「以前にネットで見ていたウェブサイト(ページ)、今はなくなっちゃった(記事が更新された)けど、また見たいなぁ。」
と思ったことはないでしょうか。
役に立った情報や思い出記事など、今となっては見ることができないページも多くあるかと思います。
「また、見てみたい!」
そんな願いを叶えてくれる便利なサービスがあります。
◆ウェブアーカイブ
Wayback Machine
このサイトにいくと、なんと、過去のウェブサイトを閲覧することができ、まるでタイムマシーンに乗った気分にさせてくれます。
今回は、ウェブアーカイブ「WayBack Machine」を紹介したいと思います。
ウェブアーカイブとは?
ウェブ(インターネットの情報)+アーカイブ(記録・保存して残す)で、ネット上の情報を将来に活用できるように、記録・保存することを言います。
デジタル形式で保存された貴重なデータを、全世界の人々が将来にわたり利用できるようにするため、1996年にBrewster Kahle氏により非営利法人が設立されています。
そのウェブアーカイブが利用できるサービスが、「Wayback Machine」です。
何ができるの?
Wayback Machineでは、昔のページを当時のまま閲覧することが可能です。ページ上のリンクも有効で、保存されていればリンク先のページも閲覧できます。閲覧は無料で利用できます。
昔のページですが、ページが生まれてから現在まで何度か保存されており、その時々のページが閲覧できます。ページは常に収集され、蓄積されています。
保存データはウェブページのテキストはもちろん、写真、動画、音楽など、あらゆるものを記憶しています。(ページを自動で収集するボットが認識しないデータは保存されていません)
使用方法
実際にWayback Machineにアクセスし、何ができるのかを説明したいと思います。
サイトにアクセス
Wayback Machineにアクセスします。ページは英語になります。
▼Wayback Machine
検索したいアドレスを入力
ページが表示されたら、検索窓(enter URL or Keywords)にアドレスやキーワードを入力します。今回、例として本ブログのアドレスを入れてみます。
閲覧したいページを選択
検索すると、以下のような画面が表示されます。
年代軸とカレンダーでいつデータが保存されたか一覧表示されます。本ブログ(ウェイクで行く車中泊の旅:www.pisukechin.com)は、19年5月29日に1度だけ保存されています。カレンダーの日付をクリックして表示させます。
ページを確認
実際に表示されたページがこちらです。
ちょうど1年前のページが表示されました。
「そうそう!こんなタイトル画像のページだった!」と思わず懐かしくなる一瞬です。他の時期のページを確認する場合、メニューの日付を選択すれば表示されます。
ページ内のリンクも有効です。クリックすると、その先のページが表示されます。しかし、ボット君が認識していないと残念ながら保存されていません。以下の画面が表示されます。
懐かしい昔のサイトを閲覧
自分のブログは1回しか保存されておらず寂しかったので、昔によくお世話になり、現在は閉鎖したサイトを見てみることにしました。
もちろん、どのサイトも確認可能です。Wayback Machineにはなんと、4000億ほど(現時点で431 billion)のページが保存されているようです。凄い!
懐かしのページを検索してみると、1998年からページが保存されていました。カレンダーから好きな時代をクリックすると、その時のページが表示されます。
上のメニューの「Change」を選択すると、ページ(サイト)のざっくりした更新頻度が表示されます。おそらく、ボット君が見に行って保存した履歴かと思います。
ここからもページを見ることができます。
まとめ
ウェブのページを蓄積し閲覧できるサイト「Wayback Machine」を紹介しました。
今では見られなくなったサイトが閲覧できるため、忘れた貴重な情報や思い出を振り返るのに大変便利なサービスです。まるで、アルバムを見るかのように、昔を懐かしんでみるのも楽しいかと思います。
もう一度みたいあのページ ~
探してみてはいかがでしょうか。