ウェイクで行く車中泊の旅

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夫婦二人でも快適車中泊の旅!スーパーフラットモードって何!?

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ウェイクのシートアレンジは豊富で、通常含めて6種類のアレンジが可能です。座席をたたむ、倒すを駆使すれば、車中泊可能なフラットな状態を作ることができます。しかし、完全なフラット状態とは言えず、座席の形状によって凹凸があります

 

この凹凸が車中泊するときにかなり気になり、厚めのマットや座布団、マットを敷き詰めて何とか気にならないレベルにすることはできます。一人だけなら良いですが、夫婦二人で車中泊する場合は、それなりのマットの量になり大変です。

 

そこで今回、夫婦二人でも快適に車中泊できる、メーカーホームページに紹介されていない、「スーパーフラットモード」を導入しましたので紹介したいと思います。

 ※スーパーフラットモードは自分が命名しました。

 

いきなりですが、完成形をまずお見せします。ご覧の通り、全席完全フラット状態です。通常のシートアレンジの問題点とスーパーフラットモードの作り方を順を追って説明していきたいと思います。

 

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スーパーフラットモード!!

 

ウェイクでの通常のフラットモードの問題点

夫婦二人で車中泊で使用するシートアレンジとしては、「フルフラットモード」、もしくは「ロングソファーモード」が用意されています。

 

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フルフラットモード

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ロングソファーモード
出典:ダイハツ公式HP

 

荷室にラックを組んだり、身長が高かったりするとロングソファーモードを選べず、フルフラットモードのみの選択になります。

 

しかし、実際に座席をアレンジしてみると、倒した後部座席と助手席の間が「八の字」になっており、寝てみるとちょうど腰のあたりが盛り上がり、快適に眠れません。クッションなどを敷き詰めて多少は改善されますが、気にならないレベルにするには大変です。

 

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助手席と後部座席の繋ぎ目で八の字状態・・・

 

 

「ロングソファーモード」であれば座席クッション面が上側になるのと、助手席と後部座席に段差がある程度調整し小さくできます。しかし前述の通り、後部座席が後ろに倒せないため、足を伸ばして眠れません。

 

 

「なんで後部座席が後ろいっぱいに倒れないんだろう?」、「倒す方法はないのか?」と探していたところ、、、

 

 ありました!!!

 

シートの加工が必要ですが、後部座席を完全に後ろに倒せる方法がありました。

 

 スーパーフラットモードについて

このシートアレンジですが、ウェイク乗りの間では有名で、ネット上でも方法が公開されています。簡単なシート加工で、後ろいっぱいまで座席が倒せるようになります。

 

まずは、「スーパーフルフラットモード」の完成写真です!

 

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スーパーフラットモード

 

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助手席と後部座席の繋ぎ目もほぼフラット状態

 

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助手席と後部座席の繋ぎ目(真横から)

 

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後部座席が背面一杯まで倒せます!

 

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運転席と助手席の位置

 

ご覧の通り、後部座席が完全に後ろに倒せることで、座席クッション面を上側にした完全フラットになっているのが分かるかと思います。このシートアレンジであれば、夫婦二人で快適な車中泊ができそうです。

 

スーパーフラットモードの作り方

 それでは、シートの加工方法を紹介します。まずは決まり文句になりますが、、

 

本ブログで紹介した方法でシート加工する際は、自己責任でお願いします

加工して何かあっても自分でなんとかする!という方のみ参考にしてみてください。

 

<加工方法>

 

①シートのリクライニング部カバーを取り外す

プラスネジを取ると簡単にカバーが外れます。

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カバーを外すとリクライニングの金具部分があります。写真ではシートを前に完全に倒した状態です。シートを起こすとストッパ金具(赤色枠の金具)が橙色の矢印の方に動き、青色枠の金具の所で止まります。この位置がリクライニング位置の限界になります。

この「ストッパ金具」をなくすことで、更にシートが後ろに倒れるようになります。

 

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②ストッパ金具を削る

ストッパ金具を金のこ(金切りのこぎり)で切り落とします。金のこで切りやすい位置にストッパを移動させてから作業します。金のこの種類や作業方法によっては簡単に切れるかもしれませんが、やってみたら意外と大変でした。1箇所10分ぐらい切り続けてやっと取れました。。。

 

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ストッパ金具を金のこで切り落とす!

 

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何とか取れました・・・

 

③カバーを戻す

外したカバーを取り付けて完成です。

 

実際にリクライニングレバーを引いて倒してみると後ろいっぱいまで倒すことができます。加工しても以前と変わらずシート位置は固定できます。ただし、勢いよく倒して後ろのハッチバックに頭をぶつけないように注意してください。

 

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ここまで倒せます!

 

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いつも通りの位置でリクライニング固定できます

 

実際に座席をセットした位置で背もたれを倒してみると、荷室のでっぱりの位置までが限界になります。少し、後部座席は斜め気味ではありますが、ほぼフラットと言って問題ないでしょう。

 

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後部座席の倒せる、限界の位置はここまで

 

 

まとめ

後部座席のリクライニング部分を加工することで、「スーパーフラットモード」が完成しました。体に触れる部分が全面シートクッション側になり、更に段差が改善されたことで、より車中泊に適したシートアレンジが実現できました。

 

しかし、まだまだ気になる段差があります。写真の赤色で囲まれた部分で、シートの背もたれと座面の境目です。

 

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背もたれと座面の段差が気になる。。。

 

この段差の解決方法ですが、すでに手は打ってあります。

内容については次回のブログで紹介したいと思います。

 

本ブログで紹介した方法でシート加工する際は、自己責任でお願いします。