みんな大好き、カレーライス!
カレー専門のチェーン店として有名なのが、「ココイチ」の愛称で親しまれている、「カレーハウスCoCo壱番屋」です。日本全国だけでなく、アジア諸国やアメリカなど海外でも店舗展開しています。
日本を代表するカレーチェーン「ココイチ」ですが、小さな喫茶店から始まったのをご存じでしょうか?その1号店が愛知県にある「西枇杷島店(にしびわじまてん)」です。今では綺麗な今風のココイチに生まれ変わり、昔の面影はありませんが、すぐ隣(店舗2階)には懐かしいココイチの歴史に触れられる「壱番屋記念館」があります。
今回はココイチの原点「壱番屋記念館」に訪れ、歴史と人気の理由を知り、みんな大好きココイチの魅力を再発見してきたので紹介したいと思います。
アクセス
ココイチの1号店「西枇杷島店」は、名古屋の北西、清須市にあります。
名二環の清州東ICを降り、国道22号線を南に10分ぐらい走ると到着します。周辺を住宅街で囲まれ、交差点の角地の小さなスペースにポツンとあるお店です。
壱番屋記念館
壱番屋記念館は西枇杷島店の店舗2階にあり、出入口はすぐ横にあります。
普段は施錠されており、入場するには電話での事前予約が必要です(完全予約制)。指定の時間になると開場され、中に入ることができます。専任スタッフがいるので、聞きたいことがあれば何でも教えてくれますよ!
施設情報
利用方法:完全予約制
料金:無料
入場時間:(平日)14:00~16:00
(土日祝)9:00~11:00
※予約の無い時は施錠されています
申し込み方法:電話連絡(0586-76-7545)
予約受付時間:9:00~17:00(月~金、祝日除く)
駐車場・トイレ:店舗利用可
公式HP:カレーハウスCoCo壱番屋
ココイチのすべてがここにある
1号店でカレーを満喫し、予約時間より少し早めでしたが、早速記念館へ入場。
螺旋階段を上がっていくと店舗2階に記念館があります。館内はそれほど広くありませんが、ココイチの歴史がぎゅっと詰まった、ファンにはたまらない空間が広がっています。
ココイチの歴史と企業理念「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」
壁面にはココイチの年表と会社理念やココイチへの想いなど、所狭しと掲げられています。入口近くにある記念スタンプを押していると、その目前にココイチの企業理念が書かれています。
「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」
いつもニコニコ笑顔で、キビキビ働き、ハキハキこたえる。確かにココイチに行くと、店員さんはいつも笑顔で、応対もばっちり!また行きたくなるのもうなずけます。また、別パネルには「欠品させない」、「営業時間の厳守」ともあり、こだわりと努力がココイチの魅力を支えているのは間違いありません。
ココイチの誕生は1978年まで遡ります。
宗次夫妻が開いた喫茶店「バッカス」の出前で出していた奥様が作るカレーが美味しいと好評となり、その年の1月に西枇杷島町にカレー専門店1号店をオープンしたのが始まりです。店名の由来は「ココのカレーが一番や!」からきています。
それから全国にチェーン店が広がり、2004年には1000店舗を達成しています。1994年には海外1号店をハワイオアフ島で開店しています。その後の活躍は誰もが知るところです。
奥様が心を込めて作ったカレーが誰もが愛する味となり、また食べたくなるココイチの味を支え続けています。
懐かしのカレーメニュー発見!
パネルには、1978年の1号店のオープンから現在までの歩みとともに、ココイチの歴史を飾った懐かしのカレーメニューも紹介されています。
今でも現役のポーク、ビーフ、イカカレー、そして今では味わえない、ステーキカレーやバナナカレーなどの変わり種も!どんな味なんだろうか?復刻したら食べてみたいですね。
オープン当初の木製のメニューもあり、値段が時代を感じさせます。ビーフステーキカレーが1,200円!今の値段だと、なんと2,000円!贅沢気分が味わえますね。
※ポークカレーの値段で換算しました(現:514円、昔:300円)
コレクター心を揺さぶるコラボ商品の数々
ココイチはアニメやゲームキャラとのコラボでも有名です。
過去に色々とコラボした商品の数々も展示されています。色々なアニメとコラボしており、今は名探偵コナンとコラボしてますね(21年4月現在)。アニメ、ゲーム好きなら欲しい!と思うアイテムばかりです。
コラボ商品以外にも、限定スプーンやオリジナルアイテムなど、常にファンを楽しませようとする想いが感じられます。そういえば、限定スプーン欲しさに通ったなぁ…。
チャレンジメニュー1,300gカレーの破壊力
今はありませんが、1,300gカレーを20分以内に全部食べたら無料という、チャレンジメニューがありました。達成者数や一番食べた量などの記録が掲示されています。最年少は9歳で最年長は72歳!凄すぎます!
1,300gってどのくらいの量なの?
怖くて注文したことがありませんが、実際の量が分かるサンプルが飾ってあります。横から見るとご飯の量が半端ないです。もし注文して目の前に運ばれてきたら、即戦意喪失しちゃいそうです。
魅力のご当地カレー
ココイチの魅力の一つに、ご当地カレー、メニューがあります。
北海道カレーや長崎の揚げそば入りちゃんぽん風カレーなど、車中泊の旅で訪れた際は、必ず食べてみようと思います。
ココイチが生まれた愛知のご当地カレー
ココイチの生まれた愛知にもご当地カレーがあります。
名古屋の南東、三河湾に面した風光明媚な蒲郡市にある「蒲郡捨石町店」にある、「地魚三昧カレー」です。
地元蒲郡で水揚げされた新鮮な地魚、ニギス、メヒカリ、タチウオがたっぷりのった絶品カレーです。タチウオでかすぎ!
海の風味がぎっしり詰まった新鮮でふっくらな白身とカレールーの相性はばっちりです。蒲郡に来た際には、ぜひ食べてみてください。
海外の現地メニューも気になる
記念館ではアジア諸国やアメリカの店舗のメニューも見ることができます。
日本では味わうことができない気になるトッピングや、サイドメニューなど、食べてみたいと思うメニューばかりです。地域によってはデザートが充実、がっつりサイドメニューなど、期間限定でもいいので食べてみたいです。
ココイチの魅力とは
壱番屋記念館でココイチの歴史と魅力を存分に体験できましたが、店舗に訪れてみると、あらためて気づく魅力があります。
ご飯の量や辛さ、追加トッピングなど、その時の気分やお腹の具合で無理なく自由に選べるのは本当にうれしいサービスです。お腹が空いていたら迷わず、カツカレー&500g以上を注文しちゃいます。。
カレーの種類もその時代に合わせてバリエーション豊かになるのも特徴です。記念館で見つけたバナナカレーなど、その時でしか味わえない魅力があります。また、アレルギーに対応したカレーメニューもあり、安心して食事ができるのもうれしいですね。
トッピングのフライですが、揚げ方を選べるって知っていますか?
注文の際に、カリカリに揚げてくださいと伝えると、こんがり揚げてくれます。よりサクサク感を味わえます。
その他にも追加ルーやお持ち帰りカレー、3種類のドレッシングを好きに使えるサラダ、持ち帰りカレー、結構便利な充電コンセントのサービスなど、たくさんのお客目線のサービスが充実していることに気付かされます。
まとめ
ココイチの歴史が詰まった「壱番屋記念館」を紹介しました。
人気の理由はこれだ!と確信しています。
- お客様の笑顔のために
「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」 - お客目線の豊富なサービス
量・辛さ選択、自由なトッピング、持ち帰り、アレルギー対応メニューなど - 魅力あるご当地カレー
現地でしか味わえないメニュー - チャレンジメニューなどの遊び心
- コラボ限定商品でファンの心を掴む
- 何と言っても飽きのこないシンプル味のカレー
あらためてココイチの魅力を再確認したとともに、多くの人に「ココイチ」が愛されている理由が分かった気がします。ココイチファンなら、ぜひ訪れてみてください!
「あ~、ココイチカレー食べたくなってきたぁ~」