ウェイクで行く車中泊の旅

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かんぽの宿「石和」で車中泊(くるまパーク)~山梨観光名所にアクセス良好、石和温泉郷で旅の疲れもスッキリ <山梨県・笛吹市>

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山梨県の甲府盆地、峡東地域のまち笛吹市

桃やぶどうの果樹園が広がるのどかなまちに、石和温泉郷(いさわおんせんきょう)と呼ばれる癒しスポットがあります。その温泉郷にあるのが、かんぽの宿「石和」です。

 

今回はくるまパークサービスを利用し、かんぽの宿「石和」に車中泊してみたので紹介したいと思います。

 

 

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かんぽの宿で車中泊って?

かんぽの宿ではくるまパークというサービスがあります。

これは施設内の駐車場で車中泊できるサービスで、有料制「くるま旅クラブ」の会員であれば利用することができます。サービス内容や利用方法については、下記の記事を参考にしてみてください。

 

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アクセス

中央道・笛吹八代IC、もしくは一宮御坂ICを降り、北へ10分ほど走った場所、石和温泉郷内に、かんぽの宿「石和」があります。

 

 

この辺りは峡東地域と呼ばれ、山梨の東部にある、山梨市、笛吹市、甲州市の3つのまちで構成されています。周囲を山々に囲まれた盆地で、桃やぶどうの果樹園が広がるのどかな地域です。地元ワイナリーも多くあり、美味しいワインを楽しめます。

 

西には甲府市、北に20kmほど行くと昇仙峡、ほったらかしキャンプ場などがあります。観光地へのアクセスも良好で、旅の途中に温泉でのんびり休憩するのにも最適です。

 

施設情報

施設名:かんぽの宿「石和」

連絡先:055-262-3755 (7:00~22:00)

料金:駐車場代 2,000円(1台分)

   入浴料 大人500円 / 小人300円

    ※利用中は何度でも入浴可能

入浴時間:5:00~9:00/10:30~24:00

トイレ・洗面:24h

    ※24:00~5:00は屋外トイレを使用

売店:7:30~20:00

チェックイン:10時 / チェックアウト:翌日10時

無線LAN:館内のみ利用可(駐車スペースでは受信できず)

詳細情報はこちらかんぽの宿石和(山梨県)の情報|くるま旅公式WEBサイト

 

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かんぽの宿・石和 庭園

 

周辺情報

かんぽの宿から歩いてすぐの所に、石和温泉駅(JR中央本線)があります。

駅前には足湯もあり、無料で楽しめます。駅周辺には居酒屋などが数店あるぐらいで、食事ができそうな場所は少なめです。

 

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JR中央本線 石和温泉駅前(南口)

 

夕食などは買い物で安く済ませたい!

おすすめは歩いて5~10分ぐらいの所にある、イオン石和店がおすすめです。食料品売り場メインの小規模イオンで、お惣菜やお刺身、お弁当などをお手頃に購入できます。

 

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イオン石和店

 

車中泊場所

車中泊場所は、宿泊専用駐車場と建物の間のスペースになります。奥には従業員用の駐車スペースがあります。建物までの距離は遠くなく、車からの移動で面倒ということもないかと思います。

 

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建物と宿泊者用駐車場の間が車中泊専用エリア

 

1台あたり、3台分の駐車スペースを自由に使えます。大きなキャンピングカーでも、横向きで十分余裕をもって駐車できます。この日の利用者は自分と、もう一台は大きな立派なキャンピングカーでした。いいなぁ~。。ウェイクだとポツンと感が半端ないですね!

 

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3台分の駐車スペースを車中泊で利用可能

 

車中泊中は自由にこのスペースを利用できます。車からサイドタープやドアタープを出して、テーブルを広げて食事を楽しむこともできます。正直なところ、目立つのでなかなか恥ずかしいですが。。

※どこまでできるかは各かんぽの宿に確認し、決められたルール内で楽しみましょう!

 

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雰囲気はどんな感じ?

車中泊スペースの夜21時ごろの様子です。

外灯や建物の灯りで、車中泊場所は全体的に明るい雰囲気です。車の目の前には生垣もあって、向こう側の駐車場からの人の目はあまり気になりません。歩道もありますが、ほとんどここを歩く人はいませんでした。

 

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夜21時ごろの車中泊スペースの様子

 

夜中の0時を過ぎるとメイン玄関は施錠され、館内のトイレ、洗面台が使えなくなります。屋外トイレは建物の裏側、テニスコート横にあります。行ってみるとそこそこ暗いので、少し怖いぐらいです。。できれば夜中はトイレに行かないようにしたいですね。。

 

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屋外トイレ(0時~5時はここを利用する)

 

夜は静かで快適!

駅前通りから少し入ったところにあるおかげか、夜になるとほとんど物音が聞こえない、静かな雰囲気になります。かんぽの宿の敷地内ということもあり、車や人の移動や物音もほとんどないです。気付いたら爆睡、朝になっていました。

 

館内情報

車中泊での利用でも、館内の売店やロビー、休憩スペースなどを利用できます

ロビー、休憩スペースは天井も高く、とても開放感があります。お風呂上りや寝るまでのちょっとしたひと時をのんびりすごすのに最適です。日中であれば外の庭園でのんびりすることもできます。

 

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ロビー・休憩スペース

 

売店で地元ワイナリーのワインが買える!

売店ではお土産やおつまみ、お酒などを購入できます。たくさんの種類のお土産があるなか、地元ワイナリーの美味しいワインをゲットすることもできます。

 

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売店・お土産売り場

 

売店の奥の扉を開けると、地元ワインが所狭しと並べられた、ワイン専用の部屋があります。今年出来たばかりの新酒も並べられています。また、地元日本酒もあり、どれにしようか悩んじゃいますね。

 

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地元ワイナリー自慢のワインなどがずらり

 

戦国時代ファンにはたまらない!?記念ワイン

山梨、甲府といえば、武田信玄。戦国時代ファンのみならず、誰でも一度は聞いたことがある、戦国時代を代表する武将ですね。その武田信玄公生誕500年を記念して、24将の記念ワインがありました。戦国の猛者たちが現代のワインで蘇る!

 

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武田信玄公生誕500年記念ワイン

 

石和温泉の露天風呂でのんびりと

室内と露天風呂があります。場所的なものもあり景色を楽しむことはできず、純粋に温泉を楽しむ感じです。夜空の月を見ながら、のんびり温泉を満喫できます。

 

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露天風呂<出典:かんぽの宿石和

 

無色無臭の温泉で、PH9.1のアルカリ性単純泉です。サラサラっとした肌触りで、体もよく温まり、気持ちの良い温泉です。

遅い時間や朝早くからでも入浴でき、また、何度でも入れるのが、かんぽの宿での車中泊で嬉しいポイントです。今回もトータル3回も入浴しちゃいました!

 

夕食、朝食も楽しめる

別料金(夕食8,000円~/朝食2,000円)で、車中泊利用者も館内レストランで、宿泊客と同じように食事を楽しむことができます。

 

今回は朝食のみ、頼んでみました。

地元の食材や料理もあり、シンプルながらも朝から美味しい食事ができました。バイキング形式で、好きなだけ食べられるのがいいですね。朝食とは思えないほど、バク食いしました。お腹もいっぱいになったので、もう一回、お風呂にいこうかな。。。

 

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朝食バイキング(税込2,000円)

 

周辺の立ち寄りスポット

かんぽの宿石和から行ける山梨観光名所をいくつか紹介します。

紅葉の季節などでは多くの観光客で賑わう景勝地・昇仙峡。そして、最近のキャンプブームで人気のキャンプ場、ほったらかしキャンプ場です。キャンプ場の近くには露天風呂からの眺めが素晴らしいほったらかしの湯もあります。

 

 

今回は実際に立ち寄ったスポットを2か所と山梨グルメを紹介します。(詳細は別の車中泊旅の記事で紹介予定です)

 

ぶどうの丘

甲州市勝沼のぶどう果樹園が広がる小高い丘の上に、ぶどうの丘があります。ぶどうの丘では地元のたくさんのワインを購入でき、また試飲もできます。ワイン好きならぜひ訪れたいスポットです。

 

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ぶどうの丘

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地元ワインの試飲もできる

 

武田神社

戦国時代、武田家3代の居城・躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)があった場所にある神社です。近くには信玄ミュージアムもあり、戦国時代ファンにはたまらないスポットです。

 

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躑躅ヶ崎館にあった場所に建てられた武田神社

 

甲州ほうとう・小作

山梨といえば名物のひとつにほうとうがあります。カボチャなどの野菜と、平べったい食べ応えのあるうどんが、鍋の中で味噌ベースの汁で煮込まれた料理です。寒い日は体も温まり、お腹も大満足のぜひ味わいたい山梨グルメです。

 

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かぼちゃのほうとう

 

まとめ

かんぽの宿「石和」(くるまパーク)での車中泊を紹介しました。

 

中央道のICから近く、また甲府市内にも近い。少し車を走らせば、山梨を代表する景勝地・昇仙峡や自然豊かなキャンプ場、地元ワインが楽しめるぶどうの丘など、観光地へのアクセスも良好です。

 

夜の車中泊場所はとても静かで快適にすごせました。石和温泉を存分に楽しめて、しかも何度でも入浴できる。ロビーでひと休みしてから車に戻る。車を置いて宿周辺をぶらり散策も楽しめる。普段の車中泊ではなかなか味わえない体験ができるのも、くるまパークの魅力かと思います。

 

ゆったりのんびりと温泉で旅の疲れを癒す。

山梨県を観光でめぐる時に、車中泊で利用してみてはいかがでしょうか。車中泊している姿はちょっと目立つかもしれませんが、非日常を味わえますよ!

 

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