能登半島の付け根に位置する富山県氷見市。
寒ブリで有名な氷見市ですが、源泉かけ流しの天然温泉、見られる時期が限られる富山湾に浮かぶ立山連峰、新鮮な海の幸が味わえる「ひみ番屋街」、まんがロードなど見どころが沢山あります。
今回は道の駅「氷見」に車中泊し、氷見市内をぶらり散策してみたので紹介したいと思います。
アクセス
国道415号から氷見漁港に向かい、比美乃江大橋(ひみのえおおはし)を渡った先に道の駅があります。道の駅から富山湾も近く、比美乃江公園を散歩しながら日本海の美しい景色も楽しめます。
道の駅から温泉や富山漁港、まんがロードも近く、ぶらり散策もおすすめです。
施設情報
駐車台数が200台強もあり、広い道の駅です。ひみ番屋街には、氷見の海の幸や新鮮野菜などが多く並び、また味わえる食事処などもあります。
駐車場:普通車 214台/大型 9台/障 6台
EV充電:急速、普通 各1台
トイレ:2か所 24時間使用可
自販機:飲料 2か所にあり
売店・食事処:あり
営業時間:売店 8:30~18:00 / フードコート:11:00~19:00
無料Wifi:あり
足湯:8:30~17:30
公式HP:氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
売店・食事処
新鮮な魚介類、地元で採れた野菜、名産品、お土産など多くのお店があり、見ているだけでもワクワクします。
食事処も多くあり、氷見の海の幸が味わえるレストラン、回転ずし、浜焼き屋台などがあります。氷見うどん、ラーメン、カレー、丼もの、デザートなどはフードコートで楽しめます。
お店で買ったお寿司などの総菜も施設内のテーブルで食べることができます。好きなものを買って、フードコート内や外でのんびり食事することができます。
足湯
施設内には足湯があり、1,250m地下より湧き出した源泉「氷見総湯温泉」を楽しめます。塩化物強塩温泉で黄土色をしています。足湯だけでも体が温まる感覚があり、旅の疲れを癒してくれます。
雰囲気はどんな感じ?
広い道の駅で、東側には海があり、とても開放感があります。夜になると近くの比美乃江大橋や公園の展望台がライトアップされ、幻想的な夜景が楽しめます。(大橋のライトアップは22時まで)
夜になると車通りも少なく、静かにすごすことができます。この日もキャンピングカーや車中泊の車が10台ぐらい停まっていました。外灯が少なめで、駐車場の端っこは真っ暗になります。周囲に車が少なく、暗めな場所が好きなので、北側入り口のすぐ近くに停めましたが、一晩快適に車中泊できました。
おすすめの駐車場所
トイレが2か所ありますが、南側は外灯もなく周囲がかなり暗いため、北側トイレ周辺がおすすめの場所になります。トイレや自販機、外灯もあり、ほとんどの車がこの周辺に停めています。
日帰り温泉や足湯なども近く、信号を渡って公園にも行きやすいので、ずばり、道の駅の北側がおすすめの駐車場所になります。
入浴施設
道の駅の北側、歩いて3分ぐらいの所に日帰り温泉「氷見温泉郷総湯」があります。源泉かけ流しの天然温泉が楽しめます。土日祝日は朝風呂(7:00~)もやっています。季節によっては富山湾からの日の出も拝めるかと思います。
室内風呂とジェット風呂、サウナ、露天風呂、炭酸風呂があります。泉質は先ほどの足湯と同じく、ナトリウム塩化物強塩温泉です。
温泉成分がかなり濃く、黄色みがかかったお湯はまるで黄金のスープのようです。サラサラとした優しいお湯で、体の芯まで温まり、いつまでも入っていられるお湯です。しかし、温泉が濃いので湯あたりだけは注意です。
露天・室内風呂 <出典:総湯 | 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街>
露天風呂からは富山湾が一望できます。運が良ければ、富山湾に浮かぶ立山連峰の景色を楽しめるとのことです。
日帰り温泉では珍しい朝風呂も堪能でき、車中泊やドライブなどで道の駅に訪れた際は、是非立ち寄りたい日帰り温泉施設です。
施設情報
営業時間:10:00~23:00(最終入場 22:00まで)
※朝風呂:7:00~(土日祝のみ)
休館日:年中無休
入浴料:大人 650円 / 子供 300円(小学生以下)
駐車場:90台
電話:0766-74-2611
公式HP:総湯 | 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
周辺観光
比美乃江公園
芝生が広がった広い公園で、海を眺めながら散歩することができます。公園内には展望台もあり、富山湾や氷見市内を一望することができます。
今日は雲が多く季節的なことかもしれませんが、残念ながら富山湾に浮かぶ立山連峰を見ることができませんでした。残念…。11月~3月の冬の季節がベストのようです。
氷見市広報課のHPに参考動画ありましたので紹介します。これが生で見られたら最高ですね。
▼氷見市広報課HP(ライブカメラもあり)
夜になると大橋とともに展望台のイルミも点灯されます。
まんがロード
氷見市と言えば、あの漫画家で超有名な藤子不二雄Aこと、安孫子素雄さんの出身地です。街の商店街は「まんがロード」と呼ばれ、忍者ハットリくんをはじめ多くのキャラクターのモニュメントに出会うことができます。
小さい頃は忍者ハットリくんやプロゴルファー猿、笑ウせぇるすまんなどで育った自分にとって、まんがロードでキャラクターに出会うたびに、小さいころの純粋で懐かしい思い出がよみがえってきました。
道の駅の足湯の近くには、オリジナルキャラクター「ひみぼうずくん」にも出会うことができます。氷見の海からやってきて、釣り竿とブリを持っています。頭をなでてあげるといいことがあるかも。
まとめ
富山県氷見市にある道の駅「氷見(ひみ番屋街)」での車中泊とその周辺観光情報を紹介しました。
富山湾の豊富な海の幸を存分に楽しみ、近くの公園やまんがロードを散策、足湯に日帰り温泉など、氷見の楽しさがたくさん詰まった場所がここ、道の駅「氷見」かと思います。
車中泊だけではもったいない!
氷見市内をぶらり散策し、忍者ハットリくんたちと出会い、懐かしい気分に浸ってみてはいかがでしょうか。