ウェイクで行く車中泊の旅

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ぶどうの丘、武田神社・信玄ミュージアム、名物ほうとうを堪能する車中泊旅 <山梨県・甲州市、甲府市、甲斐市>

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富士五湖をすべて巡り、次に目指すは山梨県の中心部。

山梨県といえば日本一のぶどうの生産地として有名で、国内で初めてワインが醸造された場所でもあります。多くのワイナリーで作られた美味しいワインが楽しめます。

 

また、甲府といえば戦国時代を代表する武将の一人、武田信玄の館があった場所で、現在は武田神社が建てられています。戦国ファンなら一度は訪れたい観光スポットですね。

 

今回は、

  • ぶどうの丘
  • 武田神社~信玄ミュージアム
  • 名物ほうとうのお店 小作

に車中泊旅でめぐってみたので紹介したいと思います。

 

 

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富士五湖を後にして目指すは山梨県中心部(本栖湖駐車場より)

 

旅の行程

富士五湖を後にし、まず向かったのは車中泊のため予約した、笛吹市の石和温泉郷にある、かんぽの宿・石和です。温泉で旅の疲れを充分に癒し、翌日最初に向かった場所は、ぶどう果樹園が広がる小高い場所にあるぶどうの丘です。

 

そのあと、武田信玄の居館・躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)のあった場所に建てられた武田神社と、信玄ミュージアムをぶらり散策。最後に山梨名物のほうとうを堪能する旅です。

 

 

 あわせて読みたい 

 

ぶどうの丘

かんぽの宿石和から車で20分、甲州市勝沼のぶどう果樹園が広がる小高い場所に、ぶどうの丘があります。

 

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ぶどうの丘・星降り岬、希望の鐘

 

敷地内には、売店やレストランの他、宿泊施設や日帰り温泉施設などもあります。丘の上からは甲府盆地や南アルプスの山々が一望できます。

 

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ぶどうの丘・案内マップ

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甲府盆地、南アルプスの山々が一望

 

地元ワイナリーのたくさんのワインに出逢える

山梨といえばワイン!ここ、ぶどうの丘の売店では、たくさんの地元ワインの中から、自分の味覚に合った、お気に入りを見つけて購入することができます。

 

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売店入口

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所狭しと並べられた地元ワインの数々

 

ワイン好きにはたまらない!試飲コーナー

これだけワインがあると、どれにしようか迷っちゃう。。でも大丈夫です。なんと、1杯100円から試飲できます。すべて試飲できるわけではありませんが、気になるワインはその場で味わうことができます。

 

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1杯100円から試飲が楽しめるワインサーバー

 

ひとり車旅だと、試飲ができないのが残念!飲酒運転は絶対ダメ!

車中泊で利用したかんぽの宿でワインをゲットしているので、家に帰ったらゆっくり味わいたいと思います。クリスマスか正月に飲もうかな。楽しみです。

 

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かんぽの宿でゲットした新酒のワイン!

 

日帰り温泉やRVパークでのんびりと

敷地内には日帰り温泉「天空の湯」や、その隣にはRVパークがあります。

 

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日帰り温泉・天空の湯

 

RVパークからは甲府盆地と、連なった山々の頂付近が雪に染まった南アルプスを一望できます。パノラマ景色を眺めながら、のんびり車中泊が楽しめそうです。お風呂も近いし、売店でワインを買って楽しむのもありですね!RVパークなので、車の移動の心配がないのが良いです。

 

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RVパークから甲府盆地や南アルプスのパノラマ絶景が楽しめる

 

ぶどうの丘にはその他にもレストランやバーベキュー場などもあるみたいなので、今度来るときはRVパークでのんびり車中泊してみようかな。

 

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ワインの神様バッカス像

 

武田神社

ぶどうの丘を後にし、次に向かったのは甲府市内にある武田神社です。

山梨、甲府といえば戦国時代の有名な武将、武田信玄を思い浮かべる方も多いかと思います。武田家3代に渡る居館・躑躅ヶ崎館の跡地に建てられたのが武田神社です。

 

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武田神社

 

鳥居をくぐり境内・参道を歩いて行くと、武田家の家紋、割菱(武田菱)をかたどった手水舎があります。神社のいたるところに家紋があり、歴史好きな方はワクワク興奮が収まらないかと思います。

 

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割菱(武田菱)のかたちをした手水舎

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拝殿

 

武田信玄生誕500周年~戦国の世に想いを馳せる

武田信玄の生まれた年は1521年で、今年でちょうど500年になるそうです。

当時の館跡の復元整備も進められ、至る所でその痕跡を垣間見ることができます。500年前、武田信玄をはじめ、錚々たる武将たちが居たであろう場所。歴史ロマンを感じざるを得ません。

 

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西曲輪北枡形虎口

 

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大手門跡地。遠くには富士山も。

 

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武田信玄、生誕500周年!

 

信玄ミュージアムで歴史を知る

武田神社の近くにある信玄ミュージアムでは、躑躅ヶ崎館の初代当主、信玄の父親でもある武田信虎から、息子勝頼までの3代に渡る歴史が学べます。

 

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信玄ミュージアムは必見!

 

戦国の世に甲斐の虎と恐れられた信玄の人物像、戦いの歴史、その戦いを支えた家臣団、滅亡に至る過程など、多くのパネルや映像、歴史資料で知ることができます。歴史好きなら必見です。

 

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記念撮影ブース

 

お土産屋さんでは地元銘菓、桔梗信玄餅を購入できます。きな粉餅に黒蜜をかけて食べる和菓子です。売店に信玄の鎧が飾られていて、その裏には風林火山と書かれたお茶が。。後で気付きました。気になる。。。

 

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お土産屋~桔梗信玄餅がズラリと並ぶ

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武田信玄の鎧兜。風林火山と書かれたお茶が気になる!

 

甲州ほうとう・小作

武田神社、ミュージアムで心ゆくまで歴史を感じ、気付いたらお昼時をとうに過ぎ、お腹も減ってきました。

山梨といえば、ほうとう!

県内にいくつかお店を構える、かぼちゃほうとうで有名な、小作・竜王玉川店に行ってみました。

 

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甲州ほうとう・小作(竜王玉川店)

 

古民家を改装した趣ある店内

駐車場側には大きな風車があり、庭園を歩いて行くとお店の入口があります。お昼をとっくに過ぎた時間帯にも関わらず、たくさんの順番待ちのお客さんで賑わい、呼ばれるまで1時間ぐらいかかっちゃいました。ものすごい人気店なんですね。

 

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店舗入り口。武家屋敷の雰囲気漂う

 

古民家を改装した店内で、趣のあるどこか懐かしい、落ち着いた雰囲気があります。時間の止まった古時計が、「時間を忘れてほうとうを楽しんでね!」とお客を迎えているように感じました。

 

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趣のある店内。時が止まった時計。

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美味!かぼちゃほうとう

名物のかぼちゃほうとう。

豚肉、ちゃんこ、辛口カルビ!など、いろいろなメニューがありますが、どれもかぼちゃほうとうがベースになっています。悩んで決めたメニューは、定番のかぼちゃのほうとう(税込1,200円)。シンプルにかぼちゃオンリーのほうとうを味わってみたいと思います。

 

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メニュー表

 

出来上がるまでしばしのんびり休憩。古き良き日本の家屋は落ち着くなぁ。ほうとう食べるの初めてだけど、どんな料理なんだろう。

待ってました!かぼちゃほうとう到着です。

 

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かぼちゃほうとう(税込1,200円)

 

鉄鍋でぐつぐつ煮込んでいるためアツアツです。野菜がたっぷり入っていて、どれもホクホクやわらかです。かぼちゃの甘みとダシの旨味、味噌が汁に溶け込み、また、野菜にも浸み込むことで、たくさんの野菜でもバクバク食べられます。

 

メインのほうとうは、平べったい食べ応えのある麺で、ツルツル、もちもちの食感です。汁をまとった麺をすすると、かぼちゃの甘みと素朴な味噌の風味が口の中いっぱいに広がります。うーーーまい!!!!!

 

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ツルツル、もちもち!平べったい食べ応えのある麺

 

食が細くなりだしたアラフィフおじさん(自分)には、大満腹のボリュームでした。並んで待った甲斐がありました。山梨に来たらほうとう!絶対味わいたいグルメになりました。

 

さいごに

ぶどうの丘、武田神社、そしてほうとうを味わう車中泊旅を紹介しました。

 

山梨といえばぶどう、そしてワイン。ぶどうの丘では、たくさんの地元ワインが買えて、味わえて、食事もできて、温泉に宿泊に、ワイン好きならぜひ訪れたいスポットかと思います。RVパークもあり、車中泊でも訪れたくなりました!(飲んでの運転は絶対ダメ!)

 

歴史好きならぜひ訪れたい武田神社と信玄ミュージアム。神社でお参りし、復元が進む館跡を散策し、500年前に想いを馳せる。ミュージアムで歴史を知り、感じる。歴史好きの自分にとっては、充実した時間になりました。

 

かぼちゃのほうとう!並んで待った甲斐がありました。あの食感と素朴で深い味わいにハマっちゃいました。

 

富士山から始まり山梨をめぐってきた車中泊旅、短いですがこれにて終了です。。。車中泊して帰宅します。車中泊場所の小淵沢を目指して出発です。

サラリーマン車中泊旅は時間がないなぁ。。。

 

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