群馬県嬬恋村の浅間山の麓に、噴火でできた溶岩が広がる「鬼押出し園」とよばれる観光地があります。今から200年以上前の江戸時代の浅間山大噴火により噴き出た溶岩が麓に広がり、今の鬼押出し園になっています。
園内には浅間山観音堂があり、昭和33年に噴火した際の犠牲者の冥福を祈り建立されています。今回、観音堂までの園内の様子をお届けしていきたいと思います。
鬼押出し園のアクセス
車で行く場合は、上信越自動車道・碓氷軽井沢ICから北上すること30kmの山の中に鬼押出し園があります。鬼押ハイウェー(有料)を通るのを避けるのであれば、カーナビで一般優先を選択すれば通らずに行くことも可能です。
近くまで行くと、「鬼押出し園」と書かれた茶色の建物があるので迷うことはないかと思います。駐車場はたくさんあるため(750台)、駐車で困ることはないかと思います。
入場料
営業時間は8:00~17:00(最終入園16:30)で通年営業です。
大人は650円、子供(小学生)は450円になります。各種割引もあり、インターネット割引(-50円)、団体割引、JAF割引(-100円)などありますので、行く際は必ずチェックしましょう。
園内マップ
駐車場から受付まで行き、中に入り、道路の上の橋を渡ると、さきほど見えた茶色の建物があります。この建物ですがレストランになっています。建物の裏にはトイレがありますので、園内に入る前に済ませておきましょう。
園内のほぼ中央に「浅間山観音堂」があります。昭和33年の噴火の際に犠牲になった人々を供養するため建立されたそうです。観音堂を中心に色々なルートがありますが、今回は門から観音堂までを紹介していきたいと思います。
門をくぐり、いざ園内へ!
園内の入り口には惣門・二天尊像とよばれる大きな門があります。これをくぐると鬼押出しの園内になります。
園内に入ると、あたり一面に広がる溶岩の織り成す圧巻の景色が広がっています。比較的新しい溶岩で、植物や木々にあまり覆われていないため、むき出しの溶岩の様子を観察することができます。
最後の右の写真がお気に入りです。岩の上に一本の木が生えており、ゲームやアニメの場面に出てきそうです。木の近くに行った勇者が落雷を受け、神のお告げを受けたみたいな感じです。。分かりにくくて毎度スイマセン。。
浅間山観音堂
溶岩の中の道を登っていくと、園内の中心に浅間山観音堂があります。近くの大きな岩になにやら光るものがあり、みてみるとお金が挟まっていました。観光客がお金を挟み込んでいったのでしょうか。ここ以外でも色々な場所でよく見る光景になっています。
観音堂から浅間山を望めるスポットがありますが、本日は天気に恵まれず、雲に隠れてみることができませんでした。天気が晴れていると、鬼押出し園のホームページにあるように、美しい浅間山が望めます。
<出典:鬼押出し園ホームページより>
まとめ
群馬県嬬恋村 浅間山の麓にある鬼押出し園について紹介しました。火山の噴火で噴き出た溶岩が一面に広がり、圧巻の景色でした。あいにく天気が悪く、浅間山の全景をみることができなかったのが残念です。
溶岩の広がった景色がみられる観光地は珍しいかと思います。軽井沢や草津など旅行した際は、ぜひ、鬼押出し園に寄ってみることをお勧めします。
最後ですが、入り口に「スギちゃん」の写真とサイン色紙が飾ってありました。
「ワイルドだろぉ!!」、、本当にそう思う鬼押出し園でした。