奥三河地方の豊かな自然と歴史スポットが多くある愛知県新城市。
新東名高速からのアクセスが良好で、新城ICを降りてすぐの場所に、道の駅「もっくる新城」があります。奥三河観光の拠点として、また、道の駅のグルメや歴史ある湯谷温泉を利用した足湯などを求めて、多くの観光客で賑わう人気の道の駅です。
今回は道の駅「もっくる新城」に車中泊してみたので、紹介したいと思います。
アクセス
新東名高速・新城ICを降りてすぐ、国道151号線沿いに道の駅「もっくる新城」があります。周辺には山々が広がり、奥三河の入口ともいえる場所にあります。自然や歴史スポットが多く点在し、観光の拠点、休憩場所として便利な道の駅です。
施設情報
駐車場:普通車 75台/大型 13台/身障者用 2台
トイレ:24時間利用可能
自販機:飲料、アイス
EV車充電スタンド:あり
売店:8:30~18:00
食事処:定食コーナー11:00~15:00(モーニング8:00~)
フードコート(麺、からあげ):~18:00
足湯:10:00~16:00(タオル販売あり)
※木曜日は休止(温泉入替)
喫煙所:あり
最寄りのコンビニ:セブンイレブン 新城富永南店(約2km)
無料Wifi:あり
その他:ドッグラン(小型犬)
公式HP:道の駅 もっくる新城 | 公式HP
寒い日でも足湯でポカポカ
道の駅内には、この地域で1300年の歴史がある、湯谷温泉を使用した足湯があります。無料で楽しむことができ、タオルも200円で購入できます。足元からしっかり温まり、寒い日は体ポカポカ、夏は汗ばむほどです。
※蔓延防止等の処置により利用できない場合があります。詳細は公式HPを参照ください。写真は別日に撮影したものです。
奥三河のグルメが楽しめる!
奥三河で有名なグルメといえば、五平餅や肉汁たっぷりのフランクフルト、唐揚げなどが有名です。特にここの道の駅では特大グルメが堪能できます。110cmの五平餅、40cmのホットドッグなど。インパクトはSNS映え間違いなしか!?
他にも朝8時から始まる、卵掛けご飯とコーヒーのモーニング(おかわり自由)、猪や熊!?の骨から取ったジビエスープのラーメンなどもあるようです。また、新城、奥三河は鶏の町で、錦爽鶏(きんそうどり)が地域のブランド鶏として有名とのこと。
今回は時間の都合で味わえませんでしたが、また来ることがあれば、豊富な奥三河のグルメを楽しんでみたいと思います。
旅で疲れたワンちゃんもよろこぶドッグラン!
小型犬のみですが、ドッグランがあります。愛犬と車で旅をする方には嬉しい施設ですね。飼い主さんの休憩がてら、愛犬のストレス発散、運動には最適かと思います。
雰囲気はどんな感じ?
夜21時ごろの道の駅の様子です。
道の駅の北側(建物側)が普通車スペース、南側が大型車と普通車スペースになっています。普通車スペースは、国道側、出入口側、その中央の3つのエリアに分かれています。
南側には大型車用スペースがあります。その向かいには普通車も停められるスペースがあります。今回は足湯のすぐ隣、北側の中央スペースに駐車しました。
冬、しかも一番寒い時期ということもあり、訪れた日は車中泊が5台ほどでした。暖かい季節になると、もっと車が増えるようです。トラックは21時頃で数台程度で、夜中から早朝も何台か出入りがそこそこありました。
トイレ周辺は明るくて安心
建物近くのトイレやその周辺は、夜中でもあかるくて安心です。木のぬくもりが感じられ、広くてきれいなトイレです。便器毎に長篠合戦に関係した戦国武将の紹介パネルがあり、利用者を楽しませる工夫が随所にあります。
周辺の交通量は少なく夜中も静か
遅い時間になると国道の交通量も減り、走行音はあまり気になりませんでした。近くに高速があるのも感じさせないぐらいです。大型車スペースも離れており、出入口から離れた場所なら、夜中に訪れる車の音も気にならないかと思います。
道の駅の西側には、JR飯田線が走っています。朝6時から夜22時ぐらいまで、本数は少なめですが電車が通過していきます。明け方に通過した電車は二両編成で、通過する瞬間を何とか写真に撮れました(ブレブレですが…)。
おすすめの駐車場所
おすすめの場所は、建物近くの国道側のエリアかと思います。
出入口近くは夜中でも大型車の出入りがあるため、できれば避けた方がよいかと思います。夜中になると国道を走る車も少なくなるため、おすすめの場所が比較的静かで快適かと思います。
ちょうど真ん中の中央あたりはどうか?場所的には良さそうですが、ある理由であまりお勧めできません。朝5時になると、足湯に設置されたスピーカーから、駐車場側に向けて放送が10分毎に流れます。放送内容は後述しますが、確実に目が覚めます!
営業時間中での長時間駐車はご遠慮を・・・
休日にもなると多くの観光客で賑わう人気の道の駅のため、長時間駐車による混雑が問題になっているようです。せっかく来たのに駐車できん!と苦情もあったかもしれません。営業時間中もお構いなしに終日駐車しっぱなしの利用者がいるとのこと。朝5時から流れる放送は、これに関する駐車場利用の注意案内でした。
自分が車中泊旅で守っていることは、「車中泊で駐車する際は空いている時間帯のみ」です。道の駅の営業が終了した夜に訪れ、混む前には出発するというスタイルです。車中泊で道の駅や他の利用者に迷惑が掛からないようにし、お土産を買ったりグルメを楽しみつつ、道の駅関係者の方々への感謝の気持ちを忘れないよう、常に心掛けるようにしています。
入浴情報
道の駅から約12kmほどの場所に、日帰り温泉「鳳来ゆーゆーありいな」があります。1300年の歴史のある湯谷温泉をお気軽に楽しめます。施設内には温泉の他、温泉プールなどのスポーツ施設もあります(別料金)。
施設情報
営業時間:10:00~21:30
休館日:火曜日、12/29~1/1
入浴料金:大人 620円/子供 310円/幼児 150円
電話:0536-32-2212
その他:シャンプー、ボディソープ等あり
公式HP:鳳来ゆーゆーありいな(愛知県新城市)
アツアツ温泉で芯までポカポカ
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉で、感触はキュキュッとした感じです。体にまとわりつく感じではなく、サラサラしています。温度は比較的高めで、体の芯までポカポカ温まります。
温泉吹き出し口から離れた場所は湯温も低く、人気の場所になっていました。みんな、やっぱり熱いんだね。。自分は熱めの場所でがっつり温まりました。おかげで寒い車外での車中泊準備作業も、ポカポカが続いて快適!だったかも。
露天風呂<出典:鳳来ゆーゆーありいな公式HP>
館内には食事処や休憩所があります。休憩所は少し狭いので、混雑時は利用できないかもしれません。
周辺観光情報
奥三河地方には自然豊かな観光スポット、歴史スポットがたくさんあります。戦国時代の古戦場にもなっており、長篠の戦いは有名ですね。観光スポットを記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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まとめ
道の駅「もっくる新城」で車中泊を紹介しました。
新東名高速・新城ICからのアクセスも良好で、奥三河の自然、歴史スポットへの観光の拠点として便利な道の駅です。夜中は周辺道路も静かで、敷地内も明るくて安心、車の往来も少なく快適かと思います。
しかし朝5時の駐車場利用の放送にはびっくりしました。小心者の自分は慌てて飛び起きて片づけちゃいました。今までの道の駅で初めての経験です。道の駅や利用者に迷惑をかけず車中泊を楽しもう!と改めて誓う良い機会になりました。
奥三河の豊かな自然と歴史スポットをめぐる際は、ぜひ、道の駅「もっくる新城」に立ち寄ってみることをおすすめします。