車内での仮眠などで気になる外からの他人の視線を遮断してくれる、「シャットカーテン」という製品を試してみましたので記事にしたいと思います。
その名も「シャットカーテン前席用(BONFORMより発売)」
どんな製品?
汎用タイプのカーテンで、1BOXカー、ミニバン、セダン、軽自動車など、パッケージに記載されている代表車種で使用することができます。
前席用と後部座席用の2種類があり、今回紹介する商品は前席用です。中身は、フロント、運転席側、助手席側の3枚のカーテン、クリップ、収納袋 になります。
取り付け方法(クリップ取付け)
まずはカーテンを吊り下げるためのクリップを車両の「Aピラー」、「Bピラー」に固定します。ここでAピラーはフロントガラスの両サイド、Bピラーは運転席、および助手席の横の柱を指します。
付属のクリップをAピラーの樹脂パネルに挟み込みます。
障害物もなく簡単に嵌め込むことができます。傷が付きにくいクリップになっているようですが、気になる方はテープを貼り、その上に嵌めればよいかと思います。運転席、助手席側の両方に取り付けます。
次に、Bピラーへのクリップ取付けです。こちらは取り付けに少し苦労します。クリップを嵌める上あたりに天井の段差があり、そのままでは取り付けできません。
そこで、Bピラーの樹脂パネルを浮かして取り付けます。Bピラー周りのウェザーストリップ(ドアとボデー間の黒いゴムのような部品)を外します。軽く引っ張れば外れます。上の写真のように樹脂パネルを浮かせる範囲だけでOKです。
樹脂パネルはボデーにクリップで留まっており、パネルの両側に指を入れて、ちょっとずつ引くと外れます。引っ張りすぎないように注意しましょう。外れたら浮いたところからクリップを嵌めて、元に戻せば完成です。
カーテン吊り下げ
クリップが付いたら次はカーテンを吊り下げていきます。カーテンは3枚あり、フロント側、運転席側、助手席側になります。それぞれに判別用のタグが付いていますので、間違えることはないかと思います。
カーテン吊り下げですが、取説に書かれた方法ではなく、少しアレンジしています。汎用品のため、全車種問題なく対応は難しく、車によって工夫が必要になっています。ウェイクも例外ではなく、多少の工夫が必要です。
フロント用のカーテンはサンバイザーのクリップに紐を通すのですが、サイズが合っていないため断念しました。そこで、サンバイザーを起こし、カーテンをガラスとの間で押さえるようにしました。
さらに、カーテンが垂れ下がらないように、運転席、助手席の頭上にあるグリップに紐を結びます。長さはギリギリで多少突っ張った感じはありますが、問題ありません。
運転席、助手席側のカーテンは先ほどピラーに取り付けたクリップに吊り下げます。写真のように紐を固定する部品で引っ張り上げます。
取付完了
以上でカーテン取り付け完了です。カーテン取り付けだけであれば5分ぐらいで簡単にできました。長さもちょうどよく、大きな隙間もなく、外からの視線をシャットアウトしてくれそうです。
しかし、写真を見てお気づきかと思いますが、外の景色がそこそこ見えているということは、夜に明るい車内で使用していると中の様子が多少分かるのでは、と思ってしまいます。
今回は取り付けだけで実際に夜の車中泊では使用していませんので、その様子も分かり次第、紹介したいと思います。
外が明るい時に使う分には車内の様子はほとんど見えず、まさにシャットカーテンといった感じです。夏場などはカーテンをしておけば、車内が熱くならずに済み、冷房効果も期待できそうです。
車中泊では、サンシェードと今回のカーテンを使い分けて行きたいと思います。