今年も寒い冬が終わり暖かい季節がやってきました。夜の冷え込みも穏やかになってきましたので、車中泊の旅を始めることにしました。新元号が発表され平成最後の車中泊の旅になりそうです。
今回の車中泊は2泊3日です。愛知県 伊良湖から出発し、カーフェリーに乗船し三重県 鳥羽へ渡ります。鳥羽、志摩の観光地をいくつか回り、松阪の道の駅「飯高駅」で車中泊します。
2日目は紀伊半島を南下し、那智勝浦で車中泊します。3日目は串本 潮岬から白浜を巡る旅になります。
まずは1日目の前半の旅をお届けします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
春の訪れを感じる ~伊良湖
旅の始まりは伊良湖岬からです。渥美半島を海岸線沿いに走ると、あたり一面、菜の花畑が現れます。黄色の花々を眺めていると春の訪れを感じざるを得ません。ウェイクを菜の花畑の横に停め、写真を撮りました。天気にも恵まれ、3日間は雨の心配もないということで、より一層、楽しい車中泊の旅になりそうです。
菜の花畑を通り過ぎ、中部電力 発電所の方へ海岸線沿いに向かうと、途中に風力発電の風車があります。青い空に大きな風車はとても迫力があります。近くを通ったらぜひ寄りたい写真撮影スポットです。
写真)左:菜の花畑 右:風車
カーフェリーに乗船 鳥羽に向け海を渡る
伊良湖岬近くの道の駅「伊良湖クリスタルポルト」に併設された「伊勢湾フェリー」乗船所からカーフェリーへ乗船します。1時間強間隔で航行しており、少し時間があったため、恋路ヶ浜へ立ち寄りました。
駐車場に車を停め砂浜、もしくは遊歩道を歩いていくと岬の先端に「伊良湖岬灯台」があり、観光スポットになっています。恋路ヶ浜にはデートスポットとしても有名です。駐車場の周辺には食事処があり、伊良湖名物の大アサリを楽しむことができます。
道の駅に戻り、カーフェリーに乗船手続きを済ませ、時間になったら車ごとフェリーに乗船し海を渡り鳥羽へ向かいます。カーフェリーについての詳細記事は下記をご覧ください。
写真)左:伊勢湾フェリー 右:フェリー内に無事駐車完了
鳥羽まで約55分かかるため、乗船中は船内を散策したり、外に出て景色を楽しみました。潮風を感じながら、離れていく伊良湖岬 灯台、偶然出会う貨物船、青い空、海を見ているだけで日頃のストレスが解放されていく気分です。
写真)左:伊良湖岬 灯台 右:貨物船と遭遇
写真)鳥羽に到着
二見興玉神社(夫婦岩)
鳥羽へ到着し最初の目的地「二見興玉神社 夫婦岩」へ向かいます。15分ほど走ると看板が出てきますが、駐車場が少なくすぐ埋まってしまうため、お土産屋さんの駐車場を利用してもよいかと思います(何か買い物をするとよいかと)。
平日の昼前でしたがすでに駐車場は満車でしたが、運よく1台出ていったため、すぐに停めることができました。本当にラッキーでした。
車を降り二見興玉神社へ向かいます。鳥居をくぐり海沿いを歩いていくと神社があります。手水舎の水の中に緑色のカエルの置物があり、「満願蛙」と呼ばれています。願い事をしながら水をかけると良いことがあるかもしれません。
写真)左:海沿いの参道 右:手水舎
手水舎で身を清め、興玉神社で旅の無事を祈りました。
神社から更に奥へ歩いていくと、夫婦岩が現れます。大きな岩と小さな岩が夫婦を表しています。2つの岩の間にも縄がかけられており、定期的にかけなおしているそうです。
写真)左:鳥居と夫婦岩 右:夫婦岩
昼食はエビフライで有名な「漣」へ
二見興玉神社、夫婦岩を参拝し、お昼を過ぎ13時ぐらいになりお腹も減ってきたため、エビフライで有名な「漣」さんへ向かうことにしました。
エビフライですがあまり好物ではなかったのですが、おいしくて有名ということで行ってみることにしました。お昼を過ぎていましたが、待っているお客さんがいて人気の高さがうかがえました。
今回注文したメニューは「海老フライ定食(税込2,484円)」です。
海老フライですが海老を広げた状態であげられており、食べやすいように初めから切って提供するサービスもあります。自分は切らずにそのままでお願いしました。定食のご飯とタルタルソースはお替り自由です。
食べてみた感想ですが、エビ独特の臭みがなく、プリプリしたエビの触感、サクッとあがった衣、濃厚なタルタルソースにより、エビが苦手な自分でも美味しくいただけました。エビフライが美味しいと感じたのは久しぶりかもしれません。
量ですが海老フライが大きく、かなり食べ応えがあります。ご飯をお替りしましたが、おなか一杯でなんとか食べきったという感じです。
海老の大きさ、ボリューム、味などを考えると、多少値段はかかりますが十分満足できるかと思います。お勧めです。ちなみに、「PayPay(キャッシュレス決済)」が使えました。
写真)左:海老フライ定食 右:漣 鳥羽店
1日目 前編はここまで
午後からはパールロードを走り、英虞湾をみて、松阪へ向かい、車中泊場所の道の駅「飯高駅」へ向かいます。その様子も後編にてブログに書こうと思います。続く。。。