車中泊を始めて1年が経ち、車中泊マットを思い切って変えてみました。
今まではオンリースタイル製の車中泊専用マットを使っていましたが、普通の敷布団へチェンジしました。
なぜ専用マットからシンプルな敷布団に変更したのか、理由も説明しながら紹介したいと思います。
車中泊専用マットを変えた経緯
マットを変えた経緯ですが、今まで使っていた車中泊マット自体に不満があって変えたわけではありません。自分なりのシートアレンジや軽自動車特有の室内の狭さで快適さを求める中で、専用マットが方向性と合わなくなってきたためです。
使っていた専用マットですが、また方向性が変われば復活することもあります。快眠性に関しては文句などなく、キャンプでのベッドとして使っていこうと思っています。
今まで使っていた車中泊専用マットについて
オンリースタイルから販売されている車中泊専用マットになります。バルブを開けると自然に膨らみ、厚みが最大10cmほどになります。車の座席特有の段差が気にならなくなる厚みで、より快眠に導いてくれる優れたアイテムです。
ウェイクでは標準のシートアレンジである、助手席の背もたれを内側に倒し、後部座席を足元に収納し、フラットにした上にマットを置いて寝ていました。
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標準のシートアレンジへの不満と改善
しばらくはこの方法で寝ていたのですが、厚みがあっても、前後シートの繋ぎ目の湾曲や樹脂剥き出し面など、だんだん気になるようになりました。
「もっと快眠を!」の欲は高まるばかりで、標準シートアレンジでは満足ができず、標準にはない、加工を伴ったシートアレンジパターンを作ってしまいました。
前後シートの背もたれを完全に後ろに倒した完全フラットの「スーパーフラットモード(自称)」の解禁です。
すべて座席面側になることでクッション性がよくなりました。
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車中泊マットの設置に無理が生じる
スーパーフラットモードにより、メリットだけでなく、デメリットもあります。それは、座面位置が少し高くなる傾向があります。後部座席の足元格納でなくなったため、その分高くなっています。
頭を進行方向に向けて寝ていますが、足元に置いた荷物ラックとの隙間も狭くなり、また、マットから天井までの室内高も狭くなったと感じるぐらいです。ただでさえ限られたスペースのため、専用マットの配置が難しく感じてきました。
車中泊専用のマットを使用した理由は段差やクッション性の改善のためで、スーパーフラットモードにより改善された現状を鑑みると、専用マットに拘る必要がないのではと思うようになりました。
「よし!思い切って専用マットは諦めて、敷布団タイプに乗り換えてみよう」の方向へ舵を切ることに決めました。
敷布団タイプに変えてシンプル快適化へ
敷布団ですが、一般的なものであれば、ホームセンターなどで色々と探すことができます。その中で、こんな製品を見つけてしまいました。
省スペース敷布団(コーナン)
・車中泊に
・トラックでの仮眠にも
みつけた瞬間に衝動買いです。実際に設置してみましたので紹介したいと思います。
製品紹介
サイズ:幅55、長さ210、厚み5(cm)
重さ:約2.1kg
材質:ポリエステル
中綿に防ダニに強い素材が使われており、また手洗い可能な敷布団です。見た目と触った感じは普通の敷布団といった感じです。4つに折りたためますが、サイズはそれなりにありますので、軽自動車では置き場に少し悩むかもしれません。


ウェイクに設置
敷布団を広げて助手席側に敷いてみました。限られたスペースでも無理なく敷くことができ、座席と敷布団のおかげでクッション性はばっちりです。


頭の高さを調整
スーパーフラットモードと段差クッションのおかげでほぼフラット状態ですが、実際に寝てみると、頭の高さが気になりました。助手席側に下がり気味で、頭に血が上り、快眠に支障が出そうです。
そこで助手席下の収納スペースに外して行き場を失ったヘッドレストを入れて高さ調整することにしました。方法は簡単で、ヘッドレストを入れて、座面を戻すだけです。頭の位置が上がり、寝ていても違和感が無くなります。




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まとめ
スーパーフラットモードにしてから、車中泊専用マットでいろいろと試行錯誤していましたが、諦めて敷布団にかえるというシンプルな方向に切り替えました。
敷布団なので、すぐに折りたたむことができるため、普段は助手席も使用できるようにし、車中泊の際に設置するといったことが簡単にすばやくできます。これは車を普段使いするうえでも、大きなメリットかと思います。
また、運転席側もフルフラットにできるため、同じ敷布団を2つ並べれば夫婦での車中泊も難なくこなせます。幅が55cmのため、2つ並べると少し大きいぐらいですが、無理なく軽自動車内でも設置できます。
耐久性などどれくらいあるかはこれから使って検証していきたいと思います。値段は一般的な敷布団とさほど変わらないため、消耗品として使っても問題ないかと思います。
これからも快適車中泊空間の実現のため、いろいろとトライしていきたいと思います。