めたゲーム機を並べてみました。
ミニファミコンは27インチのディスプレイ、ゲームボーイとゲームウォッチはそれぞれの液晶画面に、スーパーマリオのタイトル画面を表示してみました。
どうですか!このスーパーマリオだらけ。
ファミコンカラーとスーパーマリオの組み合わせは最強ですね!画面が動き出すと、目が追いつかなくなります。。
まとめ
初代ファミコンカラーのえんじ色に魅了され、思わず購入した品々を思い出とともに紹介しました。
それぞれのゲーム機がどれも魅力的であり、手にして遊んでみたくなるものばかりかと思います。また、ファミコンに夢中になったあの頃が、えんじ色の筐体を通じて、なつかしく思い出されてきます。
これからもファミコンカラーを見つけたら、衝動買いしてしまいそうです。それだけ、ファミコンに魅了されているのは間違いありません。ファミコンとともに子供時代をすごすことができて、幸せだった気がします。
ファミコンカラーは永遠に不滅ですね。