ウェイクで行く車中泊の旅

軽自動車ウェイクでの車中泊日記やアイテムを紹介していきます

八丁味噌の聖地、岡崎「カクキュー八丁味噌の郷」味噌づくし旅 <愛知県・岡崎市>

 広告 

日本の国民食といえば味噌。全国には多くの種類の味噌が存在しますが、愛知県岡崎市には「八丁味噌」と呼ばれる味噌があります。

名古屋名物の味噌煮込みうどんなどにも使われており、愛知を代表する味噌の一つになっています。

 

今回は八丁味噌の聖地、岡崎市に江戸時代より続く「カクキュー」へ工場見学に行ってみたので紹介したいと思います。

 

 

f:id:pisukechin:20200224092636j:plain

合資会社 八丁味噌

 

 八丁味噌とは

八丁味噌の名前は、岡崎城から西へ八丁(約870m)離れた場所で作られていたことに由来しています。八丁味噌の歴史は古く、今から400年近く前の江戸時代まで遡ります。戦国時代の桶狭間の戦いに敗れ、岡崎に落ち延びた早川氏が武士を辞め、その子孫が味噌屋を創業し現在に至っています。代々、早川久右衛門の名前が引き継がれ、現在は19代目になります。

 

味噌づくりにおいては現在も伝統製法がベースになっています。大豆と塩を原料とし、大きな杉桶に石を積んで二夏二冬以上熟成することで味噌が完成します。

 

味噌の見た目は濃い茶色で、味が濃そうなイメージがありますが、実際はコクと酸味が感じられ、塩気の少ない独特な風味です。

 

f:id:pisukechin:20200226211305j:plain

八丁味噌 <出典:カクキューHP>

 

カクキュー八丁味噌の郷

カクキューの敷地内に「カクキュー八丁味噌の郷」があり、味噌の直売や八丁味噌を使ったグルメが楽しめるフードコートがあります。八丁味噌の史料館や蔵をガイド付きで見学もできます。

 

f:id:pisukechin:20200224092646j:plain
f:id:pisukechin:20200224092655j:plain
カクキュー八丁味噌の郷と直売店

 

施設情報

営業時間:9時~17時(売店)

工場見学:10時~16時(平日)/9時30分~16時(土日祝日)

 ※団体の場合は要予約。個人(家族)は予約無しでも可

 ※見学無料

休館日:12/31、1/1

電話:0564-21-1355

駐車場:45台

ホームページ:http://www.kakukyu.jp/

 

 

工場見学

工場見学は1時間毎に約30分の見学コース(ガイド付き)になります。八丁味噌の郷の直売所の中に工場見学の受付があり、個人であれば予約なしで当日でも見学可能です。直売所裏の中庭に集合し、時間になったらガイドさんの案内のもと、工場見学に出発です。

 

f:id:pisukechin:20200224092703j:plain

本社事務所

 

工場の敷地内に入ってすぐに現れるのが、本社事務所です。昭和2年に完成し、そのモダンな姿から当時は大変目立ったとのこと。今見ても白い柱と教会風のデザインが美しいです。登録文化財にもなっています。

 

工場見学ですが、メインは史料館と味噌蔵の見学になります。史料館は当時の味噌づくりの様子や歴史などを人形やパネル、実際に使われていた道具などから知ることができます。味噌蔵は実際に味噌が熟成されている、本物の迫力ある樽を見ることができます。

 

史料館

古い味噌蔵を改造して造られたのが史料館です。当時の珍しい資料や、人形を使って味噌づくりの様子を伝えています。

 

f:id:pisukechin:20200224092711j:plain

史料館(建物の奥)

 

史料館に入ってまず目に飛び込むのが、昔のカクキューの看板です。近くの矢作橋(今も実在します)で出会った、幼き日の秀吉と蜂須賀小六が描かれています。

 

f:id:pisukechin:20200224092719j:plain

カクキュー看板

 

当時の伝統製法での味噌づくりの様子を人形を使って展示されています。実物大で今にも動き出しそうなリアル感があります。

 

f:id:pisukechin:20200224092727j:plain

当時の味噌づくりの様子

 

カクキューにある最古の杉桶の実物展示もあります。天保十年(1839年)の杉桶で、直径が180㎝ほどあります。

 

f:id:pisukechin:20200224092735j:plain

杉桶(天保十年・1839年製)

 

味噌蔵

味噌蔵は実際に味噌を熟成させている杉桶が置かれている場所です。

 

f:id:pisukechin:20200224092743j:plain

味噌蔵

 

中に入ると先ほどの杉桶が所狭しと並べられています。ここで二夏二冬以上、熟成させて味噌が完成します。蔵に入った瞬間、味噌の豊潤な香りに包まれます。

樽の上にはたくさんの重石が積まれており、この積み方にも熟練の技が必要とのこと。カクキューにも若手が入り、熟練の技の継承が進んでいるそうです。

 

f:id:pisukechin:20200224092751j:plain

味噌熟成中の杉桶

 

岡崎カクキュー八丁村

八丁味噌の郷(直売所)の隣に、フードコート「岡崎カクキュー八丁村」があります。八丁味噌をメインにした各種グルメを堪能することができます。

 

f:id:pisukechin:20200224092809j:plain

岡崎カクキュー八丁村

 

名古屋名物「味噌煮込みうどん」、変わり種の「八丁味噌チーズカレー」、「味噌から揚げ」など、八丁味噌を使いまくった料理を楽しめます。今回は、味噌から揚げを頼んでみました。

 

f:id:pisukechin:20200224092836j:plain
f:id:pisukechin:20200224092843j:plain
八丁味噌香るサクサクジューシー味噌唐揚げランチ(1,160円・税込)

 

味噌だれは八丁味噌の特徴でもあるコクと酸味が効いており、少し甘めの味付けにしてあります。味噌だれをぶっかけた唐揚げはべとべとせず、サクッとしており、ジューシーでおいしかったです。しょっぱ(しおから)くはないですが、味噌の濃い味でご飯が進みます。ごちそうさまでした!

 

店内は席もたくさんあり、落ち着いた雰囲気です。店内の窓から味噌の桶を眺めることもできます。

 

f:id:pisukechin:20200224092819j:plain

店内の様子

 

f:id:pisukechin:20200224092827j:plain

店内から味噌の桶を眺められます

 

八丁蔵通りを散策

八丁味噌カクキューと聞いて知っている方もいらっしゃるかと思いますが、NHKの連続テレビ小説「純情きらり(2006年)」の舞台にもなっています。カクキューの裏路地の「八丁蔵通り」は撮影の舞台にもなっており、ヒロインの宮崎あおいさんの手形が置いてあります。

 

f:id:pisukechin:20200224092900j:plain

八丁蔵通り

 

f:id:pisukechin:20200224092909j:plain

純情きらり 宮崎あおいさんの手形

 

愛知環状鉄道「中岡崎」からカクキューに向かう通り周辺には、純情きらりに出演した俳優の手形がたくさんあるので、散策しつつ探してみるのも楽しいかと思います。

 

f:id:pisukechin:20200224092851j:plain

愛知環状鉄道「中岡崎」駅前にて

 

まとめ

八丁味噌を伝統製法で今も製造する、岡崎「八丁味噌カクキュー」を紹介しました。

 

気軽に工場見学ができ、八丁味噌の歴史や味噌づくりのこと、実物の味噌桶をみることができ、より味噌について知識を深める良い機会になりました。フードコートでは八丁味噌づくしのグルメも堪能でき、充実した味噌三昧の時間を過ごすことができました。

 

目で見て味わって八丁味噌を知る!

家康さんで有名な岡崎を旅する際は、ぜひ、カクキューにも寄ってみてください。おすすめですよ!

 

f:id:pisukechin:20200224092801j:plain

工場見学後の試飲&試食の嬉しいサービスもあります!