今回は久々にHTMLを触ることになり、昔のことを思い出しブログを書きたいと思います。思い出話になりますので、役に立つ情報はゼロかと思います。当時を知っている人はそうだったよね!と納得いただけるかと思いますが、ほとんどの方は何それ?となるかもしれません。しばしお付き合いいただけると嬉しいです。
注)記憶が曖昧なところもあり、用語や意味などが間違っているかもしれません。
HTMLとの出会い
HTMLに初めて触れたのは、今から22年ぐらい前になります。Windows95の時代で、インターネットもそれほど普及していませんでした。当時は学生で、メールって何?というレベルだったかと思います。そんな自分がインターネットに触れるきっかけを作ってくれたのは同じ研究室の先輩でした。
パソコンでネットを開いている先輩の横で興味本位で「このページってどうやったら作れるのですか」と聞くと、先輩は色々と親切に教えてくれ、それがネットを始めるきっかけになったと記憶しています。
HTMLを使ってページを作る、それをサーバーにindex.htmlというファイル名であげるという基本だけを教えてもらい、始めてHTMLを使って作ったページは、画面に「Hello」と表示されるだけのもでした。とりあえず色や文字の色を変えて遊んでいるうちに、もっと色々やってみたいと思うようになりました。
始めて作ったページ(記憶によると)
<html><head><title>Hello</title>
</head>
<body text=#000000 link=blue vlink=purple alink=orange>
Hello
</body>
</html>
HTMLを勉強するため活用した本が、「HTMLポケットリファレンス(技術評論社)」です。今でもHTML&CSSリファレンスとして販売しているようです。ページを作る上でこの本には大変お世話になりました。
ホームページを作る
HTMLでそこそこ書けるようになり、リンクや画像も駆使することで、ホームページらしいものができるようになりました。当時はデジカメの画素数が少なく、綺麗な写真は撮れなかったです。カシオのQV10を使っていたような気がします。
使用する画像の容量にも相当配慮していました。ネットの通信速度が遅く、画像が重いとページを開くのに相当時間がかかります。そのため、トップページに画像有り版と無し版を選べるようにリンクを貼るなど工夫をしていました。
当時通っていた学校のパソコン&ネットは使い放題で比較的速度も早く、ストレスは感じにくかったですが、自宅で開くと遅すぎてダメということが日常茶飯事でした。その度に画像のサイズや圧縮率を変えてアップし直すの繰り返しでした。
今から振り返るとファミコンのカセットなどで、がんばって少ないROM容量にプログラムを収めるといった苦労に似ているような気がします。例えが分かり難くてゴメンなさい。
CGIを使ってみる
ホームページが完成し、友人の力もありアクセス数も増えてきて、最初のころは文章と画像だけの一方的な情報発信のみで満足していたのですが、双方向で情報をやり取りしたいという気持ちが芽生えました。
色々と調べていると掲示板というツールがあることを発見し、自分のページでも使えないかと考えるようになりました。
掲示板ですが、サーバ上のプログラムで動作しており、この仕組みをCGIと言います。プログラムはPerlという言語で作成されており、BASICやC言語等を知っている方は、理解できる言語です。
プログラム自体はサンプルがネットに転がっており、ソースをダウンロードし、好きなようにコードアレンジして使うようにしていました。
プログラムを動かすためにはサーバー側にも環境が必要で、レンタルサーバーによりCGIが使えないところもありました。自分は使えるサーバーを選んでいたため、その点は問題ありませんでした。掲示板、カウンタ、チャットなど、なんでも放り込んで動かしていました。
CGIを使えることで、友人とのコミュニケーションツールとして、ホームページが大活躍したのは言うまでもありません。
テレホーダイ始めました
テレホーダイってご存じでしょうか?
当時はモデムを使って電話回線によるネット接続でした。そのため、電話代がかかり、つなげるだけ通信料がかかっていました。そこに現れたのが、テレホーダイというサービスで、なんと夜23時から朝8時の間は指定の電話番号はかけ放題というサービスです。
このサービスのおかげで通信料を気にすることがなくなり、考えた人=神 と思えるほど歓喜した記憶があります。その代わり、毎日がほぼ寝不足です。今から思うと本当の神はその後に登場したADSLかもしれません。ADSLサービス開始により、終日ネット使い放題となり、寝不足から無事に解放されることになります。
ホームページやめる
HTMLと出会い3年ぐらいたち、ホームページを運営することをやめることにしました。理由は色々ありますが、見ている友人も少なくなり、更新も億劫になってきて、自然消滅した感じになります。
やめてから15年以上たったかと思います。
ブログ始めました
ホームページをやめてからも時々、またやってみたいなぁと思うことはしばしばありました。でも、ホームページの更新は思いのほか大変!ということで二の足を踏んでいました。
そこに現れたのがブログサービスです。以前より存在は知っており、貴重な体験や情報を発信し、少しでも役に立てればという思いは昔から変わりません。ただ、継続できるかが、一番の心配でした。
はてなブログと知り合い、これなら継続できそう!と思い、始めることにしました。有料会員への移行、独自ドメインも取得しました。モチベーションも上がり、なんだか継続してやっていけそうです。
ということで・・・
思い出話が中心でしたが、これからは無理せず、気ままにブログを綴っていきたいと思います。
本棚を見たら、古文書がでてきました。
「HTMLポケットリファレンス(初版 平成9年)」
この本も現役復帰です。
問い合わせはハガキ、封書でいうところが時代を感じますね。
CSSって何だ!?
スタイルシートのことらしいけど、何ができるのかは正直、よく分かっていません。ブログ諸先輩方を参考に勉強していきたいと思います。
それでは!