ウェイクで行く車中泊の旅

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また行きたくなる「湯ノ口温泉」の魅力とは(三重県 熊野市)

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三重県 熊野市の山中に昔から地域住民に親しまれた湯治場「湯ノ口温泉」があります。この地域は鉱山で栄えた時代があり、当時の鉱山へ向かうためのトロッコ列車が現在も観光用として使用されています。

 

今回は昨年(平成30年)に完成した道の駅「九郎兵衛の里」から湯ノ口温泉へ向かいます。

湯ノ口温泉の魅力

トロッコ列車に乗って非日常を楽しむ

・1日楽しめる温泉手形 「熊野湯めぐり手形」がお得

・豊富な源泉かけ流しで体の芯までポッカポカ

・バンガローで長期間滞在も可能

道の駅「九郎兵衛」から湯ノ口温泉へ

紀伊半島の南に位置する熊野市は世界遺産「熊野古道」で有名で多くの観光客が訪れます。有料道路も年々整備され、熊野市までは比較的スムーズに来ることが可能になりました。

 

海沿いの道を南下し、国道42号→311号で山の方へ走るとスタート地点でもある道の駅「九郎兵衛の里」に到着します。平成30年にオープンしたてのとても綺麗な道の駅です。熊野地鶏を使った親子丼やラーメンを楽しむことができます。

 

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道の駅「九郎兵衛の里」出入口看板

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道の駅「九郎兵衛」

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施設入り口で鹿の剥製がお出迎え

 

この地域は昔、鉱山で栄えており、道の駅の隣には鉱山資料館があります。時間があればぜひ立ち寄ってみてください。道の駅から山の中腹に鉱山跡を見ることができます。

 

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紀州鉱山選鉱場 跡地

早速、道の駅から湯ノ口温泉へと向かいます。ルートはこんな感じです。

 ※トロッコ列車の駅を目的地にしています。直接温泉に向かう場合は、更に道なりに先へ進みます。

 

 

トロッコ列車に乗る

湯ノ口温泉へ行く方法は2通りあります。

 

 ①トロッコ列車に乗っていく 

 ②車で直接向かう

 

直接向かう道は少し狭いですが十分対向車とすれ違うことはできます。運転に慣れていない方でも大丈夫でしょう(地元の車優先でお願いします)。

 

今回は「非日常を楽しみたい」、「昔の鉱山での生活の一部でも味わいたい」ということで、トロッコ列車で温泉へ向かうことにします。トロッコ列車の駅(乗り場)は、先程の地図にもあるホテル「清流荘」の少し先にあります。看板があるので迷うことはないかと思います。

 

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トロッコ列車 駅入り口

 

駐車場から駅までは歩いてすぐの場所になります。

 

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トロッコ列車の駅(駐車場完備)

 

トロッコ列車に乗るには切符が必要で、往復 大人540円ですが、ここでお勧めなのが、「熊野湯めぐり手形」です。値段は1,080円になりますが、1日中施設使い放題です。

 

 ・トロッコ列車 乗り放題!

 ・湯ノ口温泉 入り放題!

 ・清流荘の温泉も 入り放題! 

 

温泉も大人540円かかりますので、十分元がとれるのでぜひお勧めします。駅、もしくは清流荘で購入可能です。

 

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熊野湯めぐり手形(1,080円)

手形も購入し、いざ、トロッコ列車に乗ります。出発までの時間を利用し、トロッコ列車をバックに写真撮影は如何でしょうか。従業員(運転手)の方はどなたも気さくな方ばかりで、写真撮影やシャッターも押してくれます。観光で来られた方に楽しんでもらおうという思いが伝わってきます。

 

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トロッコ列車

 

発車の時間になりましたので、トロッコに乗り込みます。トロッコは当時と同じもので、当時の作業者を効率よく多く運べるように、コンパクトなサイズになっています。

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トロッコ列車の車窓から

 

それでは湯ノ口温泉に向け出発です。「ガタゴト、ガタコト・・・・・」。所要時間は片道10分ぐらいで、目的地の湯ノ口温泉に到着します。

 

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湯ノ口温泉に到着

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湯ノ口温泉の看板

 

湯ノ口温泉で疲れを癒す

駅から案内看板を確認し湯ノ口温泉の施設へ向かいます。駅のちょうど反対側まで歩いていきます。

 

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湯ノ口温泉 案内看板

 

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湯ノ口温泉 施設に到着

 

温泉施設に入り先程の手形を見せれば入浴し放題です。

 

 

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出典:入鹿温泉ホテル清流荘 湯ノ口温泉ページ

 

玄関の前には休憩場所があり、右が女湯、左が男湯になります。貸切風呂もあります。売店では地元の特産品やお土産、カップラーメン、時間帯によってはお弁当も売っています。

 

お風呂は内湯と露天風呂があり、露天風呂、半身浴、寝湯、立湯など、色々と楽しむことができます。お湯は薄い赤褐色で湯の花も浮いており、源泉かけ流しで、湯温も熱すぎず快適にお湯に浸かることができます。温泉から上がると体がポカポカして心地よいです。

 

温泉に入る前には杖をついていた人が入浴後は杖を忘れることから「杖忘れの湯」と言われているそうです。

 

長期滞在も可能!バンガロー施設を活用

湯ノ口温泉では湯治場として長時間滞在できる施設があります。バンガロー、ロッジ、コテージの3種類があり、比較的利用しやすいのは、バンガローになります(1棟入浴付きで3名までは9,500円/日)。

 

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バンガロー棟

 

バンガローは温泉施設とともに平成27年にリニューアルされており、建物、室内はとてもきれいで快適です。トイレ、キッチン、洗濯機(室外)完備で、ロフトもあります。建物の前には庭もあり、長期滞在時の洗濯物を干したり、バーベキューもできます

 

バーベキューのコンロや炭、調理道具(包丁やまな板など)は有料ですべて貸してもらえます。炭やコンロの片付けもやってもらえますし、ゴミ捨て場も利用できるので、食材と食事トレー、箸などを持ってくるだけで、気軽にバーベキューを楽しむことができます。

 

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室内(和室6畳で庭付)

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キッチンも完備! 梯子はロフト用

 

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庭でバーベキューを楽しめます

清流荘で食事できます

温泉とトロッコ列車で1日遊んだ後はお腹も空いてくるかと思います。トロッコ列車に乗り戻ってくると、ホテル清流荘があります。ホテル内のレストランで食事ができます。地元の熊野地鶏の美味しい食事を楽しむことができます。

 

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ホテル清流荘 レストラン清蘭

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ラーメンもあります

 

まとめ

湯ノ口温泉、いかがでしたでしょうか?

 

トロッコ列車、温泉、バンガローなどたくさんの施設があり、日帰りでも宿泊でも十分楽しむことができます。値段もリーズナブルで、お子様のいる方はバーベキューもできる、自然も豊富、温泉にも入れるなど良いことばかりです。

 

温泉だけでなく、トロッコ列車やバンガローでの宿泊、バーベキューなど自然の中で楽しめるなど、湯治場を越えた楽しみ方ができる、というのが湯ノ口温泉の魅力と感じています。

(私自身も何度も訪れています)

 

自然の中で心を癒し、温泉で体を癒す、ぜひ、一度は訪れて、湯治場「湯ノ口温泉」の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。

 

施設情報

■トロッコ列車■

www.kankomie.or.jp

 

■湯ノ口温泉■

www.ztv.ne.jp