エンジンをOFFした車内でも、パソコンなどの電子機器を使用したい!ということで、ポータブル電源を導入してみました。
購入したポータブル電源は、「suaoki S270」です。小型で1.3kgほどの軽さですが、AC/DC両方使用可能で、容量も40500mAh/150Whあります。小規模な車中泊では十分な機能、仕様です。また車中泊以外でも活躍してくれそうです。
今回はこのポータブル電源を紹介したいと思います。
コンパクトで機能充実
外観は四角いボデーに、四隅に落下時に本体へのダメージを低減するための赤いガード、および取っ手が付いています。手を広げた大きさに近く、非常にコンパクトで重さも1.3kgということで、持っていても苦になりません。
4つの面にはそれぞれ各種差込口があります。
バッテリ上面には、電源ON/OFFスイッチとバッテリ残量表示のLEDがあります。使用する際はこの電源スイッチをONします。バッテリ残量も同時に点灯し5段階で分かるようになっています。
出力インターフェイスが充実
USB出力端子は、急速充電規格QC3.0に対応したUSBが1箇所、通常のUSB端子(5V、2.1A)が3箇所あります。スマホなどを充電する際はこの端子を使用します。
パソコンなどのACプラグ機器も使用できます。差込口が2箇所あります。3端子タイプのプラグも使用できます。電圧は110V/60Hz 100Wになります。電気(W)を多く使用する機器は使用時は注意が必要です(安全保護機能はついています)。
反対側です。こちらにはDC出力端子が4つあります。12Vで合計120Wになります。12V機器(車載用の電子機器はこれに該当)は配線があれば直接接続することができます。
色々な場面で便利なライト機能付き
このポータブル電源ですが、ライトも付いています。常時点灯とストロボを切り替えることができます。持ち運びし易いといっても普通の懐中電灯のようには使えないため、あくまで非常時に使用するかたちになります。このライトがついていることからも、色々な場面で役立つように製品設計されています。
充電方法
ライトの上にある端子は充電ケーブルを差し込む端子になります。付属のACアダプタ、もしくはアクセサリソケット用のプラグより充電できます。
付属品です。車中泊出発前に家でACアダプタで充電し、バッテリが無くなってきたら車のアクセサリソケットから充電するという使い方になります。別売りのソーラーパネルから充電するためのケーブルも付属しています。
これ1台でDC、AC、ライトなど、機能は充実しています。
パソコンをつないでみました
実際にACコンセントにパソコンをつなげて動作確認してみます。
使用するときは電源スイッチをONします。ONすると写真のようにLEDが点灯します。点灯した数で充電状態が分かります。5段階(10個すべて)付いていれば満タンです。
ACプラグを挿すのはこの端子です。
それではパソコンのACプラグを挿して出力をONしてみます。コンセントの上のスイッチを押すとAC出力ONです。スイッチのすぐ下のLEDが青色に点灯したらOKです。
パソコンも問題なく起動しました。写真のように、AC電源供給中含め電源使用中は、バッテリ残量表示とAC電源ONのLEDが点灯します。使用中は常時点灯しているため、夜、特に就寝中にスマホなど充電しているときは、このLEDが気になるかもしれません。気になる時はLED表示にテープを貼るか、タオルなどをのせておけば大丈夫でしょう。
念のため、パソコンでのAC接続状態を確認します。問題なく、AC接続&充電中が表示されています。
まとめ
ポータブル電源導入により、車内で使用できる電子機器が増え、色々とできることが増えたかと思います。秘密基地快適計画もまた一歩、前進しました。
車中泊で3回ほど使用しましたが、「電源がいつでもある(確保できている)」という安心感は、旅をする上ではなくてはならないことと感じています。もう1台予備で欲しいぐらいです。
◆S270の上位機種はこちら